
http://goo.gl/i8xt2
同書は、キレイな経営理論ではなくもっと大事な
事がある、という事を主張している。
それは、主に3点から展開されています。
1つは「がむしゃらな努力」「長期のビジョン、理念が大切」「顧客をリードすること」
という事が大切であり、
間違いを生むのが「選択と集中」「中期経営計画」「顧客至上主義」
にあるという話です。
実はドブ板をすするような営業であるとか、
がむしゃらに努力した結果を抽象化したものが
経営理論である、という点や、
中期などわからないから、目の前とビジョン、理念を大切にする点、
顧客の声に1件1件耳を傾けるのではなく
こちらから新しい価値を生み出して先行しなさい
という事が学び取れる。
結局の所、難しい理論はいらず
この3点に集中できた会社が伸びるし
残れる、という事なのですが、
非常に納得感があった。
<本書のポイント>
■世の中は不連続。サプライズが大きな変革を起こす
■不連続な変化の中での特異点に手を打て
■いかがわしきものに賭ける
■辺境と周辺に宝は眠る
■理解ある組織がイノベーションの種をつぶす
■がんばる個人を増やす環境を会社がよういする
■イノベーションはカイゼンの延長線上にはない
■経営者は経営視野の地平線を広げろ