私はがん患者です。
最近、芸能人の方の中にはカミングアウトする人が増えてきたように思います。
でも、一般の人はどうでしょうか。
がん=死というイメージのため、相手が過度な心配をして、どう接したら良いのかわからないだろうから、内緒にしておこうと思ったりします。
職場では、仕事とがん治療の両立と言われるようになりましたが、まだまだ偏見や悪い噂がたつのを怖れてしまいます。
一方で、がんという病気は、もしものときのために準備出来る時間が与えられる病と言われています。
今回の入院で、家族が困ったときには助けて欲しい、これまでの人生で共に歩んだ仲間たちに感謝の気持ちを伝えておきたい、と思うようになりました。病状は深刻なのですが、幸いなことに顔は健康そうに見えるのでこのタイミングが良いかと思った次第です。
そこで、妻から知人に連絡を取って貰いました。
家族、親戚、高校のバレー部、会社の同期入社、かつての職場の上司や同僚たち、妻と共通の知人。連休にも関わらずこの一週間で30人以上がお見舞いに駆けつけて下さいました。来週伺いたいという連絡もありました。
本当に感謝の気持ちで一杯です。
30年、40年ぶりに会うと容姿はちょっと変わっているけど、当時のグループで来ると、それぞれのキャラの役割は全く変わっていないんですよ。話を振る人、ボケる人、まとめる人。一瞬でタイムスリップ出来ましたね。
ここでは詳しい話は書けませんが、楽しいひとときを過ごせました。本当に元気をたくさんいただきました。ありがとう、まだまだ頑張るよ。
今回のことがきっかけで、連絡を取るのに人探ししたり、新たなLINEを作ったりと波及効果もあったようです。
この局面を乗り越えて、まだまだ楽しい思い出を作って行きましょう。