2歳5ヶ月の息子は卵アレルギーです。

ずっと今まで卵を完全除去していましたが、先週かかりつけのお医者さんから、一部解除の許可が出ました!


こんな日がくるとは、うれしい~(T ^ T)





8ヶ月のときに初めて小さじ一杯の炒り卵を食べ、全身に、蚊に刺されたようなぷくぷくしたじんましんが出ました。


息子は苦しさのせいかギャンギャン泣き叫び、初めは口の周りだけだったじんましんはどんどん広がってきて、怖くなって、焦って病院に電話しました。


朝の11:30で時間外になってしまうため、受診可能か確認するためです。


初め電話をかけた小児科では、専門の医者にかかった方がいいと断られました。


専門じゃないという理由で断られたことに驚きましたが、後日看護師の姉にそのことを話したら、そのお医者さんは賢明な判断だったとのことでした。


専門外に半端に手を出して命を危険に晒すより、専門医に任せた方がいいそうです。




初めのお医者さんに断られ、祈るような思いで、息子を産んだ総合病院へ電話をすると、時間外にもかかわらず診てくれるとのこと。


病院へ向かう間も息子は泣き続け、じんましんは全身へ広がってきていて、この後は呼吸困難になるのではと思うと怖くてたまりませんでした。


お医者さんや看護師さんが何人も息子を取り囲んで、酸素濃度を測ったり、点滴をバタバタ準備してくれているあいだ、私は息子に何かあったらどうしようと、身体の震えが止まりませんでした。


喉の内側にじんましんが出て気管が腫れ上がると、呼吸ができなくなる場合もあるそうです。


検査の結果呼吸器には影響はなく、二時間ほど点滴をして落ち着き、家へ帰ることができました。




血液検査の結果もやはり卵アレルギーの反応が出て、それからはお医者さんの指示で卵を食事から完全除去することになりました。


年齢があがると治る場合がほとんどなので、毎年誕生日近くに血液検査をして様子をみることになりました。


しかし1歳の検査でも、2歳の検査でも、相変わらず卵アレルギーの反応があり、むしろ悪化していると言われ、もうこのまま治らないかも…と落ち込みました。




ただ、2歳の検査結果はよくありませんでしたが、とってもありがたいこともありました。


かかりつけの総合病院にアレルギーの専門医が来ることなって、そののお医者さんにかかれることになったのです。


私の住んでいる市はそれなりに人口も多いのに、アレルギー専門医の資格を持っているのは、たった二人です。


そのたった二人しかいない専門医のうちの一人に診てもらえることになったんです。


そのお医者さんの指示で、経口免疫療法というのを受けることになりました。


毎日自宅で、少しずつ卵を食べて、身体を卵に慣らしていこうというものです。


初め検査で食べた時は5グラムでじんましんが出たので、自宅では1日2グラムから開始になりました。


1グラムずつ増やしていき、今は21グラム食べられるようになりました。


そして先週、とうとう卵除去が一部解除になったんです~!


うれしい~!(T ^ T)


生卵と、卵料理、マヨネーズ、アイスクリームはだめですが、つなぎとして入っている加熱されたものは大丈夫になりました!


前は除去していた、
ハム
ベーコン
ソーセージ
かまぼこやはんぺんなどの練り製品
パン
クッキーやケーキ
揚げ物
ハンバーグ
ラーメンなどの麺類
お好み焼きやタコ焼きなどの粉もの



ぜーんぶOKになりました!


やったー!本当にうれしい~!


今まで、基本私が焼いたパンやお菓子、自家製のものは卵抜きでなんとか作ってましたが、人からもらったものや、みんなと同じ誕生日ケーキを息子が食べられないのが残念でした。


これからは、みんなと同じ誕生日ケーキが食べられるー!

人からのプレゼントも食べられるー!

外食も、今までほど神経質にならなくてすむー!


この日は、初めてベーコンデビューしました(((o(*゚▽゚*)o)))


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初めて食べたベーコン、気に入ったようでモリモリ食べる息子の感想は…


「ウインナーだね」

…確かに味は似てるよね!( ̄◇ ̄;)

経口免疫療法は、まだまだ当分つづきます。

ずっとつづければ、そのうち卵本体も食べられるようになりそうです(*^_^*)