船橋ヴァイオリン教室での、今年初めてのレッスンは、ビオラの生徒さんで、シューベルトのアルペジョーネソナタでしたニコニコ


この曲は、シューベルトが24才の頃(1824)、当時発明された6弦の弦楽器アルペジョーネ(ヴィオラ・ダ・ガンバに似た弓で演奏する楽器)のために作った曲です。現在ではアルペジョーネで演奏されることは殆どなく、ビオラやチェロの編曲版で演奏されています。ロマン派の歌曲の王と呼ばれたシューベルトらしい、ロマンチックでとても美しい曲です。

生徒さんが自ら選んで持ってこられた曲ですが、私もビオラの友人に学生時代のレッスンの楽譜のコピーをいただいたりしながら、一緒に勉強しています。

レッスンでは、私がピアノ伴奏パートをバイオリンで弾いてつけたりもします。生徒さん、ひとつひとつの音に思いをこめて弾いていらして素晴らしいです。

日常の度重なる不安も、きっと何とかなるし、楽しいこともあるよ、と優しくシューベルトに言われた、そんな気持ちがした時間でした🎻