9月12日(水) ジオトリフ20mg服用24週間 169日目

 

今月の診察は造影CTがあります。予約時刻がいつもより45分早い10時15分。採血の結果が出る時間から逆算して9時過ぎに病院に到着し、採尿・採血へ。ところが、朝早いと採血がこれまでにない混雑さ。30分以上待ったので、CT検査も遅れちゃうな、と思いながら画像センター受付に行くと、着替えて準備してくださいとのこと。えっ、血液検査の結果が出てからじゃないの?と聞いたら、2ヶ月以内の検査結果が使えるから大丈夫ですよ、とのこと。これまでは、1時間前に採血を受けて下さいと言われていたのに?でも、次回はまた元に戻ることもありがちだから、細かいことは気にしないでおきましょう。それより、ここで時間が短縮すると、診察の時に腫瘍マーカーの結果が出ないんですけどショボーン

 

診察は予約時刻の11時を少し過ぎた頃に始まりました。

血液検査の結果、Lマークが付いたのは毎度おなじみのヘモグロビンだけ。11.5→12.2→12.3→12.5→13.2→13.2→13.3→12.7ガーン これまで、コツコツ積み上げてきたのに、5月の時点に逆戻りでガッカリ。夏バテですかね。

腫瘍マーカーはSLXの結果がやはり出ていませんでした。前回微増したので気になっているのだけれど、しょうがない。CEAは、1,170H →636H→150H →88.9H→69.6H→61.4H→60.8Hと下げ止まりですね。一桁間違ってないですかショボーン まぁ、こういう体質なんですよ、きっと。

 

造影CTの結果は、原発巣も殆どわからないくらい縮小しています、こんな感じです、で終了。写真に撮る程でもありませんでした。

 

前回話が出た、半年経過時のMRIやPET/CTの件は、2週間後の9月26日(水)に予約を入れました。次回診察の10月10日(水)に結果がわかることになります。検査は新横浜の医療画像検査の専門クリニックで行うのですが、大学病院の受付付近にこのクリニックのデスクがあって、帰り際に立ち寄って、諸注意や同意書などの書類をもらって帰りました。

 

今回主治医の先生の診察は、すんなり終了したのですが、先生から「ちょっとご意見を聞きたいのですが」と話を持ちかけられました。ノートPCには、何かの機会に発表したのか、それともこれから発表するのかはわかりませんが、プレゼン資料が用意されていていました。一次治療増悪後の再生検についてです。タグリッソを適応するためにはT790M変異が確認されなければいけません。

ところが、国内の実臨床におけるT790M検出の実態を調べたREMEDY試験によると、

EGFR-TKI耐性におけるT790M変異が50~60%と言われるなか、この試験の結果では、T790M変異検出率が25.8%と半分以上が検出できていないことが判明しました。

主治医の先生は、タグリッソはとても良い薬だからこそ、必要としている人には届けてあげたいということで、T790M変異の確認を必須としないように製薬会社に働きかけているのですが、大きな壁があってそう簡単にはいかないようです。臨床研究をするにも、現状では保険適用外になってしまうので、それなりの資金源が必要になってしまいます。

 

一次治療からタグリッソが使われるとこの問題は生じません。だから現在、一次治療でタグリッソを使用できなかった(私を含む)患者達があと3、4年たって皆亡くなってしまえばこの問題は解決するという風潮があること、検体を採取できない癌性髄膜炎などで増悪した場合、せっかくタグリッソの効果が期待できるのに(BLOOM試験)使えないなんて、という意見がWeb上にあることなどを私から先生に伝えました。

 

タグリッソは高価な薬ですから、効果を投薬前に予測するために行なわれるT790M変異の検出が必要なことはわかるのですが、その検査の多くがとても患者に負担がかかる気管支鏡検査であったり、一次治療後の腫瘍の不均一性の問題があったり、REMEDY試験の結果から明らかなように現状の検査技術は不備があるにも関わらず、それをベースに投薬条件を決めるというのはいかがなものか?と素人ながら思うのです。

 

かといって、現状私は暴れん坊のジオトリフ君が効いているので、あえてタグリッソに切り替えたいとは思わないんですよね。もしも増悪したならば、生検しないでお試しでタグリッソを使ってみれば、2ヶ月程度で結果がでると思います。T790M陽性と陰性のタグリッソ効果(PFS)の比較は下図のようです。

この期間が本来すべき治療を後回しにしたことのデメリットと比較することになるんですけど、どうでしょうか。T790M変異の確認を必須としないようにしてもいいんじゃないかと思うのです。

 

その他、現状の添付文章の記載のままで、タグリッソへの切り替えはどうか(昨日のブログに記載)とか、第3世代のオシメルチニブ(タグリッソ)と第2世代のアファチニブ(ジオトリフ)を8週ごとに交互に投与する交替療法のフェーズ2試験ではタグリッソを先に投薬するから保険適用になるとか、いろいろと治療に関する話をしました。先生も、よほど悔しい思いがあるのでしょうね。医療関係者には話づらいことがあるのであれば、私が話し相手になりますよニコニコ

 

長々と話をしたので今日の午前中の診察は私で終わりかな、と思って診察室を出ると次の人が廊下で待っていました滝汗 大事な話があったんですよ、と思いながら会釈をして帰ったのでした。