ほりきりのブログ

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鉄道の旅とスポーツが好きです

 フィギュアスケートの世界では、強化選手の発表があったり、選手の表彰があったり。
 そうか、シーズンの節目だな。昔はJFSのサイトがサバ落ちしたりしたなあ、と遠い目…


 女子の坂本花織選手の引退はほぼ1年前に発表されて、そのためのファンの気持ちの準備も着々とすすめられて、きちんとそのとおりに引退した。

 
 一方で今後の去就を気にしていた、

  ペアの三浦木原組は、先日引退を発表した。
 たぶん、早い段階からそのつもりはあったのだと思う。
 オリンピック後のSOIをすべて終えて、園遊会に参加する直前という、考えに考えられたタイミングであったのだなと理解した。
 そのくらい、私には納得のできる引退発表だった。

 だって木原選手の長い長い戦いを見てきたから。
 私はペアのカテゴリーそのものを力を入れて見てきたわけではない。だって日本ではNHK杯くらいしか放送そのものがないから。
 でもソチオリンピックから始まった団体戦のために、ペア競技強化のために、木原選手が男子からペアに転向したところから見ていた。
 団体戦のためでもあるけど、世界3位をとった高橋成美選手のパートナーが必要だった。(高トラでは世界選手権には出れてもオリンピックに出られない)
 すごいプレッシャーの中から始まったペア転向だったろうなあと思う。

 それから何度も怪我して挫折してパートナーを変えて。
(オリンピックのたびに女を変えるってネタにしてふざけてたのに、本人が芳子さんに「こんなに女の子変えていいんでしょうか」って言ったっていうのはシャレにならんかったのね。木原くんごめんね)
 りくちゃんと巡りあって。それからも2人とも怪我を乗り越えて。

 ほんっとーーーにがんばってきたもんね。
 これ以上なんて言えないよ。お疲れさまとしか言えないよね。


 りくりゅうが2029年の7月に初めて合わせたっていう事実に驚愕だった。だってそのたった4ヶ月後の2019年11月のNHK杯でこの目で見てきたから。(真駒内開催だったので現地)
 そのときのショートプログラムで初めて見たりくりゅうの印象が過去ブログに記されている。ちょっと引用。

 ペアは日本の三浦木原組が初お目見えだ。初の国際試合ですって、国内では披露したのか?
 初めて見るりくりゅう。いいんでないかい?なんか息ぴったりに見えるけど。ユニゾンばっちりだよ。組んですぐでこれって、期待していいのかな。期待しちゃうぞ。がんばれ。


 最初っからすごかったんだよ。期待してきてよかった。期待のはるか上だった。すばらしいね!
 奇しくも彼らのデビュー戦から見守ってこられたことは本当によかった。

 北京オリンピックがあって。その後世界情勢がいきなり変わってしまって。
 ロシア勢がいない、中国勢が若手が出てこない、そういう中で本当に世界のトップで、

  日本じゃない世界のペアを支え続けてきた4年間だった。
 集大成となるべきミラノオリンピックで報われて、本当によかった。


 りくりゅう、いや木原くんを長年見つめて応援してきたファンの皆さんは感慨無量だと思います。よかったですね。
 私は羽生さんばかりで、あとは男子を見守って、ペアはゆるくしか見てこられなかったけど(自分の熱量には限界があるので配分が必要)、ここまでの道のりとその成果を讃えるばかりです。
   木原くん、りくちゃん、

  すばらしい競技生活おめでとうございました。

  本当にお疲れさまでした。

  今後の活躍もお祈りしています。



 ということで、ペアで世界を制していたりくりゅうこと三浦木原組引退。
 女子では女王坂本花織選手引退。
 オリンピックのあとの恒例とはいえ、時代の節目を感じます。


 その一方、男子は若手が多いのでそういうのはないかな、と思っていたら、鍵山優真選手が来シーズンは休養すると今から発表している。

 わからないでもない。ここまでの4年間本当に大変だったろうなあと思ってる。連盟からの全面的な期待と支援でガッチガチに囲われていて、息苦しくならないかなあと心配してたもん。


 でも、怪我や病気で治療療養ならしかたないが、そうでなく休養した人で、特にシングルで完全なカムバックして人っているかなあ。
 ペアとかダンスにはいるのだけど。シングルは1年でも技術の推移が(あえて進化とは限定しない)すごくて、戻ってから対応するのに苦労してきた歴史があるような気がする。
 パトリックも真央ちゃんも本当のトップには戻れなかったと思う。あー、プルシェンコとキムヨナか。この人たちは特別なのかもしれんな。
 羽生さんが怪我しても病気してもそれで何ヶ月ブランクができても、絶対にシーズンスキップはしないで、一番重要な試合(オリンピックや世界選手権)には無理やり合わせて出場してきた。そういうことなんじゃないかな。

 ということで、優真の今後はちょっと心配してます。
 22歳って微妙かな。次のオリンピックは26歳になるからね。ジャンプを跳ばなきゃならない男子では、普通は難しくなるお年頃かもしれん。
 私は羽生さんが23歳で2連覇したらもう競技にはいないと思いこんでて、27歳で北京まで行ってくれると思ってなかったもん。ありがたい。(そして31歳でもプロの最前線でいまだに一番うまい。なんてありがたい)

 それで日本男子の今シーズンがどうなるかとかは私はまったく危惧してないぞ。
 佐藤駿がついに一番前に出てくるかもしれないし。ジュニア無双してきて年齢の基準を備えた中田璃士が満を持してシニアに上がってくるし。

 ただルール改悪があるかもしれんので、一番影響を受けそうな男子がどうなるかはまったく想像もつかない。
 


 
 オリンピックがある今シーズンは、珍しくかなり真剣にアマチュア競技を追っていました。
 でも時代が区切りを迎えて次へ向かうから。私もひと段落。
 ま、これからも、好きな選手だけ応援して、さらにゆるく競技をながめていくことになるでしょう。まあ、あまり可能性ないだろうけど、地元に来てくれたら現地もあるかも、な。

 私はプロフィギュアの最高峰を見ていかないと。
 長くフィギュアスケート見てたから、羽生結弦さんと出会えました。これからも追っかけて行きます。幸せです。
 

 4月22日は、羽生さんの2連覇おめでとうパレードの日です。

 私が忘れていても、ねこまさむねくんがちゃんと教えてくれるから。
 日付が変わって早々にツイートしてくれたのかしら。3時の見回りで起きあがったときに見つけたから。
 いつもありがとうね。(疲労回復を祈願してくれたりもしてたしね)


 今回は3月の羽生結弦と仙台市展で、

 パレードカーの前のプレートを見せてもらえた。


 実際現地では車の先頭なんか見てなかった。もう羽生さんを見るのと、写真を撮るのと、渡された日の丸を振るのと、手も振るのと、叫ぶので大忙しだったもんで。
 だからこうして改めて見せてもらえるのはありがたいです。

 このSEIMEIさまはモニュメントにもTシャツにも地下鉄1日乗車券にも共通のデザインかも。
 仙台市がこのプレートを残しておいてくれてた。この機会にこうして展示してくれてみんなが見られてよかった。

 

 あの日の、すごく暑かったことも、それを上回る熱気も、パレードがスタートしたときに吹いた風も、覚えているよ。
 無理して出かけてよかったなあ。一生の思い出だなあ。

 てことで今年もこれ、羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権の作品です。
 毎年出してるな。ま、いいよね。だってこれしか撮れなかった貴重なたった1枚だもん。
 仙台の街は新緑が萌えいずる季節だった。写真に撮ってもなんと眩しいことよ。

 

 
 青葉通りかおる早緑~~(実際は東二番丁通り)

 緑と光と風に輝いていたあの日の仙台でした。



 あのときは塩釜に泊まっていたこともあって(だって仙台市内でホテル取れなかったんだもん)、塩釜神社ですばらしい花見ができた。(天然記念物塩竃桜、満開でした)

 あれから8年。2026年4月。北海道にもようやく桜前線到達。
 うちの町はまだ一部しか咲いてなくて多くはまだつぼみだけど、先日札幌に出かけてきたらきれいに咲いていた。
 サッポロファクトリーと旧永山邸の間の公園です。
 
 雲一つない青空と、天へ向けて咲く桜。

 

 小さな神社(札幌神社別院だそうです)と桜。

 羽生さんの健康と次のショーの大成功を祈ります。


 

 北の桜をどうぞ。


 羽生さんがしっかり休めて、疲れがとれて、元気になりますように。 
 

 

 

 

 リアライブの第2部、来たるべきアイスストーリー4thの前日譚であるプリクエルについて。

 現地では氷上の羽生さんのパフォーマンスに集中してしまって、スクリーンをちゃんと見られていない部分もあった。
 それを帰札してからディレイビューイングで映画館の大画面で見たときに、自分の中にズドンときた。
 
 セリフがなくて不親切で難解な物語ではあるかもしれない。
 でも羽生さんはいつも解釈の余地をたくさんくれる。想像と妄想の翼広げ放題だ。
 私が感じたストーリーを、広がるイメージを、綴ってみたい。


 これは科学的考察ではなくて、元漫研部員が想像と妄想を発達させて押し広げた物語の解釈です。ここはこんなんだとおもしろいな、こういうネタもぶっこめるかな、というノリです。
 羽生さんはいろんな角度から見える色とか、それぞれの解釈の余地とかを推奨してくださるので、こちらも喜んでのらせていただきます。
 ということを前提に、暴走しがちな妄想力を、なまあたたかくながめてくださるとありがたいです。




(結局行ってしまったディレイビューイング。おかげで少しだけ理解が深まった気がする…)




  この物語で「色」というものは外せないと思う。
 ピンクやブルーではなくて、マゼンタやシアン。(私はプリンターのインクでしか理解していなかった…)
 私は色の科学は全然わからないんだけど、有識者がたくさんいるのがネットのいいところ。マゼンタイエローシアンというのが色の三原色っていうんだって。色の三原色は混ぜると黒になるんだって。一方光の三原色っていうのもあるそうな。
 私の知識が追いつかないからそのへんは踏まえるだけで、頭のすみに入れて、物語を見ていこう。



 氷の上の羽生さんと、スクリーンの中の少年。
 少年が無表情なのはアニメーションというよりはゲームのビジュアルだとすれば、そういうものかもしれない。
 でも演じている羽生さんも、ずっと無表情を貫いている。
 であれば、この少年は今はなにものでもない、無垢な状態なのかなと思われる。



 氷の上で羽生さんが滑っている間、上のスクリーンの風景が廃墟みたいに感じた。遺跡みたいのもあったから。
 失われた世界にいるのか。過去の風景なのか。
 羽生さんが時計の針のように動いていたのなら(これは私の私見)過去や現在や未来の、時空がごちゃ混ぜになっているのかもしれない。



 ひび割れた世界から落ちてきた色がマゼンタ。
 いくつかのピンクの四角い枠の中で、違う楽器や音源で奏でる違う旋律で舞う。それが最後は全部いっしょになる。
 分かれていた世界線が、結局は一つになるのか?分かれても変えようとしてもひとつの流れになってしまうのが歴史のパラドックス。
 ピンクぽいマゼンタって本来明るい色じゃなかったっけ。鶏蛇さまの真っ赤とは違うのに。暗いところのピンクがどこか禍々しい。



 そこでいつのまにか、どこからか、現れたちっさい多面体の子。
 名前はkakuだって。これはあとから物販の追加グッズの中に名前があって判明した。でも名前があるとぐっと親しみがわくでしょ。そこはNovaくんといっしょ。(少年に名前はない)

 この子はいったい何者?
 石なの?ガラスなの?土なの?プラスチックなの?樹脂なの?
 硬いの?プニッとしてるの?
 白いのか、透明なのか。ときおり色がつくのは透きとおって向こうを写すのか、鏡のように反射するのか。
 えーん、材質を教えて~~~

 少年とkakuはいつのまにか並んで歩いている。これを見て最初に頭に浮かんだのが
「オレはこいつと旅に出る~~」 ピッカチューー!(ごめんなさーーーい)



 kakuが差し出したものは黄色。イエローだ。
 黄色のなになのか、物体なのか色の概念なのかわからないけど。そこで一気に世界の色が明るくなった。
 ちなみに追加グッズの中で3色のポーチがあったけど、あの中で私はイエローを選んでしまったよ。私の持ちカラーはどっちかっていうとピンクなのに(ブタちゃんカラー)。だってkakuが持ってきたのがイエローなんだもん。どんだけkakuに入れ込んでんだと娘にあきれられたけど。

 羽生さんが舞う氷の上もあたたかな黄色の世界になっていたけど、スクリーンの中も変わった。
 少年とkakuが歩くその道には川のせせらぎの音やカエルの鳴き声みたいのが聞こえる。生きてる気配を感じて、一気に和やかな世界になっていた。
 黄色はおひさまの色なのかもな。だからあんなにあたたかい。



 あたたかい日の下を歩いていたはずなのに、なんで水の中に入っていくんだ。
 水の中は水色。シアンか。
 鳥居は水の中にあった。
 水の上の鳥居といったら、厳島神社のような海上鳥居とかあるけど、これは水の中だ。
 泳ぎながら、水の中の、鳥居をくぐる。

 川とか海とかいう現実の水の中じゃなくて、なにか違う場所へ至るところ。生まれてくる前の母の羊水かもしれないし。異世界や異次元へつながる道かもしれない。
 時空を超える境界が水って概念はよくありそうだ。(テルマエロマエのルシウスもお風呂で水に吸い込まれて別の次元のお風呂へ行くでしょ)

 水の中の参道が異世界へつながる道か。
 ここの太鼓や尺八の和の音色が、神域の緊張感を高めていく。
 少年が狛犬に挟まれた参道を行く一方で、kakuは石段を登っている。
 短い足でよっこらせと石段を登る小さなkakuがいとおしすぎる。

 この姿でkakuにメロメロになった人も多いかな。私はもろにそうだわ。石段をあがるのはきついよね。(身に沁みとる)

 なんで道が分かれたんだ?
 鳥居をくぐって水の中を進むうちに流されて分けられてしまったのだろうか。役目が違うのか行先が違うのか。
 そもそもkakuの役割はなんだったのだろう。水の中では先を泳いでいた。先導して案内するように。少年に色を与え、どこかへ誘う導師なのだろうか。


 
 水からあがって、たどり着いた先で神事をおこなう。
 ここで白い布を引いて結界をはって舞う羽生さんは、小さい少年とはかけ離れていた。無表情で無垢な何もない少年とは違って、激しく舞い駆けるさまはすごくアクティブだ。
 印も結んでいるし、ここは神と一体となる巫子だろう。
 これはリアライブの最後と重なってしまうのだ。あの最後のSEIMEIさまは赤い魔王と白い龍神と黄金の風神を寄せる巫子だった。
 ここでも神輿をかかげ、結界をはり、その中で神に奉じて舞う。

 このときの羽生さんの役が別のもので、まったく別の存在が神事を執りおこなって、それで少年の進む道を押していくのか。
 もしも少年自体がこの神事をおこなっているというのなら、少年の身体という器になにかが降りて、神に奉じているのだろう。
 水を通った先の聖域で行われる神事が、世界を変えるのか、少年に役目を授けるのかするのだと感じた。神聖なみちゆきであろうことは違いない。



 気がつくとかたわらにkaku。凍える手でkakuに触れようとすると、また世界が一変する。
 雪が降る。

 kakuは空の果てに飛んでいって。

 何かに貫かれて砕けてしまった。
 なにがおこったの?kakuになにがあったの?彼はどうなってしまったの?うろたえたのは見ている私の方だ。

 降り積もる雪はkakuの破片か。
 羽生さんは駆けだして、失ったものを知って、慟哭する。
 ここで初めて感情が出るのだ。

 今まで無表情だったものが、喪失の悲しみ苦しみが爆発する。
 感情を持って、ひとつ変わっていくのか。そのための代償なのだとしたらつらすぎる。
 少年にとって大切な相棒になっていたのに。
 大切なものを喪って、少年は落ちていくーーー



 さあここで妄想の翼を広げよう。
 kakuは導き手だとして。神域へいざなって、神事をおこなわせて、どこかへ少年を連れて行く。その役目を持って現れたのだろう。
 でも神域を進む道が違ったのは(参道と石段)、そもそも存在する次元が違うのだったりして。
 隣を歩くことはできるけど、手をつないではいなかった。触れ合うことはできないのでは。
 それで触れようとした瞬間に宇宙に飛んでいってしまったのでは。そして貫かれて砕けて散ってしまった。
 役目を終えたのか。もう用が済んで捨てさられる存在なのか。

 もしかしたら何か罪を犯したのか。ひょっとしたら黄色(あたたかいもの)を渡してはいけなかったんだったりして。情を移してはいけなかったんだったりして。
 妄想はとどまらない。

 kakuの存在がどこまでも謎で、その結末があまりに悲しすぎる。



 真っ暗。(このワードはGIFTでも出てきたな)
 マゼンタイエローシアンの色の三原色が混ざると黒になるんだって。

 全部混ざって黒に塗りつぶされた世界なのかな。
 kakuを喪って大切なものを失くして真っ暗な世界を通って落ちていく。

 落ち切った先が、白。

 光の三原色が混ざると白になるそうなんだけど、ここでその3色は出てこない。それはこの次の物語か?

 全部なくして真っ白になった少年の、この先がホワイト(なんちゃら)。なんちゃって。

 で、アイスストーリー4thに続く!




 妄想を全開にした物語の読みでありました。
 色の変遷の物語であるのね。少年の心の旅路ね。典型的なジュブナイルね。
 少年の旅路には相棒が必要ではあるのだけど。
 その相棒はどうなったの?もう出番ここだけ?本編には出ないのか?こんなにみんなに愛されたのに。
  かぁ〜~~くぅ~~~~!
 このままじゃ悲しいぞう~~~




 悲しみを越えて、アイスストーリー4thを待たねばなりませぬ。
 前日譚の段階でもうグッサグサなので、本編のホワイトなんちゃらが楽しみです。
 7月に届くであろうkakuのグッズを愛でて待ってるから。


 羽生さん、どうか健康で。

 チームの皆さんと共に、すばらしい次のアイスストーリーを作り上げてくださいね。

 待ってまーす! 
  

 

 三陸沖で地震があり、さらに津波もありました。
 該当地域の皆さん、ご無事ですか?


 夕方はだいたいローカル番組をかけていて、そのまま全国ニュースに切り替わった時間だった。
 テレビの中で緊急地震速報が鳴る。

 え?私のスマホは何も鳴っていない。この近くじゃないんだな。
 テレビではそのまま呑気にクマのニュースとかやっていたので、いや地震だろうと、こういうときはとNHKに変えた。
 
 では心配しながらテレビを見ていたの私の実況で、そのときの様子を書きとめます。



 身構えていたけど、揺れは感じなかった。
 でも部屋の電気の吊るし紐が揺れだした。だんだん揺れ幅が大きくなる。ハンガーに掛けた洗濯物も揺れている。
 私自身は揺れを感じなかった。なのに紐がいつまでも揺れている。すごく長い。この長さには覚えがあるな。いやな予感…
(ところでうちの町は震度2とか場所によって3とか。そんなバカな。構えてたのに。私そんなに鈍いのか?)


 地震は主に東北北部。ついで北海道の南部から太平洋側。
 最大深度は5強だって。青森県の階上町。
 いやここ限りなく岩手県だから。ここの場所知ってたり、すんなりはしかみって読めるのは、以前鉄道で通っていたから。読み方難しい~~と思ったので覚えてる。
 八戸線は海岸線ギリギリを走ってとても景色がよかった。てことはそれだけ海が近いということだ。それでは…

 心配していた津波の警報が出た。
 まるっと岩手県の海岸線と北海道の胆振日高の海岸線が赤いラインになっている。
 やっぱり北海道も海の向こうの他人事ではなかった。


 テレビではあちこちの港の海の様子が映される。何ヶ所か定点観測のように出てくるから、港の岸壁の様子に目をこらしていた。
 久慈の港が映っている。なんかさっきより岸壁の水位下がってないか?水の跡で黒くなっている部分が広くなっているような。引き潮か?これから来るのか?
 案の定、最初に津波の報告があったのが久慈港だった。80㎝だって。どうもここが最終的に一番高かったのかな。
 そのときの港の水位はさらに上がって岸壁ギリギリになっていたね。すごい潮位の変動。これだけ水が上がるのか。
 久慈って、あまちゃんの舞台です。あの北三陸駅は久慈駅。
 私も三陸鉄道に乗る旅をやったときにここで乗り換えしてうに弁当買った。(ここに来る途中に階上を通過したのだ)
 私は一度でも行った場所にはシンパシーが発動するので、こうして名前を聞いて映像で見ると心配してしまう。


 北海道の港では次々に船が港の外へ出動していた。何事もなければいいな。
 苫小牧港ではフェリーが沖合に出ている。夫が煙突の色からあれはシルバーフェリーだって。外観見てわかるんかい、マニアか。いつも何度もお世話になった船だ。まだお客さんは乗船してない時刻だよね。どうか無事で。

 北海道では最大40㎝の津波があったそう。浦河では20、30、40と聞くたびに10㎝ずつ高くなっていった。これがだんだん大きくなる津波っていうことか。



 夜遅くになって、津波警報はすべて注意報に変わったようです。ちょっとだけ安心。
 大きな被害(特に人的被害)のニュースは出ていないみたい。(まあここまで津波の警戒ばかりだったから、これから出てくるかな)
 

 
 しかし今度は後発地震注意報だって。
 昨年暮れの八戸の地震のときに初めて聞いたやつだ。日本列島かなり広い範囲で太平洋側に注意を呼び掛けている。
 全部太平洋側の地域なので、私が住んでいる日本海側内陸部はまったく関係ない。
 昨年のときもこの注意報が出てるあいだは、何が起きてもいつでも対応できるように準備しとけって注意報だ。太平洋側の皆さん、めいどいけど、気をつけて。



 さて、沖に避難していたフェリーは欠航らしい。まあしかたない。苫小牧港では30、八戸港では40㎝の津波があったようだもの。

 そして東北新幹線が止まっていたようだ。(運転再開したって。よかったね)
 ちょっと待って、今日は月曜日。たった1週間前は仙台から帰ってきたばかりだった。
 私みたいな海を越える組はみんな空路だけど、新幹線利用の人が圧倒的だったはず。1週間ずれていたら帰れなくなる人もいたかもしれない。
 そう考えると全然他人事ではない。いつ、何が起きるのかわからないものだなあ。


 
 津波注意報は継続中です。まだこんな時刻でも30センチや20㎝の津波があちこちにきているって。根室か、ずいぶん範囲が広くなった。
 避難所で泊まりになっている人もいるでしょう。大変ですね。
 夜は冷えるし、風は強いし。どうかご無事でお過ごしください。



 地震や災害はいつ起きるかわかりません。
 いつもの推しさまの呼びかけが実感されます。(そして仙台にいるであろうあの方が心配です)
 皆さん、どうか気をつけて!

 

 リアライブ第2部であるところのプリクエルについて。



 私は2日めの4月12日のチケットだった。娘はすごかった〜〜以外は話さないでくれて、私自身はネットも見ないようにしていた。
(ただ自分の旅の報告のツイートをするときや、旅の情報特に交通状況を調べるのに開くのでうっかり目に入ってしまったものはあることはある)
 できるだけまっさらで、第2部を見て、初日の人と同様に完全に混乱した。あのようなアートを受容できるベースが自分にはなかったから。
 でもこれはアイストーリーだから。物語だから。それは私の本業だろう?難しいアートではなく、物語を感じよう。

 私のクセとして、どんなにすごい映像があっても(たとえば妖艶な鶏蛇さまとか)氷の上で羽生結弦が滑っていたら目がそこにしか向かない。(たとえ寝てて動かなくても)
 だから今回上のスクリーンでアニメーションが、下のリンクで羽生さんのパフォーマンスが並行されたときにはスクリーンは見れてないのだ。
 そこはあとの映像で補完したとして、まずは、羽生さんを見て受け取ったプリクエルについて、記憶をつなぎとめておきたい。私が見た氷上の羽生さん。



 まずびっくりしたのがあの頭上の装置だ。ただ四方に観客席を作るために上からぶら下げることにしたわけじゃない。第2部になってから、ヤツは本領発揮し始める。
 映像を映すスクリーンの役目の他に、
 そこから光を発射してミラーボールみたいだったり、
 氷まで下りてきて演者の羽生さんを包み込んで隠す箱になったり、
 透明になって中が丸見えになって、なのに檻のような柵で囲んで中の羽生さんを見せたり、
 どんだけ万能?どんな化け物だよおまえ〜〜
 と、あの機械にびっくりおののいてしまった。



 最初羽生さんは膝を抱えて体育座りしていた。
 そのとき上のスクリーンでも体育座りをしている人影。
 頭が大きくて2、5頭身くらいだから子供だよね。

 

 リンクにまっすぐに線が引かれるかのように白と黒に分かれていて、その線の上を行く。
 1本の線の上を両のブレードで外れることなく滑る。

 すごいな、絶対ぶれないぞ。ここも技術だよね。
 その後を追っていく影が2、5頭身なんだよ。子供だよ。やがていっしょになる。だから羽生さんがあの子供の役でいいのかな?



 装置が下りてきてスクリーンから柵のようになった囲われた中で、羽生さんがピッピッと手をそろえて向きを変えていく。
 この手のそろい方とリズムが私には時計の針みたく感じた。
 だとすると、またしても逆回りになっちゃう。シュタゲかよ。
 やがて外に出ると走り始める。滑るのではなく走ってた。
 時をさかのぼるのか、時を進めるのか。
 どうしても私は、羽生さんに時に関わってもらいたがりがちだ。



 氷上に四角がいくつか。その中で舞う。
 それぞれの四角の中で別の曲で演技する。
 このコンテンポラリ的な動き。これはハッピーエンドでも見せてくれたものか?羽生さんが訓練して一生懸命身につけた新しい体の使い方が発揮されているのだろう。すばらしい。
 その中で弦の中でもチェロとかあったかな?低い音色。軽やかなピアノや華やかなバイオリンだけじゃなくて、こんな重厚な響きにも似合うようになったのだなあ。

 それぞれの曲にタイトルがついているのはライビュで映像で見るまで知らなかった。
 ちなみにこの四角は「マゼンタパラドックス」
 パラドックス?調べると逆説みたいなことらしいのだが、私はパラドックスという単語では「タイムパラドックス」しか知らない。それぞれの四角が別々の世界線?SF脳ですいません。あー、またシュタゲに行っちゃうよ〜



 どこだったか、羽生さんが氷の上で寝てて、一方上のスクリーンでアニメーションが展開していた。んだけど、私は羽生さんばかり見てしまう。
 上でどんなお話になっているっけ?
 でも羽生さん寝てるんだけど。横向いて丸くなって寝てるんだけど。まだ寝てるんだけど。

 やだ〜冷たくなっちゃうよ、起きて〜〜〜!
 すいません。ばあやなもんで…



 気がつくと、子供の隣にやたらかわいいキャラがいる。
 そのちっちゃい子が差し出したものは黄色。
 それを受け取って世界の色が変わる。
 黄色と、その前にあったマゼンタと合わせてオレンジ色のところと。
 オレンジ色って私にはリプレイでの「天と地のレクイエム」でランタンがオレンジ色なのが連想されてしまうのだ。あたたかい赦しの色だ。



 衝撃の鳥居をくぐって参道を登っていったあとだよね。あの謎の白い布を配置したのは。
 2日めはきっちり四方に布を留めた。
 四方にふわりと伸びて広がる布。

 上の装置は今度はやぐらか神輿のようだ。

 鳥居の先でもあり、四方を囲む布は神様へ伸びてつながる糸みたいに見える。

 これは、結界を張ったのか?それではまるで陰陽師のようではないか。

 一方で暗い会場で上から氷まで立体的に白く浮かび上がるそれは、なんか深海のクラゲみたいにも見える。(すいません、水族館行ったばっかなんで)

 謎の空間の中で、そのまわりを超絶ステップで駆け抜ける。ものすごい足さばきだ。

 布の部分は飛び越える。蹴りを入れるようにホップする。
 布に囲まれた中で踊っているけど、時折指を立てて印を結んでないか?まるでSEIMEIさまが来てくれたみたいだ。
 不思議な布とあの超ステップもあいまって、この部分が一番好きで印象的だった。



 雪が降っている。
 紙吹雪じゃない、雪だ。羽生さんの肩に髪に降り注いでいる。
 あのちっちゃい子はどうなってしまったの?あの子が雪になっちゃったの?
 スタンドからは表情はよく見えない。でもその滑りから慟哭が伝わる。
 セリフもなく、映像とスケートで物語を見せる。すごいものだな。



 初めてのセリフで、落ちていって、美術館にたどり着いて、次回の予告になる。

 私はこの情報だけはうっかり見てしまったのだが、初日の人の驚きと喜びと興奮はすごかったろうな。

 まるでプロローグのラストみたいね。


 次回公演につなげるために、これだけのプログラムを作って演技するってすごすぎる。
 ずっと出ずっぱりだよ。20分以上だって。どんどん想像を超えてくる。垂直上昇だ。ついていかなくては…
 

 


 フィナーレの周回は、私は最強ではない。いつものように元気に回るのではない。

 プリクエルのテーマ曲?の美しいメロディーにのせて、

 ターンしながら流麗に礼をしてみんなのもとをまわっていく。
 なーんてすてきなんだ。
 くるくるターンしていく様子はまるで舞踏会のようだよ。
 こんなに優雅なフィナーレは初めてで感動してしまいました。
 そして最後には私たちの北側に戻ってきて、帰っていくのよ。
 すばらしい第2部、すばらしい公演でした。
 ありがとうございましたーー!
 


 そして規制退場の最後の最後まで残っていたら、新しいグッズの発売情報が映し出されてみんな大騒ぎになる。
 顔Tよりもアフターパンフよりも私を捉えたもの。
 あのちっちゃい子のグッズが出るーーー!
 やばい、絶対買うわ〜〜〜!


 
 羽生さんのパフォーマンスだけを見つめて感じたことだけつらつらと思い出してみました。

 これだけでは物語がわからない。
 わからなかったものは、映画館でディレイビュを見て補完された気がする。座席からスクリーンの枠で見るのではなく、映画館のサイズで画面いっぱいに見せられて、ストンと心の中に入ってきた。やっぱ映像も集中して見ないと。

 あとは映画館サイズで見て感じた物語を考えてみたい。セリフがない分想像と妄想と解釈の余地がありすぎる。
 よっしゃ、ワクワクするぞ!
 ディレイビュ後に続くーーー
 

 

 
 

 羽生結弦単独公演REALIVE、感想をぼつぼつ始めます。
 私の席は北スタンド、完全に裏側の席で、特にアイスストーリーの演目ではほぼ背中しか見えない。
 でもあえてそこから見たプログラムたちの姿を書き残していきたい。



 まずオープニングから気分が高揚させられた。
 カウントダウンがぶち上がる。5、4、3、2、1…

 メガロバニアーーー!
 これは全プログラムの中で一番裏であることに影響がなかったように思う。最初の氷を蹴っているときこそは向こうを向いているけど、始まったらリンクを縦横無尽に回りまくるのだから。
 遠くて顔がよく見えないことなんかぶっ飛ばす疾走感。これがあるから現地はやめられない。あー、ものすごい回転速度、揺るがない足のポジション。やっぱめっちゃかっこいい。
 照明もレーザーも圧倒的。わー骨は上から降ってきたーーーー!たぎる~~~~!
 新しい衣装もかっこいい。なんでこれだけ衣装変えたのか理由はわからないけど、かっこいい。そればっかや、もうしょうがない。
 でも顔の内出血って何?そんなになるほどスピンするなんて…


 
 これまでのプログラムを繋ぎ合わせた楽曲も映像もかっこいい。
 というか、プロになってからのアイスストーリーだけでこんなに積み重ねがあるのかと改めて実感する。

 そして、すぐ出てきたよ。マスディスーーー!
 このプログラムはずっと向こうを向いて踊っている。踊る後ろ姿もキレッキレ。
 そして解き放たれるようにかっ飛ばしていくときはこっちにも向かってきてくれる。煽ってくるからには応えないとね。ベイベベイベ~~!



 プロになってからの積み重ねもすごいけれど、競技時代の積み重ねはもっと厚みがある。長さが桁違い。
 小さい子供の頃からひたすらトップを走り続けて勝ち続けて。打ち立てる記録の数々。自分で破り続ける世界最高記録。レコードブレイカー羽生。

 

 競技時代のプログラムから、オトナル。
 オトナルの美麗衣装を久しぶりに見た。後ろから見ると背中のキラキラがなんてまばゆい。初代オトナルさんの可憐さよ。
 雪肌精のポスターになってドラッグストアのあちこちにあって、さいたま新都心駅に巨大ポスターがあって。あの衣装のオトナルさんは楽しい苦しい競技時代を応援するときにいつも傍らにいてくれた思い出の君だ。

 あの衣装がショーの照明の中で滑るのを初めて見た。ああなんて美しい。
 競技プロの裏と表はせいぜいジャッジ側かどうか。ショートサイドはどっちでもあまり変わらない。
 あの熱狂から始まるステップが、向こうからこちらに向けて進んでくる。ああ幸せだ。

(懐かしのさいたま新都心駅。ああ美しさの原点)

 

 

 

 お着換えして準備する間のつなぎが、シリアスなストーリーだけではなくコミカルな映像になるときも楽しい。いやーん8ビットDJユヅ最高!
 ここに至るまでの道、さまざまなことがあっただろうーーーあったあった~~~、叫びたい人ばっかだよね。
 あなたは知っている、抽選に当たったときの達成感をーーーイエ~~~イ!
 目の前にお菓子があるーーーあああ、フトナルくんが~~~ …大爆笑。なんて楽しいんだ。
 そして羽生結弦はいつでも全力を出し尽くしていて、でもまだ先があるんだね。期待を高まらせてくれる。

(まだ誰も知らない世界も知らない続きがあるって、このときはまだ知らなかった…)

 そしてやっぱり、この戦いって、ユヅルの大冒険だよね。
 

 

 絶対に、生きる。

 でもこれをくらって、君は生き延びることができるか?
 鶏と蛇と豚~~

 さいたまでは500の高みのど真正面から見たんだけど、今回は反対側から見る。
 赤い道はこちらから放たれて、妖艶な後ろ姿が向こうへ進んでいく。見えるのはただその美しい背中。
 少し進んで、また戻って、また進んで遠ざかっていく。
 お立ち台のない鶏蛇さまはスポットを浴びて氷の上でのたうって舞う。それはこちら側からはとても遠くて、手の届かないところに行ってしまわれたみたい。
 それが最後にはこちらに戻ってきてくれるのよ。白い道をさかぼのってまっすぐ戻ってくる。そしてフウッって息を吐いて消える。
 逆から見る鶏蛇さまはすごく不思議だった。

 でもどこまでも赤い魔王でひれ伏すしかない。

(今回の娘のネイル、力はいってます)

 


 プロ転向からこんな道のりを通ってきたんだな。みんないっしょだったな。
 と懐かしむうちに世界は水で満たされる。

 あの夏へ。
 ハクさまに会えるだけで心が清められる気がします。たゆたう水の流れの上を文字通り滑って進んでいく美しい白い龍。
 会場全体に、世界に金色の光が広がる。どこから見ても、満たされていきます。
 ありがとう、ありがとう。



 ここまではアーカイブというレコードにタイトル文字が出てたのに、次は何もなかったような。
 暗闇からパッと光があたって、眩い光に目が射られたよう。あれは何?ブレードに細工されて照明が反射する光(いまだにどういう仕組みなのかよくわかっていない)
 シャン。
 Utaiだったのだ。スケート靴で正座はできないって言いながら座って折りたたまれた足の裏側がこちらを向いている。そこでブレードがこちらに向かって強烈な光を発したのだ。
 あまりに眩しくて、目が~~になってしまって、出だしの向こうをむいて座ったままの舞がよくわからない。
 立って滑りだして初めてその姿をとらえる。ヒラヒラの衣装をひるがえして高速で移動していくのは、風の神の姿が顕現しているようだ。
 だからこの曲には(攻殻シリーズは映画もテレビも)鳥肌スイッチがついているんだってば。ずーっと寒気でザワザワしっぱなしで見守っていた。


 Utaiのラストは手を頭上に大きな袖で顔を隠すように終わる。そのまま止まったまま、ドンと太鼓の音が始まる。
 えええ、SEIMEIさまーーー!?
 第一感想で主張したとおり、この衣装で滑るSEIMEIは神だった。
 SEIMEIそのものが神だったのか、赤い魔王白い龍神黄金の風神をまねく巫子だったのか、わからない。とにかくヒトならざる存在だった。
 ステップへ至るスピンは向こう側だけど、最後のスピンは中央だったので、フィニッシュのスピンの方がより印象に残ったと思う。あのヒラヒラを体にまとわりつけずにひるがえしたまま回るスピンは圧巻だ。
 真横からのアングルの映像では布が横に広がってコマのように見えるのだけど、スタンドから見ると少し上からなので、布のすべてが羽生さんを包み込んで広がって大きな繭のように見えた。
 神を召喚し、神と同化して舞い、大きな繭の中にすべて(見るものの意識も)引き込んで包み込んで、終わる。
 壮大な神事を見ているようだった。



 ちょっと魂がどっかいっちゃってるみたいで、すぐに反応できなかったので立ち上がるのが遅れてしまってフライングでできなかったよ。ごめんね。スタオベ~~!
 娘にバナーとフラッグは前半のうちから用意しておけ、と言われていたけどこういうことか。アドバイス役にたったよ、ありがとう。
 バナーは娘夫婦に預けてあったのだ。なんせうちのは2枚1組だから。なので今回はツアータオルをバナー代わりに振るつもりでいたのだが、立ち上がるときに吹っ飛ばしてフラッグをブンブン振りまくってしまった。
 フラッグ持つ手を上にあげて、頭の上から千切れんばかりにブンブン!(なんせ1列だけの席で後ろには誰もいないので)拍手できないのでわけのわからん奇声をあげつつフラッグをブンブン。
 届け、この想い~~~~!!

 



 と、こんな感じで第1部REALIVEが終わりました。
 北側ショートサイド。いつもと違う、アイスストーリーではありえないアングルから見たプログラムの数々は、どこか不思議な新しい感覚を与えてくれました。
 あとで改めて映画館で見た映像はピカイチにきれいなんだけど、裏でも遠くてもよく見えなくても、現地で感じる空気感、スピードや光や音は、何物にも代えがたい感動であるとつくづく思うのでした。
 すばらしものを、現地でみることができて、私はとても幸せ者です。
 ありがとうございましたーーーー!!


 鶏蛇~あの夏へ~Utai~SEIMEIの流れですっかり神を感じひれ伏しながら、
 後半へ続く!

 

 ここのところちょっとハードなスケジュールに追われてました。
 4月11日の午後便で仙台へ飛び、その日は市内をうろうろ。
 12日に利府へ向かって公演を見る。
 13日の朝一番の飛行機で北海道へ戻り、午前中に帰宅して、昼寝してから5時から出勤。
 14日に夜勤明けで帰ってきて、結局札幌まで出かけてディレイビューイングに行ってしまったよ。
 昨日の夜ディレイビュから帰ったら、グッズ選んで購入。寝るのがまた0時過ぎてしまった。

 REALIVE及びPrequelについて、早く書かなければと思うけど、ちょーーっと疲れてるかな。
 あの濃密なショーについて記述するのはパワーが必要なのだ。
 それでも激情のままに第一感想は職場で早急に書いたので、あとはゆっくりいきたい。


 なので今回は軽く、私が座った北スタンドについて、徹底レポート。


 チケット発券したときに、スタンドの1列目となっていた。まず、あー手すりが…と思った。そして気がつく。北?スタンド…?
 チケット争奪戦当時、北側にもアリーナができたことは驚きだった。いつもステージがある場所にも席があるのか。ではステージがないのか?(ビジョンが上にあった)それでも南北にはスタンドはないはず。これはどういうこと?

 私は12日で、娘夫婦は11日だったので、その謎の北側を見てもらってきた。
 それがここ。

 北アリーナの奥にフェンスがあって、そこに一列人の頭が並んでいる。
 これって立見席じゃないの?でも立ち見は東西のスタンドの最上段の一列のはずだけど。
 謎が謎を呼ぶ北スタンド…



 そして4月12日。いよいよセキスイハイムスーパーアリーナへ。
 中に入ったところが西側であったので、そのまま回り込んで西スタンドの端っこまで行くと、北側へ入り込むことができた。ステージがあれば絶対入れない場所だ。
 そこは文字通り”裏”ですごく暗い。フェンスに沿ってパイプ椅子が1列に並んでいた。椅子があるんだ、立ち見じゃない。ここか!

 パイプ椅子の背中に番号が振ってあるらしい。でも暗すぎてよく見えない。
 すでに席についている方がこっちから1番と教えてくれた。私は3番だ。1、2、3…ここか。
 ちょっと私の代わりに荷物に座ってもらいます。ここが私の席。

 ここから臨むリンク。
 フェンスの下には北アリーナだけど座るとほぼ見えない。眼下にはすぐにリンク。
 ただ私の席は端っこなので正面は西アリーナの席がある。ちょっと目線は斜めにして(もう椅子そのものを少しだけ斜めっちゃう)コーナーサイド。見晴らしはすばらしい。
 

 前に人はいない。人の頭に煩わされることはない。
 後ろに人はいない。自分の体勢や高い座高が迷惑をかけないかと気をもむ必要がない。スタオベし放題、バナーやフラッグ高く上げても問題ない。
 最っ高じゃないか!

 眼下のリンクサイドはギリギリで油断するとちょっと見切れる。のめるとお隣に迷惑か?
「いやそういうときって全員でのめればいいわよ」ってお互いに気さくに声をかけあっていた。
 なんか皆さんのノリが同じで、とても気分よくショーにのぞめた。いや最高じゃん。



 こんな本来ステージを作っていた北側にアリーナ席を作り、その上のただの通路にパイプ椅子を置く。(対面の南側スタンドはスタッフ用の部屋やスペースだ)
 東西スタンドの最上段に立見席を作る。
 今までのセキスイハイムスーパーアリーナでは考えられなかったことだ。
 しかもギリギリまで席を絞り出して売り出す。1日目も2日目も、当日のお昼に席を取った人たちがいたらしい。いったいどうやって席を作り出したんだろうね。

 もうこれ以上席はない。
 床部分に氷を張って席を作れない状態では、グランディ史上最大収容だと思う。

 開演直前6時12分。
 超満員!

 上から下までびっちびちの、

 これが羽生結弦単独公演の会場だ!

 

 

 




 そしてショーが始まると、ここはステージバックになるんだな。元々いつもステージを作っていた場所だもの。
 羽生さんはこちらから出て行って、常に向こうを向いて演技して進んでいく。ああ行ってしまう。ちょっと寂しい。

 麗しいお顔はほとんど見えない。
 その代わり、ずっと背中を見ていた。羽生さんの背中はとてもとても美しい。


 端っこで本当の目の前はアリーナ席なので、リンクはちょっとだけ遠く感じる。同じ北スタンドでも中央の人たちは本当に正面から背中を見守っていたのだろうな。
 でもコーナーだとリンク全体がとても見やすい。プログラムを堪能するには最適だ。

 そして何よりも、ここはいつものアイスストーリーでは席がなかった場所だ。どんな映像にもマルチアングルにもこの角度からのものはない。
 いまだかつてない視点から、アイスストーリーのプログラムを見ている。
 そう思うとなんとも貴重で、ものすごいことであることよ。



 北スタンドでは謎の結束力をもってみんなで声援を送り、盛大に拍手をした。

 そして頭の上まであげてフラッグを千切れんばかりに振りまくった。
 この席だけの特権。なら上手に使おうか。 

 とても楽しいショー観覧をさせてもらいました。


 羽生さん、こんな貴重な場所に席を作ってくれてありがとう!
 私をここに座らせてくれてありがとう!
 REALIVE最高です!!



 ということで、この北スタンドから見た、この視点からのショーの感想を、少しずつ書いていきたいと思います。
 続く!

 

 4月13日。

 どうも〜長らくこちらはお休みしてました。

 仙台から戻りました〜

 そして今夜は勤務で病院に当直であります。なんてこった。

 仙台遠征はショーのレポやら旅行記やらじっくり腰を据えて取り組みたいところだけど、とりあえずホカホカの感想を。当直中の職場から。


 私のチケットは2日めの日曜日。
 娘夫婦は初日で分かれてしまった。
 セトリはいるか?と問われて断った。入ってきてしまう情報は仕方ないが、できる限りまっさらな感覚で見たかったので。

 それで気を遣わせた娘の感想は、え〜〜〜〜、わ〜〜〜〜、とわけわかんない。

 ららららら〜ら 言葉にできな〜い


 とにかくすごかったという言葉を受けて、私が2日めに辿り着いたのが幻の北スタンド。これについてはツイッターで先に報告した。あとで細いレポを書くね。
 まずは第一感想。


 この幻の北スタンドはステージバックにあたるので、演技を後ろから見る。競技プロ(今回はオトナルさんとSEIMEIさま)は360°使うが、アイストーリーではステージからの視点はありえない。マルチアングルでも存在しない視点から見る、ということに気づいて興奮した。

 アイストーリーの演目ではみんな基本向こう正面を向いている。顔は見えない。ただその背中を見つめる。
 私は羽生さんの背中が大好きなんだ。
 

 攻殻機動隊の曲にはアニメ見たときから完璧に鳥肌スイッチができているのでUtaiは冒頭のドン、シャン、から震え上がる。足をたたんでる後ろ姿はブレードがすごい発光してありがたく眩しかった。


 そして終わったと思ったら、今度は太鼓がドンドンダダダン。え、SEIMEI?

 私は何を見ているのだろうと混乱していた。確かにUtaiの衣装は狩衣の型だ。でもあの最大限にヒラヒラした袖と裾をひるがえして舞うのは、神楽のようなプログラムだからで。その衣装でジャンプのパートじゃなくても競技プロを滑るなんて。


 最後のスピンは布が体を包みこむように回る。
 そのコマのような繭のようなスピンの姿が脳裏に焼き付いて離れない。すごかった第一部の演技すべてが、あの衣装のあのスピンに上書きされてしまったみたいだ。

 スタオベ!ちぎれんばかりにフラッグを振り振り。実はえ〜〜あ〜〜の娘から一つだけ、フラッグやバナーは第1部から用意しておけという助言を受けていた。こういうことだったのか、ありがとう!

 このSEIMEIはもう陰陽師というより神だ!
 実際の神じゃなくても神の依代か、とにかくヒトならざる存在だった。
 昨年のノッテのおかげで、競技衣装のSEIMEIは萬斎睛明さまの式神になってしまったのかも。そしてUtaiの長いヒラヒラの衣装だと神の領域に至るのだ。


 神だ〜〜〜!と叫んだあとの第2部で物語が始まって驚く。
 そしてそして、丸いおかっぱ頭の少年は、鳥居をくぐるのだ。
 ここは衝撃だった。その少年はどう見ても羽生さんそのもの。君は神域に入るのか!



 私はかねてより羽生結弦は巫子だと言ってきた。
 震災からずっと演じられてきたさまざまな鎮魂のプログラム。
 循環して還元という本人の言葉。
 ノッテステラータを始めてさらに使命のように繰り広げた、降ろして浄化して上げる、という営み。
 萬斎さんと共にとりおこなった神事。

 もうこの人は震災のためにその身を投げ出した依代であると、せつなくて寂しいながらもずっと思っていた。



 この先のWHITEの展開はわからない。

 ただ第1部のラストから第2部の新しい物語の始まりへの流れで、私が感じたのは「神」だった。

 鳥居をくぐった少年からどう物語を進めていくのだろう。絶対ツボに来る確信がある。


 あとあの角ばった石みたいな謎の小さな子の材質が知りたい。短い足で必死で階段を登る姿がいじらしくていとしすぎる。抱きしめたら、硬いのかしら?(え、グッズが出る?欲しいわ!)



 ということで、細い部分は改めて。

 超とりあえずの第一感想でした。



 羽生さん、REALIVE大成功おめでとうございます!
 この先が大仕事でしょうけど、まずは、お疲れさまでした。
 そしてすばらしい公演を
 ありがとうございました!!




 4月10日。いよいよ明日にせまってきました。


 昨日の先着でほぼ決着したのかと思いきや、今日の昼に戻りなのか追加なのか席が出たようですね。
 一度ピンクがグレーになってほんとに全部終わったんだなと思ったら、いつのまにかまたピンクになってて、その後土壇場でチケット入手されたつわものたちの悲鳴のようなツイートが見られた。
 よかったねえ。ずっとスマホ握りしめてチェックしてたんだよね。うん、私も千葉のときやってたからわかる。大変だったね、がんばったね。最後まであきらめなかったね。おめでとうございます!


 いつも片側にステージを作るのにその場所にもアリーナ席を作って。たぶんアイスショーでは初めての立ち見席を作って。ギリギリまで席を絞り出すように追加して。
 いまだかつてない、ぎっちぎちびっしり満員のセキスイハイムスーパーアリーナになる。その中のひとりになる。武者震いがするね。
 めちゃくちゃ楽しみです。



 今回の旅は、娘とムコと私の3人だが、チケットが11日と12日に分かれてしまったので2対1でバラバラな行動が多い。 
 11日は娘夫婦が現地で、私は仙台でひとりで花見と聖地巡礼。
 12日は午前中に水族館で、午後から私が現地。、娘夫婦は松島行ったりするみたい。
 ホテルは空港近くの美田園なので、空港アクセス線行ったり来たりだ。
 アクセス線やJR、ダイヤを調べるのはもはや私の趣味だ。これが私の旅の楽しみなのだ。

 また羽生さんに導かれて旅ができる。
 しかも今回は桜の時期だ。ゆづ桜はけなげに咲いて待っていてくれるかな。
 羽生さんのライブと仙台の桜。最高だ!

 というわけで、いつものように旅の間はブログは基本お休みか最低限です。

 仙台の春をツイッターの方でレポートできるといいな。



 羽生さん、いよいよだね。準備はいいですか?
 明日、日本中から、世界から、仲間たちが仙台に集結する。あなたに会いに行くよ。
 桜満開の春らんまんの仙台で、最高の羽生祭りが始まります。

 羽生さんが元気で、思いっきり力を出せて、最高のライブになりますように。
 いよいよ、REALIVEまで、あと1日! 


 

 

 

 

 4月9日。決戦は木曜日。
 一般4次先着。かすりもしませんでした。


 12時ちょうどに、ログインすませてスタンバイしてたんだけど。なんかうまくいかずに入るのに手間取って中に入れたのが12時01分。
 でもアクセス集中してて時間待ち。こういう待機って初めてだ。やり直して入ろうとすればまた後ろに回るだけ。最初で決まるのね。待つしかないのね。

 開いたのは15分すぎ。そりゃあもう、とっくに予定枚数終了してますって。
 私が待っていたあいだに、中にいる皆さんで熾烈な競争があって、ひとしきり人がいなくなったところに入れてもらってももう空っぽなのである。

 それでもしつこく何度も入ってみると、1回だけ残りわずかになってて立ち見が出てたのだ。それで申し込んでみて次はクレジットカードというところで、オーバーの表示が出て試合終了です。
 たぶん何かの不具合で戻った1枚にみんなが飛び込んだんだろうな。そういうのは何度かあったみたい。何度も入りなおして粘っていたみんなの必死な様子が目に見えるようだ。


 たぶん私に必死さとか念の強さとか足りなかったのだ。1枚持ってる手前やっぱりどこかで遠慮があった。
 抽選は1人1公演が厳密で先着は仁義なき戦い、と思ってはいても、1枚も持ってない人の必死な思いにはその思いの強さでかなわなかったと思う。

 精神論ではなくて。絶対に金と思いを極めてすべてをかけてのぞまないと銀すら取れない、という長年のオリンピックウオッチャーの持論がある。きっとそれと同じ。
 ちなみに前日に見切れ村をもぎ取ったエコーズ千葉では、私の故郷(千葉沿岸部)に来てくれるのに私が全通しで出迎えなくてどうする!という執念があったもの。

 最後の最後の最後で、大切な1枚をゲットできた皆さん、おめでとうございます!
 長い戦いでした。お疲れさまでした。(私はGIFTのときに身に染みているからとても他人事とは思えない)

 それでも取れなかった人がいる…
 きっと次の機会があるから、となぐさめることしかできないわ。
 グランディじゃ箱小さいよね。でも宮城でこそ意味がある公演なのかもしれない。羽生人気すごすぎるよね。


 2日間、隅から隅まで、天井まで、びっしり満員が決定しました。(まだどこか席をひねり出すかもしれないけど、とにかく満員!)
 ファンはみんなで見守って盛大に応援します。あとは羽生さんがすべての力を出せて思い描く公演ができますように。



 私は11日は午後に仙台入りして、娘夫婦を利府へ送り出したあとは仙台市内推し活したり花見したりするもん。観光モードフル回転です。
 12日の公演に行くのでもちろんライビューは見られない。帰ってから仕事だからディレイビュも無理。
 その場でそのときの全てを、この目に焼き付けろ!

 超満員で膨れあがることが約束されたグランディへ、REALIVEまであと2日!

 

 


(今日はピースというよりはチョキだわ。かわええ)