「モノは売るな、モノガタリを売れ!」とか
「モノ消費からコト消費へ」
などと言われてもう数年。
案の定、モノ企業の代表、家電業界は
すごい激震の真っ只中。
人口減で需要が減っている、
海外製品の台頭、
という外部要因もあるだろうが、
そもそも、ちょっと性能が上がったくらいで
ポコポコ買い替えるような消費動向でなくなったということか。
さらに言うと、
家電なんか動きゃいい。と
もっと別のコトにお金使うわー
という流れが加速してるようで。
では飲食・サービス業界はどうか。
スターバックスコーヒーはマクドナルドの3倍以上もするが、
「スタバで過ごす」という時間を求めて、沢山のお客が出入り。
客単価2,000円近いビュッフェレストランが
この街で一番の集客らしい。
この数年で、市民の所得が飛躍的に高くなったわけではないから、
同じ所得の中で、以前とは使い道とその内訳が変化したということ。
モノ、そういう電化製品とか、洋服とか、が減り、
コト、旅行とか習い事、スマートフォンへ。
モノ、空腹を満たす場から
コト、有意義な時間を過ごす場へ。
モノに満足せず、コトに満足を求めるようになったということは、
食べ物屋にとっては中々難しい注文だ。
「美味いの」「早いの」「安っすいの」
も需要がなくなることはないが、(私は牛丼大好き)
1時代は終わってしまったようだ。
これからは、
何を食べるかではなく、そこに行きたい、と思わせる場の提供か、
もしくは、
食欲以外のもう一つの欲を満たさせるような、
そういう飲食店が選ばれていくような気がする。
ただ、ぼんやりとではあるが。
