中国共産党:王毅外相 タリバン幹部と会談

「テロ組織と一線を」

中国外務省は、王毅外相がアフガニスタンの反政府武装勢力・タリバンの幹部と会談し、「ウイグル独立勢力などテロ組織と一線を画すよう求める」と強調したことを明らかにしました。

中国外務省によりますと、王毅外相は28日、天津でタリバン幹部と会談。「アメリカとNATO=北大西洋条約機構があわててアフガニスタンから撤退したことはアメリカの政策の失敗を意味する」などと指摘しました。そして、「タリバンがウイグル独立勢力などあらゆるテロ組織と徹底的に一線を画すよう求める」と述べたということです。

中国としては、アメリカ軍の撤退完了が来月末に迫るアフガニスタンで中国の存在感を高めるとともに、国境を接する新疆ウイグル自治区にタリバンの影響力が波及するのを防ぐ狙いがあるとみられます。

王毅外相は今月中旬にアフガニスタンに隣接する中央アジアの国を歴訪し、26日には同じ天津でアメリカのシャーマン国務副長官と会談したばかりでした。

 


 

 

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