子どもが部屋を片付けた時、どう褒めるか???
「部屋がきれいだね」 それとも「片付け上手だね」
二つは微妙に違う。。。
前者は事実や結果だけを見ているが、後者は行為や過程を見ており、「もっと上手に」とのやる気につながる。
「これが『褒める』ということの意味」だと、明治大学の齋藤孝教授は指摘する(『1分で大切なことを伝える技術』PHP新書)。
齋藤教授は、日本には賞賛文化こそ必要と述べ、”1日3人、それぞれ1分間以上、褒めよう”と提案する。
やってみると難しい。
相手を深く思っていなければ、1分という時間は持たない。
まして、「やる気」を引き出すことは、至難と思い知る!
思いは形にしてこそ価値を生む。
”わざわざ言わなくても”は、「退く心」と戒めたい。
むしろ、”相手の善いところは、どこか”と考え、頑張っている人をたたえていく。
そこから、人財は育まれる。