(共通テストの理社が安定しない不安を除けば)
今日はとても充実した1日でした。
普段会えない人たちとラインで楽しいお話ができました。いろんな理由で最近はクラシック音楽を聴いてるのですが、《ペレアスとメリザンド》Op.80-3がどうしてもドラクエの特定の場面のBGMにしか聴こえなかったんです。(一回悪の力のせいでほぼ廃墟化した後、ひっそりと暮らしてる人がいるくらいの街に主人公が初めて訪れた時の、街のBGM…笑)
興味がある方は是非聴いてみてください。
だれかの共感を得たくて、いつも音楽を共有し合っていてゲームも知ってそうな先輩にラインをしてみました。その例のドラクエの話が通じました。個人的にすごくツボってました、廊下の自習スペースでニヤニヤしてたのは私です。
そのあと受験の話になり、共通テストに向けてアドバイスを頂けて、受験が終わったらスタバに行くことにもなり、うれしかったです。
先輩以外に、音楽に精通している友達にも同じ内容を送ってみました。ドラクエの話はさすがに通じなかったですが、笑、音楽の話を詳しく教えてもらえました。どうやら私はフランス音楽が好きらしいとその友達は言うのです。確かに、サティ、ラヴェル、ドビュッシー、全員フランスの作曲家でした。
そこからさらに聞くと、多くのフランスの作曲家はロマン派の後の印象派に分類されるんだそう。(絵画以外に印象派があるのを初めて知りました)
音楽の印象派の起源、沿革を友達に聞きつつ調べてみると、激しい感情を前面に出して表現するロマン派が否定され、あいまいなリズムや曲調で表現する印象派が19世紀後半にフランスで流行したんだそうです。
ジャンルや作曲家に囚われず、落ち着くゆったりとしたものを選んで聴いていたつもりが、印象派音楽を知らず知らず好んでいたようでした。
とても納得しました。
調べて分かったことですが、文学、絵画、音楽、共通して、写実性や感情性など、何を主眼とするかは時代と共に繰り返したり変化するものですね。どれもあまり詳しくはないですが、時間ができたらきちんと概観を掴めるように勉強したいと思います。
と、同時に、知らない分野を知っていて、かつ教えてくれる人が周りに複数いることにとても嬉しく感じました。自分がカバーしてない分野の人たちと話すと、自分の知らなかった部分が見えたり、自分の全く知らない世界に連れて行ってもらえたり、とても有意義な時間になります、話した後はふしぎな多幸感に包まれます。
これからもそのような人たちとの関係を大事にしたいと思います。そしてこれからも積極的に知らない世界にとびこんでいきたいですね。
例のドラクエの街のイメージ写真を貼っておきます。
