世界肺癌学会(International Association for Study of Lung Cancer:IASLC)が主催する第19回世界肺癌学会議 (19th World Conference on Lung Cancer; WCLC 2018)が、9月23日~26日にカナダ・トロントで開催されたそうです。
WCLCは、肺がんおよびその他の胸部悪性腫瘍に特化する世界最大の学術会議で、世界100カ国以上から7,000人以上が参加し、300演題以上の口演と1,500演題以上のポスター発表が行われたとのことですから、すごい規模です。
昨年のWCLC 2017は、横浜で開催されたのですね。第58回日本肺癌学会学術集会と同時開催ということで、盛り上がったことでしょう。私はまだ患者ではなかったので、窺い知ることはできなかったのですが。
日経メディカルやオンコロで速報版レポートが出ています。
ALK阻害薬未治療のALK陽性NSCLCでbrigatinibはクリゾチニブよりも有意にPFSを延長、脳転移に高い効果などが「プレジデンシャル・シンポジウム」(最も重要と位置付けられる5演題)で発表されたそうです。
私に関係するのは、EGFR変異陽性NSCLCへのリアルワールドでのアファチニブ投与は用量調整が多いが効果は維持ですね。暴れん坊のジオトリフ君は用量調整を行うことで副作用を軽減させているけれど、有効性は維持できていることが、リワルワールドのデータで明らかとなったとのことです。私は、最初から低用量ですが今のところ効き続けていますよ。
多くの研究開発を通して、様々な症状の人にそれぞれ有効な治療法が見つかるように願わずにはいられません。