母の病院の通院は現在3ヶ所。その内の1ヶ所は車で少し遠くまで。
先日の車内での道中、おしゃべりの中で何の話からか
母:「人それぞれ違う生き方で色々あるんやねえ。」という話になった。
エリクソンの発達理論の中で老年期の発達課題は『統合』
自分自身の人生を振り返って満足のいく人生だったか肯定的に受け止めをしていくように
今までの人生を振り返る話を聴いていくことは大事なようです。
母からもいつかそんな話を聴けていったらよいなあと思いつつ
なかなかかしこまって話を聴く機会をえないままでいたところだったので、
「お母さんも色々あったやろう?」と切り出してみた。
ちょうどよいタイミングで母が子どもの頃住んでた地域を通ったこともあり、
「ここの近くでよく遊んだ。」「この辺りに〇〇があってねえ・・・」「この上の方に・・・こんなことをした」「この道を通って・・・」という懐かしい話を聴くことができた。
「そんなことがあったんやねえ。」と聴きながら少しだけ私の知らない母の子ども時代を垣間見ることができた。
80年近い人生からするとほんのさわりだけの話ではありましたがよい時間となりました。
また少しづつでも続きを聴いていけるといいな・・・。
北九州市の心理カウンセラー 稲葉陽子のブログ
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北九州市の心理カウンセラー / 公認心理師 稲葉 陽子