いつもよりも遅めの表の掃除。



青い空の尊さを仰ぐたびに、
今こうしていられることに、
心から感謝するのです。







毎日同じ日常でも、
それが当たり前ではなく、
いつまで続く訳でもなく、
いつかは終わりが来るからこそ、
大切にしなくてはと。







決して後ろ向きではなく、
前を見据えての今の在り方。






私の人生は波瀾万丈だったと思います。






いい時と悪い時の振り幅が、
大きいと言うか…






それは病気と共に生きてきたから、
そうだったのかも知れません。






特発性大腿骨頭壊死症の術前まで、
激しい痛みに涙を流し、

「何で私の身体はこんなに
ポンコツなんだろう」

と何度も言う私に、

「そんなこと言うな」

「君はポンコツなんかじゃない」

「大切な身体なんだから
ポンコツなんて言うな」


「君は運がいいから大丈夫
絶対に治るから大丈夫」








そう言ってくれた夫の言葉が、
その後の私の闘病の支えになり、
ここまで頑張って来られました。







尊い青い空の色を見ると、
あの時の言葉を思い出します。



「感謝」の色でもありますね。