ジオトリフを一週間休薬し、前回高かった肝機能の数値が元に戻ればジオトリフ再開、となるはずだったのです…
ところが、今週になって胃がガチガチに固まってゲップが上手く出来ず不快になりました。吐き気は無く、食べるのは問題ないのですが、胃を押すと痛みます。
体重が一日0.5kgずつ増え出しました。最初は体力回復で食事量が増えたせい、と思っていましたが、増加は止まらず2,3日前からお腹がパンパンに。体重が3kg増えて苦しくなりました。便秘でもないので、ひょっとしたら腹水が溜まり始めた?
呼吸はそれほど苦しくないのに、一体何が?
そんな不安を抱えながらの診察でした。
驚きの血液検査の結果は以下の通りです。
基準値 (8/20) (8/27) (9/5)
白血球数 4~9 10^3/ul 5.9 7.8 9.4H
ヘモグロビン 14~17 g/dl 10.8L 10.8L 11.3L
血小板数 157~382 10^3/ul 211 189 162
AST(GOT) 11~32 U/L 49H 115H 273H
ALT(GPT) 7~37 U/L 26 68H 259H
LD(LDH) 115~230 U/L 339H 576H 1391H
ALP 115~360 U/L 365H 511H 1056H
クレアチニン 0.61~1.04 mg/dl 1.15H 1.14H 1.16H
尿素窒素 8.0~22.0 mg/dl 18.7 19.8 21.7
尿酸 3.8~7.5 mg/dl 7.7H 8.3H 9.2H
アルブミン 3.9~4.9 g/dl 3.6L 3.7L 3.4L
CRP 0.3未満 mg/dl 0.14 0.17 0.36H
肝機能の数値が戻るどころか爆上げでした。ガッカリです。
急きょ、CT検査を受けることに。
その結果、肝臓がパンパンに腫れていました。腹水もあるようです。造影ではなく単純撮影で分かりにくいのですが、肝臓の中にモヤモヤした影が何ヵ所か見られます。肝転移でしょうとのこと。
一方、肺の原発巣は半分くらいに縮小していました。それなのに、なぜ肝臓にジオトリフが効いていないのか?
そのヒントが腫瘍マーカーにありました。
(4/24) (5/15) (6/10) (7/02) (7/22) (8/27)
SLX 66.0H 145H 734H 483H 348H 92.4H
(0~38 U/ml)
CEA 148H 192H 528H 680H 913H 585H
(0~5 ng/ml)
NSE 12.5 12.6 24.5H 31.1H 66.1H 164H
(0~16.3 ng/ml)
いつも見ているのは、SLXとCEAですが、主治医の先生はひそかにNSE(神経特異エノラーゼ)もモニタしていました。
NSEは、肺小細胞癌などの治療の効果判定、再発などのモニタリングとして使用されているものです。
ジオトリフのお陰で、SLXとCEAが減少に転じていたのですが、NSEは急に増え出しました。
EGFR陽性非小細胞肺癌→小細胞肺癌への形質転換 が考えられます。
急きょ、血液検査で腫瘍マーカーのProGRPを調べることになりました。
ProGRPは従来、肺小細胞癌に用いられてきたNSE(神経特異エノラーゼ)と比較すると、肺小細胞癌に対して特異的で信頼性が高く、臨床的に有用な腫瘍マーカーとのことです。
一週間後、この結果がでたら治療方針を決定します。小細胞癌は進行が速いので、肝転移の治療が何よりも優先されます。
私は腫瘍マーカーが敏感に反応する体質で良かったかもしれません。
顔つきの違う癌の助が次から次へと出現します。
また、もぐらたたきです。
今回は、特にピンチですが、粘り強く取り組まなければいけません。
せっかく、障害厚生年金申請用の診断書を記載してもらうための資料をまとめたのに。障害が重くなりたくはないけれど、ちょっと申請は様子見としましょう。