年賀状バイト、突然の「人気」 失職者増が影響?

昔なら、学生の人気のバイトだった年賀状のバイトが今や、中年の糧になっている。


無職は辛いよね。

こうなったら、学生のバイト界に中年の乱入も増えていく。

薬剤師の免許があるから、マツモトキヨシに入ろうかな。(給料は絶対に下がるだろうけれどね)


もう、来年早々49歳になるので、今から定年後のことを考えた仕事をしていこう

派遣社員が不況で、急に首になったことを怒って、会社を訴えている。

そもそも派遣社員は、不況になったたら、簡単に切れるから、会社は雇用していたと思っていたし、本人たちも相思っていた。

もちろん派遣社員には派遣社員の権利があるんだろうけれどね。

少し違和感があった。




「ずっと待っていた電話はあなたが部屋を出た瞬間に鳴る」

All You Need Love・・・2度悪いことがあったら、それが始まりだ


ドコモの広告などに最近、ビートルズの「All You Need Love」が使われている。
愛こそ、全てなのだ、と主張していた時代のテーマソングが40年たち、携帯の広告に使われるなんてね。


携帯が無ければ愛こそ全てだけど、携帯があると、愛こそ全てじゃない、と思ってしまう僕。


2度悪いことがあったら、それが始まりだ。

野球なんて、全然、興味がない。
もちろん、テレビでやっていても見ない。

ただ、例外がある。「イチロー」である。

イチローのニュースは好きだ。

そんなイチローが原ジャパンの候補になった。

前回のWBCでのイチローの活躍は予想外だった。
一人で黙々と活躍するかと思いきや、チームのムードメーカーになった。

そんなやんちゃなイチローを今度も見たい。

益川教授はノーベル賞のメダルを土に埋め、ブッシュ大統領は靴を投げられ、麻生政権の支持率は最低に。

そんななか、心が風邪をひいたので、会社をずる休みした。

YKKKという秘密結社が台頭し、リストラの嵐が街を吹き荒れる。

ミステリーを読みながら、明日は会社へ行こうかと思いつつ。

自分の生活は自分で守ろうにも、金は無し。

諦めるだけか。


篤姫は視聴率が最高だったが見る気もなし。


靴を投げるということは、最低だ、ということ、タブーらしい。

日本人なら、土下座をさせられる、ということか。

ところで大統領のシークレットサービスもどうしたんだろう?
 
 
「ノーベル賞は地面に埋めろ」が今日の正解だ。

「思考力」「行動力」「コミュニケーション」。
ここまで揃っていたら、本当に文句無しで会社に来て欲しいのだが、さらに欲を言わせてもらうと「リーダーシップ」を発揮してくれる人なら、最高だ。


「行動力」ともリンクするのだが、自ら率先して他のメンバーを導いてくれるリーダーシップがあるといい。

会社では多かれ少なかれ組織やチーム、グループで働く。
そのチームがある1つの目標に向かっていくとき、どうしても必要なのがリーダーだ。


メンバーが全員優秀だったとしても、そのメンバーの個々のベクトルがバラバラでは、仕事にならない。
下手すると僕のような凡人たちの集まりでも、優秀なリーダーが一人いつチームのほうが、いい仕事をするだろう。


今までクラブやサークル、部活などで一回もリーダーになったことがなくてもいいので、会社に入ったら、是非、自ら率先して動くリーダーシップを発揮して欲しい。
リーダーシップの「役割」には、率先して動くほかにもチームをまとめるなどの役割もあるが、まずは、何をおいても、まずは率先垂範でやってほしい。


そのリーダーシップの源となるのは、仕事に対する「情熱」だ。(まぁ、義務感でやってもらってもいいが。)

そして、その「情熱」が発生するのは、自分の好きな仕事についているかどうかが一番大きい。
だから、自分の好きな仕事を見つけ、それにつけたら、それは人生最高の財産になる。


何かを持っているからできる、とは考えない。


そうなると、時間が無いからできない、お金が無いからできない、人がいないからできない、という言い訳をついしてしまう。


まずやりたいことを明確にする。
フルマラソンを完走する。
資格を取る。
ツルゲーネフを読破する。


つぎにどうやったらそれができるかを考える。
思考し、行動し、コミュニケーションを取る。


自分がやりたいことをやっていると、自然に人は何かを得ている(モノとは限らないが)。


今日から「have人間」から「do人間」へ。




以前、セミナーの講師をやっていたときに質問された。


「スーパーモニターを見抜く質問はどんな質問ですか?駄目なモニターを見抜く質問は?」

この「スーパーモニター」という言葉を「逸材」に変えればモニター職に限らず一般的にできる人材を発掘できることになる。


その時、僕は次のように答えた。
「スーパーモニターは、こちらの質問に対して、一般的な答えからより踏み込んだ答えを返してくることが多い。こちらが『なるほど!』と唸る答えとかですね。」


世の中の逸材は、ときどき、僕のような凡人が「やられた!」と思うようなアイディアを出し、実行してくる。


治験のモニターで言うと、併用禁止薬を一覧表にする時に「薬効群」別に分類した表を作るのが僕のような凡人だが、逸材は、もう一枚、50音順に並べた表も作る。
確かに、薬剤師がこの薬を創薬ボランティアに出していいかどうかをチェックする時に50音順で探したほうが早い。


言われてみれば、なるほどそうだよね、なのだが、自分の頭から同様のアイディアが出たかと言うと、それはなかなか難しい。



だから『逸材の条件その1』としては「前例にとらわれずに一歩踏み込んだ考えをする」が挙げられる。





「風が強く吹いている」三浦 しをん (著) という小説がある。
「箱根駅伝」を目指す弱小陸上チームの涙と感動と笑いの物語だ。

この物語を読むと箱根駅伝が30倍楽しめる。


僕も以前、弱小製薬会社の駅伝チームをやっていたので、駅伝チームとして走るランナーのプレッシャーと難しさがよく分かる。
一人で走るマラソンは、もし途中で棄権したとしても、それはしょせん、自分だけの問題なので、悔しいが、心理的にそれほどの影響もない。


ところが、駅伝では「たすき」を繋ぐという重要な役目があり、もし、棄権をするとチーム全体に影響を与える。
自分が途中で棄権したために、走ることすらできないチームメンバーまで出てしまい、最終的にはチームがゴールという最終目標を達成できない、ということになる。


ここが駅伝の怖さでもあり、面白いところでもある。


だから、僕は駅伝を走るとき(いつも第一走者だったが)、自分のマラソンレースとは違う、異常なまでのプレッシャーを感じた。
スタート直前には、唇がカサカサに乾燥するぐらい緊張した。



ところで、会社で働くこともこれに似ている。
仕事というのは、自分ひとりで完結することは少ない。
大抵、次の誰かに自分の仕事を渡す、という行為が発生する。
しかも、タイム制限(締め切り)がある。(これもまた駅伝に似ている。)


途中棄権をすると、組織やチーム全体に影響を与える仕事も多い。
だから、ハイスピードで仕事をすることも大切だが、それが原因で体調を崩し、休んだりすると、これまたいけない。
適度なスタミナ配分を考えながら、それでいて、競合会社のことも気にしながら仕事をする必要がある。



治験もまたしかりだ。


基礎研究から非臨床試験、そして臨床試験へ。
フェーズ1から2へ。
そしてフェーズ3を経て、申請へと「化合物」という「たすき」を繋げていく。


その化合物の持っている能力(効果)をいかんなく発揮できるように治験を行う必要がある。
ただし、あまりにスピードを重要視し、GCP違反なんてことになると、申請取り下げ、という事態もありうる。


開発の最終ステージで、そのプロジェクトが失敗すると、それまでの時間(5~8年)とお金(数百億円)が一瞬にして水泡と帰す。

こういう難しさを超えると、僕たちは風を感じることができるのだ。


風が強く吹いている/三浦 しをん
¥1,890
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「思考能力」「行動力」ときて、次に求めたいのは「コミュニケーションスキル」だ。
と言っても、学生の段階から交渉術までは求めない。
本当は求めたいが、今の日本で、しかも理系の大学でそこまで教えているのは少ないので、そこまで求めるのは酷だ。
でも、本当に「できる学生」は自分で交渉術も学んできたな、という対話を面接の場面で見せてくれる。


普通のコミュニケーションスキルでいいのだが、これが実はなかなかできない学生が多い。
例えば、こちらの質問の意図を汲み取れない。
言いたいことの趣旨がまとまっていない。こちらが努力しないと、何を言いたいのかが分からない、なんていう学生も結構、多い。


そこで、せめて、こちらが言っていることを理解でき、自分にどんな答えを期待しての質問なのかが分かるようにまずなって欲しい。
そして、次に自分の意見を簡潔に明確に述べるスキルを身につけて欲しい。
これは、普段の友人との会話でも鍛えることができるスキルだから、是非、身につけて欲しいところだ。


ついでに「若者言葉」は面接の場面ではいけません。


それと面接では多かれ少なかれ緊張するのは止むを得ないので、緊張しても、普段と変わらないコミュニケーションができるだけの、自己コントロールもできるとなお、いいね。
どうせ、仕事の場面(特にモニター職)では緊張する場面が多いのだから。