2ヶ月ぶりに産業医の先生kittyと面談しました。

2ヶ月の間に、色々ありました。原発巣や食道傍リンパ節転移が増悪し、治療法の変更を余儀なくされました。せっかく脳転移はガンマナイフとタルセバ+アバスチンで消滅、コントロールできたことを脳MRI検査で確認出来たのに。T790M耐性遺伝子変異の検出を食道から超音波内視鏡で針生検したけど陰性でした。悪いことに生検出来るくらい、腫瘍が大きくなるのを待っていたら、大きくなりすぎて食道狭窄で食べ物を飲み込めなくなりました。急遽胃ろうを造設し、栄養剤を点滴で直接胃に供給することに。そうこうしているうちに、EGFR遺伝子変異陽性でも唯一臨床試験で効果が出た免疫チェックポイント阻害薬テセントリクの4剤併用の適応拡大が承認され、早速チャレンジ。おかげさまで、胃ろうによる栄養補給と抗がん剤が奏効し、食道狭窄は解消し、通常の食事が可能になりました。腫瘍マーカーの値も減少に転じました。これから原発巣へも効果が出ることを願いつつ、副作用をコントロール出来るように、治療を進めています。

一喜一憂の治療経過を産業医の先生kittyに説明するとともに、4剤それぞれの想定される副作用とその対応についても説明しました。

インフルエンザが大流行しているので、しばらくは会社を休んで治療に専念してはどうかと言われましたが、予防接種を打っており、骨髄抑制期間中は人混みを避け、サテライトオフィスを活用することで勤務を継続できることを訴えて、なんとか現状の勤務状況の継続を認めてもらいました。

大学病院の主治医の先生は、ステージ4ということもあって患者の意思を尊重して下さいますし、抗がん剤治療の吐き気止め等の進展、検査や日常の健康管理で副作用への早期対応が可能なことから、勤務することを認めてくれています。
気力の充実や通勤による運動もプラスに働くものと考えられます。

一方、職場の上司や産業医の先生は、まず治療に専念し体調が万全になってから出社してねというのが基本スタンスです。なんといっても、会社には安全配慮義務がありますので慎重にならざるを得ません。ましてや、昔のがん治療からはずいぶん進展していることを知らないですし、私が休まず出社していることに驚いています。

私は完治が望める状態ではないので、病気欠勤で傷病休職してしまうと復職のハードルは高いものになってしまいます。定年退職まであと1年5ヶ月ですから、やれる間は頑張りたいものです。今から休んでも健康保険の傷病手当金の支給(1年半)で定年退職まで、ある程度の収入は得られるのですけれど、気力の維持が難しくなってしまいそうです。もちろん、無理は出来ませんので、冷静に病状を判断して引くときは引かなくてはと思っています。そのうち、閑職に追いやられ、降格、減給もあるかもしれませんけどね。

次回も2ヶ月後に面談することになりました。良い報告が出来るよう、治療に臨みたいと思います。