肺腺がん治療の世界 -316ページ目

3月27日(火)

いよいよ治療開始と思いきや、「薬剤師さんの説明を聞いた上で、化学療法に関する同意書にサインしてからね」、ということだそうですえー

この2週間で体重が5kg以上減りました(1.5kgは胸水ですけど)。余命3ヶ月ってこういうことなんじゃないかと感じる程、体調は低迷していました。早く薬薬を~

まぁ、入院して気分的には少し楽になったので、あと一日我慢しましょう。

 

薬剤師さんがやってきました。テキストはこれ

まずは、服用方法から。1日1回、毎日同じ時間の空腹時(食前の1時間以内、食後の3時間以内を避けて)に、コップ1杯の水やぬるま湯で服用ということで、服用時間は、朝の6時に決定!

 

あらわれやすい副作用は、下痢、口内炎、皮膚症状、爪の異常。ただし、時期はずれています。

爪の異常が遅れてやってくるのはいやだなぁ。

下痢の症状は、時期が早く、しかも頻度が高いぞ、ということで重点管理項目です。プリントをもらいました。

これは、ブリストルスケール(Bristol stool form scale)という、便の状態を測る国際基準です。

ブリストル大学病院で過敏性腸症候群などを研究していたオドネル博士たちが考案したとのこと。研究において、腸の中を通過する時間を把握する指標として目を付けたのが便の形状であって、そのため、表の左側に時間のスケールがついています。

この絵を参考に排便チェック表に、1~7のスケール、量、下痢止め使用の記録をつけるようにと指導されました。上記スケールの絵は、【排泄ケアナビ | ユニ・チャーム】から拝借させていただいた絵(イラスト)ですが、ネットで検索するともっとリアルっぽい絵もでてきますうんち

 

皮膚症状では、ニキビのような発疹ができるとのこと。予防・対応のためにはスキンケアが欠かせません。後日、ミノン全身シャンプー泡タイプを買いました。低刺激性・弱酸性・アレルギーの原因物質を極力カット・無着色・無香料とのうたい文句で決めました。

保湿剤はヒルドイドローション。妻も主婦湿疹のため皮膚科から処方してもらっています。以前、美容目的で手に入れる人が出てきて問題になったとか。本当に必要な人にとって保険適用されなくなると困りますよね。ちなみに主治医の先生によると、ジェネリック医薬品は成分は同じでも塗り心地は別物だそうです。なのでジェネリック不可で処方してくれます。

 

湿疹ができたらステロイドで治療します。ただし塗る場所によって薬が違います。

ロコイド軟膏(顔)、メサデルムローション(頭皮)、アンフラベート(アンテベートのジェネリック)軟膏(からだ)で、軟膏タイプとローションタイプ、およびステロイドの強さで決まります。ステロイドの強さは5段階、顔は皮膚が薄いので下から2番目のMedium、頭は真ん中のStrong、からだは上から2番目のVery Strongです。

 

爪の周りが腫れる(爪囲炎:そういえん)のは遅れてやってくるそうで、肉芽(にくげ)ができると生活に支障がでてくるので気を付けなければなりません。爪はスクエアカットで。

 

最後に、ジオトリフの服用、体温、副作用の症状について治療日記をつけるようにと教えてもらいました。先生からは、血圧・脈拍、体重もつけるようにとも言われました。結構まめに管理しないといけないですね。スキンケアなんて、冬場に足のかかとにスキンクリームを塗るくらいで、これまで気にしていなかったから習慣化するのは大変だ。

 

この後、同意書にサインしました。薬も一通りもらいました。明朝から、いよいよ、ほんとにほんとの待ちに待った治療開始です。

 

つづく