「なんで今、インドなの?」
インドに来て一年半経った今でも、日本にいる友人や職場の同僚からも聞かれる問いです。

僕はいま、インドで働いています。単身赴任です。
日本には妻と6人の子どもがいます。

家族と離れて暮らすのは、決して楽ではありません。
子どもたちの成長を間近で見られない寂しさ。
すべてを任せている妻への申し訳なさ。
それでも僕が今ここにいる理由があります。

「安定」のはずが、心は落ち着かなかった

新卒からずっと、大手企業で働いてきました。
収入は安定していて、周りから見れば「順調」だったかもしれません。

でも、心の奥ではずっと違和感がありました。

このまま定年まで、同じ働き方を続けていいのだろうか?

子どもが6人いる父親として、生活を守る責任はもちろんあります。
けれど、毎日を「会社に合わせて生きる」ことに慣れてしまった自分に、どこかモヤモヤしていました。


人生を見つめ直すきっかけとしてのインド

そんなとき、インド赴任の話がきました。
文化も生活も全く違う土地、そして単身赴任。

不安がなかったわけではありません。
でも、環境を変えることが、何かを変える第一歩になる気がしたんです。

「人生を変えるには、場所を変えてみるのもいいかも。」

思い切って飛び込んでみようと思いました。

初めから単身赴任のつもりではなかったので、その話もいつの日かできればと思います。

単身赴任だからこそ見えたもの

インドに来てからの毎日は、新鮮で戸惑いも多くて、でも確実に自分を動かしています。
街のにおい、砂埃、渋滞、そして「タクシー?タクシー?」と群がる人々。
すべてが、これまでの「当たり前」を揺さぶってきます。

そして一人の時間が増えたからこそ、自分自身と向き合う時間も増えました。
日本にいた頃は、家族のためにと働き続けながら、自分の人生について深く考える余裕がなかったのかもしれません。

自分の人生を、自分で選びたい

僕はいま、ここインドで、「会社に依存せず、自分の力で生きていく準備」をしています。
脱サラや起業という言葉は、まだ少し遠く感じるかもしれません。
でも、いつか「自分の足で立てるように」なるために、少しずつでも前に進んでいきたい。

そして何より、そういう背中を、子どもたちに見せたい。

最後に

このnoteでは、インドでの暮らし、文化の違いから感じた気づき、そして自由な働き方を目指すまでの過程を、リアルに綴っていきます。

同じように「変わりたいけど、不安がある」という方の、ほんの少しのヒントや励ましになれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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