ぐんま百名山ブログをご覧いただき
ありがとうございます。

群馬県嬬恋村と長野県高山村の
境界にある「毛無山」、
正確な標高は分かりませんが、
YAMAPの山頂表示は1,935m。
この日の目的は、
ぐんま百名山の「御飯岳」ですが、
途中にあるのが「毛無山」です。
(※登ったのは2023年7月下旬。)


登山口のある「毛無峠」には、

ちょっと有名なこの標識・・・。
グンマー帝国への国境です!
『群馬県』の文字が
だいぶ薄くなってきました(笑)。



毛無峠から見える「毛無山」、
毛無峠の標高は1,823mなので
山頂までの標高差は約120m。



振り返ると「破風岳」^^、
今回はこちらには登りません。 



「御飯岳」入口の道標、
毛無山の表示はありません。



毛無山の山麓にある古い鉄塔は、
旧小串硫黄鉱山の索道鉄塔です。



索道鉄塔を目指して登ります。



嬬恋村にあった旧小串鉱山は
国内で第2位の大きさの
硫黄鉱山だったらしい・・・・。
この索道は、群馬県嬬恋村から
毛無峠を越えて長野県高山村まで
物資や硫黄を運んでいたもの。



こちらは群馬県嬬恋村側、
奥の方に鉱山跡地が見えます。



青空と緑に映える錆びた鉄塔。
鉱山が閉山したのが1971年、
今から50年以上も前です。
索道鉄塔が建設されたのは、
昭和初期、1930年頃でしょうか?



鉄塔エリアを越えて
ザレ場を登って行きます。



車を停めた毛無峠を振り返ると
「破風岳」を背景に索道鉄塔、
見てると飽きない景色(^O^)/。



右に見えるのは
鉱山に続く九十九折の道、
左に見えるのが小串鉱山跡地。



ザレ場を過ぎて歩き易い稜線へ。
毛無峠の周辺に木がないのは、
伐採と硫黄精錬時に発生した
亜硫酸ガスの影響らしい・・・。



鉱山跡の奥に見える「浅間山」。



何度も振り返って、
同じような写真を撮ってしまう・・。



毛無峠から小串鉱山跡へ続く道、
ここは群馬県道112号線ですが、
関係者以外は通行止め。



小串硫黄鉱山跡をズーム^^。
最盛期には鉱山関係者や家族など
2,000人以上が暮らし
小中学校もあったとのこと・・。



山頂を目指して

見晴しの良い道を登ります。



こちらは長野県方面、
下に見えるのは長野県道112号線。



山頂直下のガレ場。
  


駐車場が小さくなりました(笑)。



ここまで登ると、
「土鍋山」の先に「四阿山」。



「毛無山」の山頂が見えてきました。



山頂付近に咲いていた花々、
オトギリソウ、イタドリ、
ハクサンオミナエシかな。
   


「毛無山」の山頂に到着(^O^)/。
標高は1,935mだと思います。



山頂には山名版は無く、
ケルンとポールがあるだけ(笑)。



毛無山の山頂から南東方面、
中央に「浅間隠山」、
その右には「鼻曲山」。



南方面には「浅間山」^^。



こちらは南西方面、
「土鍋山」と、奥に「四阿山」。



西方面には何度も振り返った
「破風岳」とその手前の毛無峠^^。



北西方面は長野県側、
そもそも「毛無山」の山頂も
群馬県と長野県の境界です。



北方面には、
「老ノ倉山」と「大平山」かな?



最後に、北北東方面に「御飯岳」^^。
「御飯岳」は『ぐんま百名山』、
『信州百名山』です。



この後、今回の目的地である
「御飯岳」に向かいました。
その様子は次回のブログで^^。

 

最後までご覧いただき
ありがとうございました。