貧しいアフリカの学童にシロアリやミミズを食べさせる、英国政府が支援する物議を醸す実験。
2022年10月7日(金) by: キャシーB.Tags: #nutrition, badfood, badhealth, badscience, big government, clean food watch, conspiracy, crickets, experiments, food science, food supply, franken food, great reset, grocery, health science, human guinea pigs, ingredients, insect consumption, insects, worms, Zimbabwe
昆虫食の悪影響が懸念される中、アフリカの貧しい子供達を被験者として、昆虫食で栄養状態が改善されるか否かを調べる実験が行われている。
今、英国政府の資金提供で、昆虫食が子供の栄養に与える影響を調べる実験が行われています。
アフリカの子供達にミミズやシロアリを食べさせる、英国政府の支援による実験
ジンバブエの7歳~11歳の貧しい小学生を対象に、1年間、毎日モパネワーム(蛾の幼虫)と、兵隊シロアリの粉を混ぜた食事を与えています。
研究者は、これが彼らの身長、体重、栄養、認知機能にどのような影響を与え、学校の成績に影響を与えるかを調べます。
プロジェクトの概要では、昆虫は、この地域では「文化的に受け入れられる」食品であるとされていますが、その利用は主に、不作や干ばつの時期に栄養失調を防ぐ必要がある農村地域の人々、詰り最後の手段に限定されています。
プロジェクトの説明では「昆虫の摂取と健康との間のメカニズム的な関連性は不明」としながらも、ミネラル、必須脂肪酸、アミノ酸の供給源であると主張しています。
ジョセフ・マーコラ博士など一部の専門家は、昆虫の常食は危険であると警告している。
例えば、昆虫にはキチン質が含まれているが、これはアレルギーを誘発し、炎症を強く起こすことが研究で明らかになっている、と指摘している。
(左)ヨコバイの翅の拡大写真。翅はキチン質で構成されている。(右)セミがキチン質でできた幼虫の外骨格から顔を出す。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校のある研究は、キチンがテストマウスの肺でアレルギー性の炎症反応を引き起こす事を明らかにし、研究者は『吸い込んだキチンに曝された結果、喘息に対してより脆弱な個人がいるのではないか』と云う研究を促しているのです。
別の研究では、昆虫は、一般的なアレルゲンであるエビの様な甲殻類と同じ様に、アレルギー反応を引き起こす可能性があることが示されました。
甲殻類と昆虫が同じ節足動物である事を考えると、個人によっては、アレルギーを誘発する能力が似ているのも納得がいきますね。
2019年の研究では、評価した昆虫養殖場の81%に寄生虫が見付かった事で、昆虫摂取の他の問題点が指摘されました。
その内91のケースで、発見された寄生虫は「人間にとって病原性の可能性がある」もので、この研究は食用昆虫を『人間や動物の寄生虫の過小評価された貯蔵庫』とする事に拍車をかけています。
又、多くの昆虫は、人間の排泄物、動物の死体、腐った食物等、バクテリアの発生源となる腐敗物を餌として居る為、野生の昆虫を食べるのは特に危険な選択であることも事実である。
昆虫から検出される細菌には、カンピロバクターや、大腸菌等、人間を病気にする事が知られているものがあります。
昆虫を食べる - 安全な食べ方
又、昆虫は丸ごと食べる事が多い為、農薬や重金属などの化学物質による汚染の可能性もあります。
ビル・ゲイツ、世界経済フォーラムが昆虫食を推進
この研究に携わった英国政府や関係者は、このような危険性を承知していたと考えるのが自然だろう。
詰り、社会的に最も恵まれない人々が、危険な実験の被験者として利用された、新たな例である可能性があるのだ。
又、近年、より持続可能な食生活の為に、肉をコオロギ等の昆虫に置き換える動きが大きくなっているが、これには環境的な要素も含まれていると思われる。
例えば「グレート・リセット」の背後にある世界経済フォーラムは、昨年「昆虫に我々の食糧システムにふさわしい役割を与える時だ」と主張し、Business Insider のビデオは、コオロギが『環境破壊を伴わない牛肉より多くの蛋白質』を持っていると自慢している。
全米最大の個人農地所有者であるマイクロソフトのビル・ゲイツは、2019年に、10万ドルを昆虫農業スタートアップに投資し、虫には『世界を養える範囲がある』と、主張している。
勿論、ゲイツ自身が昆虫を食べようと思っている証拠は見つからない。
悲しい事に、アフリカでの医療実験には、長く恐ろしい歴史がある。
ジンバブエで17,000人以上のHIV感染女性に同意なしに実験薬を投与した実験や、1990年代にナイジェリアで、ファイザー社が行った200人以上の子供に実験薬を投与し、後にその家族の一部がインフォームドコンセント違反に基づく訴訟を起こした例など、多くの事例がある。
この幼い子供に対する実験が、ジンバブエの家族の荒廃に終わらないことを願うばかりである。