植物性の食事で慢性的な頭痛を止める事ができるとの事例紹介
2021年11月24日(水) 記入者:Mary Villareal

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ある男性が植物性の食事を取り入れることで、衰弱した頭痛を解消することに成功したことから、健康の専門家達は、食事による偏頭痛の治療の可能性を検討しています。

この患者さんは、10年以上も重度の頭痛に悩まされており、片頭痛の為に仕事をするのが殆ど不可能だったと言います。

 

その患者さんは、濃い緑の葉野菜を沢山使った植物性の食事を始めてから1カ月も経たない内に、片頭痛が消えていきました

それ以来、この男性は7年以上に渡って一度も片頭痛に襲われておらず、最後に頭痛がした時の事をもう覚えていないと言っています。



植物性の食事が慢性的な片頭痛を和らげる可能性

 

この患者を治療した米国の医師は、慢性的な片頭痛の症状を和らげる為には、植物性の食事を採用する価値があると考えていますが、独立した専門家の中には、今回の知見は単一のケースに基いている為、一般化する事は不可能であると注意を促しています。

重度の頭痛に対処する為には従来の薬がよく使われますが、食事は副作用なく症状を緩和する事ができる為、合成薬の優れた代替手段である事を示す証拠が増えています。

 

(関連記事:片頭痛を引き起こす可能性のある食品)

 


この症例報告では、60歳の患者さんが、食生活を変える前は、月に6〜8回、1回あたり72時間も続く衰弱した片頭痛に悩まされていたとし「殆どの日、片頭痛が起きているか、片頭痛から回復しているかのどちらかでした」と語っています。

何年も片頭痛に悩まされてきたが、何をやっても上手く行かなかった。

 

ニューヨークのライフスタイル・クリニックに紹介される半年前、片頭痛は18日から28日の間に発生する慢性的なものになっていました。

「しかし、主に沢山の深緑色の葉野菜や果物、豆類のオートミール、毎日のグリーンスムージー等、栄養価の高い植物性の食事を始めてから1カ月で、両方の薬を止め事できました」と述べています。

報告書の著者は、この患者に「低炎症性食品エブリデイ(Life)」という食事法を提案しました。

 

 

 

 

この食事法は、毎日5オンス以上の生又は加熱した濃い緑の葉野菜を食べ、毎日32オンスのグリーンスムージーを1杯飲み、全粒穀物、でんぷん質の野菜、油、そして乳製品や赤身の肉等の動物性タンパク質の摂取を制限するという、栄養密度の高い全食品、植物性の食事法です。

2ヵ月後には、片頭痛の発作の頻度が月に1日だけになり、長さや重さも軽減されました。3ヵ月後には、片頭痛は完全に止まりました。

この研究の著者であるニューヨーク在住の統合医療専門家、デビッド・デュナイフ博士「今回の事例報告は良い切欠になる」と述べています。

 

 

この研究の著者であるニューヨークの統合医療専門家David Dunaief博士は、

 

 

「『効果があるだけでなく最悪のシナリオでも効果がある』」

「と言えるのは、ある意味で画期的なことです」

「しかも『短期間で効果がある』と言えるのは画期的なことです」

 

12年間、ほぼ毎日片頭痛に悩まされていた男性が、この植物性の食事を試すまでは

 

食事が片頭痛に与える影響

 

レディング大学の栄養学・食品学教授であるGunter Kuhnle氏は、今回の症例報告の知見を一般化する事は不可能であると述べています。

 

 

    

 

「片頭痛は衰弱した状態であり」

「治療や管理の方法を見つけることが重要です」

しかし、食事は多くの病気の管理に重要な役割を果たすことができ、中には片頭痛の引き金となる食品があることが知られています。

 

そのような食品を避けることで、片頭痛の頻度を減らすのに大いに役立ちます。

濃い緑の葉野菜やその他のスーパーフードに含まれる多くの生物活性化合物もまた、多くの疾患の管理に役立つ可能性がありますが、決定的な声明や勧告を行う為には、かなり多くの研究が必要であるとGunter Kuhnle氏は述べています。

また、登録栄養士でアストン大学医学部のシニアティーチングフェローであるDuane Mellor氏は、今回の報告は「興味深い」ものではあるが、それが万人に有効な解決策であるか否かを判断するには時期尚早であると述べています。

 

 

 

一方で、食生活を良い方向に変えること、詰り、より栄養価の高い植物性食品に切り替える事は、片頭痛を抱える人々にとって有益であると考えている。

 

 

※Gen

植物性の食品で、頭痛を抑えると云うのは

最初は、政治的意図のベジタリアンの内容かと思いきや

成程・・・

 

炎症を抑える為、低炎症性食品の事に触れているのか・・・

 

 

痛みを和らげる抗炎症食 - 痛みに効く消炎食の使い方

アンドリュー・ワイル博士の「The Anti-inflammatory Diet Pyramid」より   8/23/2017


知らないかもしれませんが、痛み炎症(痛みや腫れ)の多くは、食べるものによって悪化したり、引き起こされたりすることがあります。 

 

食べ物の中には、怪我や神経の損傷に対する体の反応を活発にし、痛みを増大させるものがあります。 

 

また、体の自然な修復システムの燃料となり、痛みに対して過剰反応を起こしてしまう食品もあります。 

 

リウマチ自己免疫疾患(関節リウマチ、クローン病等)を持つ人は、これらの食品を食べると症状が悪化します。

また、慢性的な首や腰の痛みを抱えている人は、これらの原因となる食品を避けることで、痛みの感覚が改善されるという証拠があります。 

 

食べ物と炎症の関係を全て避けるのは難しいですが、健康を害したり、慢性的な痛みを悪化させる傾向のある食べ物を減らし、最終的には排除することが有効です。

 

 

食べるべきもの - アンドリュー・ワイル博士が自身のウェブサイトで作成したフードピラミッドに示されている一般的なガイドラインに従うことで、誰もが恩恵を受けることができます。

 

 

新鮮な野菜や果物は、これらの健康的な食生活の基本であり、1日の食事量の約40~45%を占めるべきであると言われています。 

 

全粒穀物(玄米、キヌア、小麦粉など)や豆類(ひよこ豆、レンズ豆、ピント豆、黒豆など)は、缶詰ではなく袋から出して調理したものを食べましょう。

 

ターメリック、シナモン、バジルなどのスパイスを加えると、抗酸化作用抗炎症作用が高まります。

 

脂質の摂取を控え、エキストラバージンオリーブオイル、キャノーラオイル、亜麻仁油、クルミ、アーモンドなど、ナッツ種子、果物から抽出したオイルを中心に摂取しましょう。

 

※Gen:キャノーラ油???・・・は駄目でしょう

 

 

ワイルド・サーモンやブラック・コッドなどの脂の多い海の魚は、週に2~4回、少量(トランプの大きさ程度)に分けて食べましょう。 

 

栄養士の中には、赤身の肉や乳製品を完全に避けることを提唱する人もいます。

この記事では、ピラミッドの全ての構成要素を完全に説明することはできませんが、ご自身で調べて、食べる食品の質を高める努力をしていただきたいと思います。 

 

多くの患者さんが、私たちの体が本来食べるべきものや、それに含まれるビタミンやその他の化合物を摂り始めると、体調が大きく変わると報告しています。 

 

美味しい食べ物は、美味しくて薬のようなものだと思ってください。

ここからは、食べてはいけないものについての厳しい事実をご紹介します・・・。

避けるべきもの - 少量でも炎症の連鎖反応を引き起こす食品。

 

 

砂糖と加工食品:

砂糖が何であるかは誰でも知っています。 

 

白や茶色、粉状や粒状で、心が欲する以外には何の取り柄もありません。

 

砂糖は体の多くの器官に悪影響を及ぼすので、極力控えた方がいいでしょうし、むしろ全く使わない方がいいでしょう。 

 

こっそりとした悪者は、トウモロコシを原料とする甘味料で、高果糖コーンシロップやコーンシロップ等と呼ばれています。 

 

砂糖入りのソーダや加糖アイスティーなどの飲料には、大量の糖分が含まれています。

 

 (健康的な食生活に炭酸飲料はふさわしくありません)

 

なぜなら、炭酸飲料には有益な栄養成分が含まれていないからです。 

 

フルーツジュースも、魅力的にする為に食物繊維が取り除かれています。

 

(最高品質の「高果汁」ジュースでも体に必要な食物繊維は極僅かです)

 

そして、驚くことに!

 

ケチャップ、スパゲッティソース、ジャムやゼリー、ピーナッツバターなど、多くの食品には隠れた砂糖が沢山まれています。 

 

大手食品会社が製造して箱や瓶に入っている場合は、果糖ぶどう糖液糖や砂糖、加工食品用デンプン、その他の甘味料や増粘剤などが使われている可能性があります。

加工食品の中には、天然の糖分やデンプンを粉砕・製粉することで、体内での吸収速度が速くなってしまうものがあります(小麦粉の場合)。 

 

スナックのクラッカー、ポテトチップス、箱入りシリアル(高級グラノーラも)、パンやロールケーキ、トルティーヤ、パスタなど、穀物を原料とした食品がこれにあたります。

 

自然から生まれたもの「ナチュラル」なもの、オーガニックなものであっても、体に良いとは限らないことを覚えておいてください。

 

加工食品の見分け方や避け方を学ぶことは、食生活の改善に役立ちますが、最も簡単な方法は、丸毎の食品を食べる事です。

 

 

ナイトシェード系の野菜(じゃがいも、トマト、ピーマン、ナス)は炎症を起こすと言われていますが、これには議論があり、科学的にも裏付けられていません。

 

ポテトチップスやフライドポテトは健康に良くないので、避けた方が良いでしょう。 

 

もし、特定の食品を使わない食生活を試してみたいのであれば、何か効果があるかどうかを確認するのに役立つかもしれません。

 

それまでは、砂糖の入っていないトマトソースやサルサ、ピーマンのローストや炒め物、生のままサラダに入れたり、ベイクドポテト(サワークリームやバターは殆ど入れない)等が良いでしょう。

動画を見る アンドリュー・ワイル博士 MD


具体的な内容が掲載されているウェブサイト



 

 

キャノーラ油が入ってるしwww

まぁ参考程度かなぁ・・・

 

砂糖・果糖、油・・・

この辺を抑えて置けば好いかな

 

肉類だって

(実は今年になって全然口にしていないが)

食べたくなったら食べるし

 

要点だけ抑えて

後はそれこそ『解毒効果』の高い

食材やら飲み物を取り入れて居れば

特段問題無いと思う。

 

余り、過敏になると食べるもの無く成るわw

 

あぁ~鯨肉喰いたい・・・

捕鯨万歳