朦朧とした意識の中でも痛みははっきりわかり、とにかくこの痛みから逃れたい一心で看護師に痛み止めをお願いした。

前回は痛み止めの点滴を追加しただけだったが、今回は専用スイッチがあって押すと出てくる仕組み。
多分成分は一緒で、眠くなると言われた。

痛みに効くというよりはひたすら眠くなってきた。
時間の感覚もまったくなく、いろんな夢の短編集を彷徨う。

翌朝は痛みは楽になったが、朦朧感は変わらず、会話が成り立たない。
こんな感じは初めてのこと。不安になってきた。

新しい点滴が投入され、これで身体に残った麻酔が流れるとのこと。
言葉通り、数時間後には頭がすっきり。
酸素飽和度も低く、鼻にチューブをつけていたのも取れた。

午後には見舞客と話せるまでになり、歩行訓練も同時に開始。
生まれたての子鹿というより、まるで手負いの馬といった感じ。
ヨタヨタではなくてヨロヨロ…。

ベッドからやっと起き上がり、まずはトイレへ。
腰をかがむのも痛む。
けれど、ある程度動かさないともっと痛みが増すので頑張った。

トイレに行けたら尿管が外れた。
そうすると体も動きやすくなり、歩く意欲も湧いてきた。

ガスはなかなか出ず、けれど腸の動きが活発になってきたので、飲料のみ許可が出た。
水、お茶、スポーツドリンクが飲めるように。あと飴も。

気管挿管でかなり喉が痛くなったのは想定外。
飲料はがぶ飲み、飴も舐めまくったがあまり効果はなかった。

ピコちゃんと会うまでには回復せず、1度連れてきてもらったのみ。
やはり高齢出産だからか、前回よりも治りが遅いように感じた。

けれど、術後の痛みや苦しみなんて、育児生活に比べたらどうということはないとすぐに思い知らされることになる。

出産はこれが最後。
なので、退院まで更新しようと思います。



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この大きなお腹とも今日でお別れ。

久々の1人の夜は興奮気味で眠りが浅かった。


6時前に起床。

剃毛。座薬。トイレへ直行。

絶食のため朝食はなし。

前回同様亜鉛のスポーツドリンクを2本飲み、今回は胃薬をプラス。

8時には飲料も禁止。

シャワーを浴びて、心を穏やかに保つ。

9時から点滴開始。

いよいよ手術が近づいてきた。

10時、予定より手術時間が早まると連絡あり。

10時半からの執刀になる。

慌ててオットに連絡。

ギリギリ間に合うかどうか。

10時半少し前、術衣に着替えて徒歩で手術室へ。

妙に緊張してきた。

手術スタッフと挨拶。

手術台に乗り、術衣をはだけて消毒と導尿。

まな板のうえの鯉。おまけに腕も固定されている。

そして酸素マスクを当てられて、眠くなる薬が入る。ふた呼吸で撃沈。

しばらくして声をかけられ、と同時にお腹の痛みが押し寄せてきた。
激痛というよりは強い鈍痛。

子どもを無事に出産したことや、オットが間に合ったという断片的な情報が入ってきた。

頭には入るけど、反応できず朦朧とした状態が翌日まで続くことになる。
ただはっきり覚えているのは痛み止めの追加をしたことと、産まれてきた子に初乳を与えたことだけだった。

次の記事へ続きます。
子どもの夜泣きで疲れ果てていたこの1週間。
きっと何かを察知しているのだろう。
親として複雑な心境。

タスクリストは過剰にあるのに身体が動かず
あれよあれよと入院日になってしまった。

今は病室。久々の1人。
第一子同様個室にしたのでかなり快適。
しかも偶然同じ病室!

びっくりしたのはここ数日で便秘でもないのに体重1キロ増。
お腹周りも4センチほど大きくなっていたこと。
臨月マジック!

子どもと離れること約1週間。初めてのことだ。
心配は尽きないけれど、まずは無事に出産して母乳を軌道に乗せるのが第一。
それでも戻ったらワタワタすること間違いなし。
どんな生活が待ち受けているのやら。

21時からは禁食。
これから2日間はいろんな意味でツラいんだろうなぁ…。
1年10ヶ月ぶりの出産。大丈夫かなぁと今更不安になる。

4日前最後の妊婦健診では母子ともに順調。
NSTも異常なく、子宮口も程よく空いているとドクターに言われた。
麻酔科医との面談で、今回は最初から全身麻酔に決定。
第一子の下半身麻酔のトラウマを感じずに済むのは精神的に助かる。

構ってあげられなかったけれど、お腹の中から親孝行なピコちゃん。
元気に産まれてきてほしい。
今更ながら下着に腹帯用のお守りを入れ、テーブルには安産お守りを並べてみた。

あ~ドキドキしてきた。
今夜は寝れそうにないかも。