日本人の男性の場合、平均10万本の毛髪があると言われています、そして、毛髪の毛穴(毛孔)から生えてきます。しかし、その毛穴の数は生涯変わりません。(つるつるに禿げていても毛穴は残っています)

一本の毛髪にもサイクルがあります。成長を始めてから平均で約5年くらい伸び続け、その後脱毛し、数ヶ月の休止期を経たあと、また同じ毛穴から生えてきます。これが毛髪(毛乳頭)のライフサイクルなのです。

大まかに計算すると十万個の毛穴から一本の毛髪が生えるとするとすべての毛乳頭が4年の成長期と1年の休止期というライフサイクルを持っていたとすると毛髪の数は8万本ですが、これが1年の成長期と3年の休止期だったら2万5千本になってしまいます。いわゆるこの状態が薄毛、禿げと呼ばれるのです。普通は、1つの毛穴から2~3本、多い人は5本もの毛髪が生えているのです。うらやましいと思う方も多いと思います。

毛髪に関する情報(迷信)はたくさんあります。信じる信じないは別として確かな事は、人は皆禿げるのです、白髪は禿げないとか、親族に禿げがいなければはげないとか。しかし、有名になった金さん銀さんや100歳を超える方々は、100%白髪で禿げています。ここで言える事は、 禿げる前に死ぬか禿げてから死ぬか、ただそれだけなのです。

100歳を超えれば禿げても当たり前、80歳なら仕方がない、では60歳では?40、30、20代で諦められますか?そうです、あと5年、10年、あなたの長ーい友達を友達でいさせてあげられたら。禿げた頭から毛を生やすのではなく、寿命を延ばす。この発想の転換から全てが始まります。脂性、遺伝、ストレス、睡眠不足、飲酒、喫煙それらは全て、禿げの原因ではなく、毛髪のサイクルを縮める原因にすぎないのです。そして、1本1本の毛髪のサイクルを伸ばせたらすでに禿げている頭皮から、髪が蘇ってくるのです(希望が見えてきます)。