昨年末、食道傍リンパ節転移が大きくなるのを待って、そこから生検しようとしていたら、想定外に大きくなりすぎて、食道狭窄を引き起こしました。食べ物や飲み物が胃に落ちない時の苦しみは忘れられません。

口から出てくるのは泡だけで、詰まっている食べ物を上手く吐き出せません。なんと言っても、胃の口への出口が塞がっているのですから。深夜遅くまで格闘して、体力が無くなり、「もう勘弁してよ」となったとき、緊張が少し解けてようやく詰まりが解消される日々が続きました。体重は一気に5kg減りました。

結局、消化器内科の先生が胃ろう造設を提案して下さり、生検の次の日に胃ろうを作りました。



胃ろうは中の部分と外の部分の組み合わせで4種類のタイプがあります。私のは、バンパー・ボタン型と言ってコンパクトなものです。
ボタンのキャップを外して、チューブを繋ぎ、点滴の要領で栄養剤を直接胃に注入します。薬も水に溶かして注射器で注入します。多少分泌物が出るのでお風呂で洗い流し清潔に気を付けます。

クリスマスケーキもおせち料理もお雑煮も食べられなかったけれど、胃ろうのおかげで栄養補給され体力維持ができました。幸い、一ヶ月程で抗がん剤の効果によりリンパ節腫大が縮小し食道狭窄も解消されました。体力をキープできたことが抗がん剤の効果発現をサポートしたと思われ、胃ろう造設は大正解でした。本当に助けられました。

半年経過し、胃ろうの交換時期になったのですがリンパ節転移はコントロールされていることから、胃ろうは抜去することにしました。体重は8kg増えました。

その時の様子は、先日ブログに書きましたがとにかく痛かった。

一週間経ち、傷口も乾きました。
縫合していないので穴が開いています。
おへそが2つあるみたいです。

ピアスと同じように、器具を外すと徐々に自然と閉じて行くらしいです。
なんとか乗り切った一例ですので、記録に残しておきましょう。