ぐんま百名山ブログを
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日本百名山、関東百名山で
ぐんま百名山の「赤城山」。
赤城山というピークは無く
最高峰の黒檜山をはじめ
駒ヶ岳、地蔵岳、長七郎山、
鈴ヶ岳、鍋割山、荒山など
多くの峰の総称が「赤城山」。
その赤城山系の中で
「鈴ヶ岳」の西麓エリアにある
マイナーピークの「矢筈山」、
「モロコシ山」、「子双山」を
縦走してきました。
(※登ったのは2024年5月中旬)
YAMAPにルート表示は無く
山頂もグレーピークですが、
地形図に破線ルートはあり、
他の方の登山記録も参考に。
今は営業してない
赤城キャンプ場からスタート。
このエリアは貴重な蝶、
愛称『赤城姫』、
ヒメギフチョウの生息地。
舗装林道を歩いて
登山口に向かいます。
ここは「鈴ヶ池」方面へ。
新緑のトンネル^^。
シダ類の多い斜面を
登って行きます。
地元の小学生が作った
ヒメギフチョウの保護看板。
思ったより登山道が
整備されています。
モロコシ山への道標と
ヤマツツジ。
あちこちにヤマツツジ。
新緑に映えるヤマツツジ^^。
左に行くと「モロコシ山」、
先に「矢筈山」に行くため
右のヤハズ山連絡道へ。
斜面をトラバースして
「矢筈山」方面へ。
この道標で尾根に出ます。
尾根を進めば山頂です。
赤城山系「矢筈山」の
山頂に到着(^O^)/。
読み方は「やはずやま」。
赤城山系「矢筈山」1,078m。
山頂からの眺望はありません。
「モロコシ山」を目指して
下ります。
意外と険しい岩場も。
モロコシ山の北面に
ヒメギフチョウ保護エリア?
卵を産み付けたり
幼虫の餌になる植物
ウスバサイシンが
鹿に食べられるの防ぐため?
赤城山のヒメギフチョウは
県指定の天然記念物。
地元紙の上毛新聞によると
ウスバサイシンが
鹿に食べられて減少したため、
絶滅の危機らしい・・。
ここを登れば山頂です。
山頂手前の道標、
標柱に「モロコシ山」の表示。
赤城山系「モロコシ山」の
山頂に到着(^O^)/。
赤城山系「モロコシ山」、
標高は1,183m。
山名の由来は何だろう?(笑)
ここも山頂からの眺望なし。
山頂付近にもヤマツツジ。
保護団体のHPによると、
GWにはヒメギフチョウの
観察会も開かれたようです。
ヤマツツジを見ながら
モロコシ山を下ります。
木の間から見えるピーク、
あれが「子双山」かな?
綺麗な三角錐!
「モロコシ山」と
「子双山」のコルに到着。
ここから子双山への登り返し、
見た目以上に急登です。
踏み跡は薄く、
登るルートも分かり難い・・。
僅かの花に癒されながら(笑)。
フデリンドウ、スミレ、
3枚目の黄色い花は??
ようやく傾斜が緩やかに。
なんとか急登を終わって
平坦な場所に到達・・。
倒木の下を潜って山頂へ。
山頂手前にあった
何となく存在感のある木(笑)。
赤城山系「子双山」の
山頂に到着(^O^)/。
赤城山系「子双山」1,316m。
読み方は「こふた」、「こぶた」?
こちらは「児双山」と
「コフタ山」の山名版・・。
山頂からの眺望は
木の間から僅かです。
東に下って行くと
クサタチバナの群生地かな?
まだ花は咲いてないけど。
登って来た急登に比べたら
こちらは天国(笑)。
広場のような場所に出ました。
遊歩道のような道を進みます。
ここで林道に出ます。
林道を左折して
「鈴ヶ岳」方面へ。
林道から見える「鈴ヶ岳」^^。
この先で
「鈴ヶ岳」南ルートに合流。
この合流点に祀られた、
清滝不動明王の石碑。
渋川市の公式HPによると、
石碑の下から
湧水が出ているらしい^^。
「鈴ヶ岳」南ルートを
キャンプ場方面に進みます。
「鈴ヶ岳」南ルートの
登山口に下山しました。
ここから林道を駐車場へ。
「鈴ヶ岳」西エリアの
マイナーピーク3座、
お手軽山歩きかと思ったけど
「子双山」は苦戦しました(笑)。
上毛かるたの読み札『す』、
『裾野は長し 赤城山』、
裾野の広い山域の中で
まだまだ知らない場所が多い。