12年春夏コレクションのテーマは「GO EUROPE」。
「双子は4つの顔を持つ」というコピーの通り、4つのシーンを提案していた。
飛行機の音をきっかけに、ステージが回転し、ヨーロッパの4つのシーンを表現し、それぞれのシーンにそったスタイリングを提案。
1つめのシーンは、スカジナビアの早朝の漁港。フィッシャーマンセーターやオーバーサ イズのパーカーやアウターなど、アウトドアのスタイリングを提案。カラ―はディース クエアードらしい明るいオレンジ、グリーン、イエローなどが多く、重ね着をすること で、カラフルで快活なイメージを与えていた。キーアイテムはウィンドブレーカーで、チェックやデニムをはじめとする異素材やカラ―の切り替えが印象的。
そして2つ目のシーンは、ギリシャのアイランドリゾートで、セクシーなビーチスタイル を提案。ビビッドでコントラストの強いカラ―リングで、眩いばかりの風景を表現。
3つめはローマの夕暮れ。洗練されたカジュアルとテーラリングを提案。イタリアらしい明るく鮮やかなカラ―をパンツやブルゾンなどに使用。
最後に、4つめはロンドンの夜更け。ライブハウスの裏でたむろする若者が身につけるの は、グラム、サビルなどのロックスタイル。黒やグレーをベースとしながら、レッドや赤みがかったオレンジなどを加えていた。
また、虎や羽根などの柄を施したプリントも印象的。
ハードゲイのコスチュームを身につけたダンサーのパフォーマンスもあり観客を沸かせ ていた。
ディースクエアードらしいエンターテイメント性溢れたランウェイショーであ った。
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