小学1年から通ってくれている、現在高校3年生男子。
高校でメキメキと成績を伸ばし、高3の今、毎回の定期テストや模試で学年上位を常にキープしています。付属の大学も希望学部どこにでも入れそうとのこと。
小1ではぴぽらをスタートした彼はちょっとシャイで、面白いことを言ってはいつもクラスをくすくす笑わせる子でした。中学になって、思春期で1年間まったく喋らなくなったことも。卒業の頃にはまたよく話してくれるようになり、学校の成績も真ん中くらい。全教科の評定が大体3。そして高校に進学。
そのあたりから突然メキメキと成績を伸ばし、高校2年のタイミングで特進クラスへの進学を勧められ、その後もずっと成績上位をキープ。
あまり人前に立ったり、目立ったりするのは好まない子ですが、進学を決めるタイミングで、英語の教師になろうかな、と話してくれました。
小学校からたまには習い事や部活もしてみたけど、なんとなく続かなかったのですが、英語だけはずっとゆるゆると続けることができた彼。それはきっととても大きな自己肯定感に結びついているのではないかと思います。
成績が落ちたり、寝坊や遅刻ばかりだからと部活や携帯、趣味を禁止されてしまう子を見るのですが、実は本人が1番苦しんでいることが多い。できない自分に嫌気が差し、親にも先生にも怒られる。好きなものは禁止される。でもどうしたらいいかわからない。もう何をしてもうまく行く気がしない。そんな子達に必要なのは自己肯定感を取り戻すこと。好きなことで、やればできるという成功体験や、自分で人生をコントロールできる感覚を取り戻すこと。
英語教師になりたいという彼も、小1〜高3の間、山もあれば谷もあったのを覚えています。でもとても素敵なご両親に恵まれ、英語だけはやればできるという感覚を見失わずにこれた今、他の勉強もやり方は同じだということに気づいているので、どの教科もいい成績を取ることができる。なにもやらなくてもできる天才というのは1000人に1人くらいしかいません。ほとんどの人は生まれ持った才能に多少の違いはあれど大差はない。これは1500人近くの生徒を見てきた私が断言できること。人間ひとつでもできるという感覚を掴めれば、それが人生を通した心の支えになります。それを10代で手に入れられた子は幸せだなと思います。
はぴぽらでずっと大切にしているのは、長期視点でその子の底力になるサポートをすることです。
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Anri Johna
Hoppípolla & Co. ~はぴぽら英会話~
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