棋譜分析(2022年7月後半ーその2) | hope366のブログ

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囲碁関連の話題を中心に書いていきたいと思います

2022/07/20

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220720%2F20220720213700452

・目差のグラフが終盤2箇所大きく黒に傾いたところがあります。これは、左上の白に対して花見コウを仕掛ける手と、上辺の白を取る手があったことを意味しているようです。

 

2022/07/21

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220721%2F20220721210424140

・中盤、下辺で大きなチャンスがあったみたいですが、あとの変化が難しそうで強気にいくのはちょっと怖そうですね。

 

2022/07/22

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220722%2F20220722213650310

・中央の白を取れるチャンスがありましたが、黒のアタリアタリによってシチョウと2子取りが見合いで白助かってしまいました。

 

中央の白は5手くらいなので、黒が5手以上あれば自動的に白を取れます。上の黒はつかまらない格好で手数も相当長くなりそう。

あとは左の黒ですが、白に弱点があるのでこれも5手以上くらいにはなりそうな感じに見えます。

戸田先生に対抗するには、接近戦の力をもう少しつけたいところですね。

 

2022/07/24

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220724%2F20220724195206465

・中央ウッテガエシで取らせたところと、一目ポン抜きを許したところがポイントのようです。

・ヨセでだいぶやられているようなので、KataGoの分析を利用して強化されるとよいでしょう。

 

2022/07/25

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220725%2F20220725202737231

・全体的に黒は縮こまってるように見えます。安全志向なのかもしれませんが、少しでも効率の良い手を打つようにしたいところです。

・左辺の白に対して黒が打ち込みましたが、打ち込んだ黒石が飲み込まれて大きな地になり、おまけ左上も大きく削られています。このあたり、もう少し強気に戦っていきたかったですね。

 

2022/07/26

kagejp 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220726%2F20220726211902199

 

2022/07/26

rubyi 対 戸田舞太郎

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・終盤、黒白共にマイナス92目の手を打ったようです。

・白は足りないとみて分かっていて打ったのかもしれませんが、黒は必ず咎めなければいけません。

 

2022/07/27

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220727%2F20220727213732324

・最後左上の白をもぎ取る手があったみたいです。

・ヨセでダメヅマリが見えなくてミスをしたみたいですが、有段者であれば数秒で難なく読めるところです。

読みの速さと正確さを向上させたいところですね。

 

2022/07/28

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220728%2F20220728210618918

・大事な戦いをやっている時に弱気になって守る手を打つと、形勢が一気におかしくなる場合が多いです。

守る手は、守らないと100%死ぬことが確定している場合くらいでよいのではないでしょうか?(勿論ケースバイケースですが)

白はだいたいそんな感じで打っているように見えます。黒だけが堅く打つので形勢が白に傾く場合が多いです。

 

2022/07/29

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220729%2F20220729211257307

・コウで黒が左辺大儲けして、左上から左辺、中央一帯が強力な黒の地模様になりました。そっくりそのまま黒地では白勝てないので、無理を承知で左上打ち込んだわけですが、黒の物凄く強いところなので強い態度で応じたかったです。

実戦は簡単に上辺の白と連絡させて上辺から左上が白地になってしまいました。左上は黒がケイマにしまって一間にトビサガリまで打っている形なので、ここは黒地でなければいけません。

 

2022/07/31

rubyi 対 戸田舞太郎

http://lizzieyzy.cn/?qp=%2Fhope366%2F20220731%2F20220731212556275

・左辺の黒の打ち込みを戸田先生は「どうでもよいところ」と言っていますが、KataGoは高評価となっています。実際白が3間で隙があるので打ち込んで収穫があれば大きい手だと思います。

ただ、4子局の上手に対して打つべきかどうか?という問題があると思います。

左辺に打ち込めば実戦のような難しい戦いになる可能性が高く、下手をすると損をする恐れもあります。

右上を守る手は安全な手で価値も大きそうなので、とりあえず右上を打っておいて、左辺は余裕があるときに手をつけるのが良さそうです。

実戦右上は白地になりましたが、黒が守っておけば20目程度の黒地が見込めそうなので、出入り30目くらいありそうです。

 

・いつも見ていて思うのですが、黒は中盤以降地がなかなか増えません。もっとシンプルに地を増やす手を打ってみてはどうでしょうか?

攻める方針なのかもしれませんが、まずはしっかり地を確保しておいて、白が無茶をしてきたら余裕をもって攻めればいいと思います。