9月からポリオ(小児麻痺の)不活化ワクチンが開始されました。
今までリスクの高い生ワクチンしかなかったので、9月の開始を待っていた人もいると思います。
ニュースでは、開始直後は数が足りなくて順番待ちになるだろうし、また、待つ間に病気にかかってしまっては元も子もないので、期日が来たら、生ワクチンでも打つようにと話していましたが。
わが子の場合は、ちょうど9月の頭にポリオ接種の時期がやってきたので、だめもとで近所の小児科に行ってみました。
ここは自宅から徒歩5分くらいのところにある小さな病院なのですが、先生も2人いて、とても親切です。
待合室に子どもはほとんどいませんが、息子がぐずってもいやな顔をする人はいません。
病院のように静かな場所で泣き出されると、こちらとしてはひやひやするのですが、ここの患者さんはおおらかに受け入れてくれる感じです。
何ヶ月なの?とか、自分の孫の話とか、周りの人がよく話しかけてくれます。
近所の小児科をまわって3軒目ですが、やっといい病院にめぐりあえました。
最初の1軒は、受付の人とケンカするぎりぎりでどうにかこらえて通うのをやめ、2軒目は、スタッフの対応はいいけど、お医者さんが高圧的で質問しづらい感じ・・。
小児科の先生は休む間も無いほど多忙らしいので、多くを求めてはいけないかもしれないけど、長い付き合いになるから、できれば気持ちよく通えるところがいい。
ほかにいいところは無いかなぁ~っと思っているところに、この病院に通っている友達からいい評判を聞きました。
小さな、いかにも町医者って感じだけど、先生もスタッフもやさしいし、待ち時間も少ないよ、と。
ためしに検診で行ってみたらほんとにアットホームないい病院でした。
以来ここに通っています。
もちろん技術は大事だけど、最後は人で決まりますね。
ラッキーなことに、接種開始当日に行ったので、不活化ポリオを打つことができました。
今回は5本しか仕入れられなかったとのことで、数日後に行ったら、きっと打てなかっただろうな。
話は変わって、息子が初の風邪をひきました。
最近は3ヶ月で親から受け継いだ免疫が切れるといわれているので、7ヶ月までよくもった方かもしれませんが。
これからは風邪や病気を繰り返しながら、自分で免疫を獲得する時期に入ったようです。
風邪をひくのも大事なことだと分かっていても、涙を浮かべながら咳き込んでいるのをみると、つい代わってあげたいなぁ、なんて思ってしまいます。
出産2週間後くらいに、友人に「母性湧いてきた?」と聞かれたときは、「母性ってなんだろう・・・・」と真剣に考えてしまいましたが、これが母性さんかもしれません。