静岡への道 ~ FaOI静岡旅行記1 | ほりきりのブログ

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鉄道の旅とスポーツが好きです

 土曜日の昼間は用事があって、日曜日の夜は勤務なので、BS放送は静岡も神戸も全部録画。インタビューもあるよね。あとでたっぷり見ます。楽しみ楽しみ。

 自分の目で見たアイスショーを全部書ききりましたので、テレビ見ての追加はまあいいかな。
 次は旅の話だ。こちらもじっくりいきます。



 北海道から海を越えて試合やショーを見に行くときはもれなく”遠征”になる。スケートだけでなく旅も楽しむのが信条である。
 いつもの旅は観光がメインで、どこに行った何を見たが中心になるのだが、今回は2泊3日のうちに2回のショーをぶっこんだのでスケートでいっぱいいっぱい。観光している暇はなかった。そこでどこに行った何を食べた、がメインになりそうである。いつもは食べ物は最後にまとめることが多かったけど、今回は食べることがそのまま道中記になりそうだ。
 
 今回はそもそも読売旅行社の企画したアイスショー観覧ツアーにのっかった旅で、東京から掛川、浜松の往復新幹線と、日曜日のショー後のホテル(浜松)が全部パッケージされていた。
 でも新千歳から朝いちで飛んで行っても、所定の8時過ぎの新幹線には間にあわないので、土曜日に東京前泊が必要になり、新幹線の駅の品川に宿を取っていた。夕方東京に着いても何をしたい目的もなく、おいしい夕食しかないんだろうなと思っていた。

 それが出来心で土曜日のショーのチケットを取ってしまって行程が大幅に変更になる。
 土曜日のフライトは早朝の8時台。11時の新幹線に乗って掛川、愛野と移動して2日目公演を満喫。その後静岡県内で1泊追加。これを大慌てで手配した。
 飛行機の時間を変更して、宿が東京から静岡に変わる。土曜日出発は変わらない。娘の仕事には支障は出ない。よし、完璧。
 やっぱ私、旅行会社で働くべきだったかね?

 それでは楽しい静岡の旅、出発進行~~



 6月25日土曜日。
 朝7時前の快速エアポートで札幌から新千歳へ。
 フライトはもちろんANA。私うっかりしててこの日の座席は翼の上。なんも見えねえ。これで学んで名古屋便はずっと後ろの座席にしたんだが。前がだめなら後ろがいいよね。
 朝ご飯は昨夜残りご飯で作ってきたパワーボールです。

 羽田から京急で品川へ。こだま号に乗るのは初めてだ。
 こだま入線します。

 わーい。白い新幹線だあ。(いつも緑のはやぶさに乗ってるんで)

 東海道新幹線なんて何十年ぶりだろう。


 11時の新幹線なのでお昼ご飯は車中。ここはもちろん駅弁だ。品川駅で購入。
 私は「品川名物」というふれこみに釣られて「貝づくし」
 娘はファーストインプレッションだと言って「三陸かきたれ焼きとバター醤油味食べ比べ弁当」(長い!)

 東京なのに三陸かき?まあ東京で全国の駅弁が集結するのは珍しいことではない。
 製造販売を見ると「吉田屋」なんと八戸の名店ではないか。名物八戸小唄など私もずいぶん食べたことがある。ここの弁当ならうまいわ、と太鼓判を押す。
 私の方のおかずとかきを1個トレードしてもらったが、とてもおいしかった。

 私の選んだ貝づくしは、びっしりのアサリがメインで、他にもいろんな貝、小柱もたくさん。ご飯も炊きこみご飯。煮物と厚焼き卵。大変おいしいお弁当だった。私貝大好きなんでうれしい。


 東京湾は昔からアサリの産地。子供の頃私が住んでいた千葉の沿岸部も特産地だったんだって。
 そしてこのパッケージの絵、おお北斎ではないか。神奈川沖波裏の絵にある小舟だね。風流だなあ。


 新幹線は1時間半ほどだから、弁当食べているうちにあっというまに進む。
 東海道新幹線での楽しみは富士山を見ることであったのに、こちらはとても良く晴れているのに、山の方は雲っているのかもやっているのか、まったく姿が見えない。うーん、残念。

 次にこの路線での私のミッションは富士川だ。
 川は大好きだし、鉄橋を渡ることも大好きだけど、特に富士川であることが重要。
 なんでって、源平合戦の古戦場ではないか。あの、水鳥の羽ばたく音に驚いて平家軍が大崩れになって撤退したっていう、恥ずかしいエピソードですよ。

 ここが!あの!富士川だ~

 維盛~、来たよ~
(アニメ平家見ていた人いますか?びわちゃんに一番やさしかった小松家の長男維盛くんが大将を務めたいくさです)


 富士山が見られないまま、掛川に到着。新幹線早いな。
 ここから在来線に乗って愛野まで移動するのだが、行先に迷わないようにちゃんと表示がしてある。

 大きなイベントや試合(スタジアムもある)があるたびに人がたくさん乗り換えるんだろうから、用意は慣れたものなのだろうな。


 愛野駅到着したのはもう13時に近くてそろそろ開場時刻。電子チケットとはいえ急がないといかん。
 タクシー乗り場には長蛇の列で、これに並んで待ってる間にエコパに着きそうだな、と覚悟を決めて歩きだす。
 ゆるい坂道でこのくらい大丈夫そうだと思っていたら、最後にすごい階段が。動く歩道もあったのでそちらへと思ってた、なんかある。
 すんごく小さな、観覧車の箱くらいしかないような、ケーブルカー。

 これ動いてんの?と思ったらちゃんと人が乗り込んでる。えー、これ乗れるんだ、乗りたーい。
 いや、動く歩道使えばすぐだから。わざわざこんなのに乗る距離じゃない。でも乗りたいの。乗り物という乗り物には乗りたいの。
(昔上野動物園の西園と東園をつなぐ子供のためのかわいいモノレールがあって、いい大人がそれに乗りたがって、連れに思いっきりバカにされて乗せてもらえなかったことがあった)

 よし乗るぞ。
 そしたら大きなガラス張りの箱の中はものすごく気温が上がってて、5、6人で乗っていたけどみんな暑い暑いと「地獄の箱だ~」と言っていた。
 私ひとりきゃーきゃー喜んで乗っていた。バカじゃん。だから乗り物バカなんだよ~ 

 みんなが歩いていく端を、山の上に向かって登るぞ~

 めざせエコパ~~


 飛行機乗って、新幹線乗って、最後は謎のケーブルカー。
 ああ楽しい。


 というわけで、エコパアリーナ到着です。
 朝の6時に家を出て、14時開演のアイスショーにちょうどいい感じに間に合いました。 
 さあアイスショーだ。


 幸せな梅雨の道中はまだまだ続く。