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暑くもなく寒くもなく、
心地よい風が時折り吹いています。










5月に入りまだ1週間程ですが、
いろいろなことがありましたので、
既に充実した日々を送っています。





5月5日に新曲「FUWARI」をはじめとする、
マキシシングルが発売されました。










このマキシシングルの収録曲


・FUWARI


・楓の木の下で


・君といる世界


・Lai Lai Lai(2024ver)


・リ・ボ・ン(2024ver)



そしてそれぞれのオリジナルカラオケ入り。










その中で特に最初の3曲の作詞は、

私が手掛けたのですが、

その歌詞が生まれたきっかけを、

お話させていただきますね。











「楓の木の下で」は、

ちょうど息子楓季が生まれた直後に綴った詩です。





楓季がお腹の中にいた時。





なかなかお腹の中の楓季の体重が増えなくて、

もしかしたら低体重での出産となるかも知れないと、

医師からリスクを告げられました。





重い貧血が原因でした。





途中でセカンドオピニオンで、

臨月になり病院を変え、

お産の少し前まで輸血を受けたり、

身体を動かさないよう安静に過ごして。





お腹の中の赤ちゃんの体重を増やすために、

しばらく入院していました。





その成果もあり、

エコーで測ったところ、

楓季の体重が2000gを超えたタイミングで、

出産となりました。





小さいながらも私のお腹を蹴りながら、

生きてる証を叫んでいた我が子に、

祈る気持ちで出産に挑みました。





結果それ以上に大きな2300gで誕生。





命の尊さを今まで以上に感じた出産でした。





そんな気持ちを詩にした2001年に書いた歌です。









「君といる世界」は、

上の三人のお兄ちゃんたちが反抗期。





下の二人の楓季と彩月は幼稚園の頃。





お兄ちゃんたちが野太い声でケンカしたり、

ちょっとしたきっかけで取っ組み合いをしたり。





そんなリビングの同じ空間で、

状況に慣れっこなった下の二人。





バルコニーの窓のところで、

爽やかな初夏の風に吹かれながら、

そんな状況にも物ともせずに、

虫かごの虫を楽しそうに見つめていた楓季。





風を仰ぎながらバレエを踊る彩月。





その様子をダイニングテーブルに腰掛けて見ながら、

対比が面白くて詩に綴りました。





こんな頃(幼い頃)が、

上の子たちにもあったのに、

思春期を迎えるのだなぁと。





でもいつまで経っても、

親は親で子は子で。




形は変わっても守っていきたいなと、

その気持ちは今でもそのままですね。





時々歌いながら、

涙が溢れてきそうになります。









そして「FUWARI」は、

こちらでも何度も書かせていただいております。





今の私がこの場に存在して、

また歌うことが出来ているのは、

医療従事者の皆様・

支えてきてくれた家族やスタッフ・

言語聴覚士の先生・

ボイストレーナーの先生方・

恩師やお友だち。





そして応援し続けてきて下さったファンの皆様。





その他の多勢の皆様のおかげです。





感謝の気持ちを、

この一曲に綴らせていただきました。





マキシシングル、

たくさんの皆様がお手に取って下さり、

心より感謝致しております。





今一度、

私の詩に託した想いをお伝えし、

お聴きいただくとまた違うかなと思った次第です。




長々と失礼致しました。




では「FUWARI」

お聴き下さい。




FUWARIのご予約はこちらから。