ジオトリフ以降の治療では、タルセバ+アバスチン、その次はカルボプラチン+パクリタキセル+テセントリク+アバスチンというようにアバスチンを併用してきました。ところが、次回の治療はアリムタ単剤でいきます。
アバスチンは抗がん剤に上乗せすることで効果が得られるという面白い分子標的治療薬です。
治療中に病勢進行(PD)に至ったら、治療法を変えるのが一般的ですが、同じ治療を続けることを、beyond PDと言います。
PD後に抗がん剤は変えるのだけれども、アバスチンの併用を続けたら上乗せ効果は継続して得られるのだろうか、というのが「AvaALL」試験です。
その結果、残念ながら効果を示すことはできませんでした。有意水準には至らなかったのですが、改善傾向にはあったようです。
アバスチンの副作用で代表的なのは、鼻血などの出血、高血圧、たんぱく尿であり、私の場合、毎朝の鼻血は辛かったですね。高血圧までは行かないまでも血圧は上がり、腎機能の低下も現れてきました。
長く続けるとメリットをデメリットが相殺してしまうのかもしれません。肝心の抗がん剤を継続できなくなってしまっては元の子もありませんからね。アリムタは腎機能に注意を要するので、ここはアバスチンはお休みして、アリムタ単剤で進めることになりました。
その後で、ドセタキセル(タキソテール)とラムシルマブ(サイラムザ)の併用を試すことになるでしょうから、それまでは血管新生阻害薬はお休みして体調回復を図りたいところです。