水は、水素と酸素の化学反応でつくられる。
だが、空気中に水素も酸素もあっても、何も起こらない。
反応を生じさせるエネルギーが不足しているからだ、、、
スポーツの世界に「チームケミストリー」という言葉がある。
ケミストリーとは「化学反応」のこと。
チームが、選手の能力を単純に足した以上の力を発揮する現象を表す。
能力の高い選手を集めただけでは、“ケミストリー”は起こらない。
例えば野球は、長距離打者を9人並べても勝てるわけではない。
俊足、バントの名手、打てないが守備は抜群の選手――
違う力を持つ人材が目標に心を一つにした時、チームの力は何倍にもなる。
その状態をどうつくるかに醍醐味がある。
団結は常に、リーダーが一人立つところに生まれる。
これが方程式である。
強い会社は、すべての人が一人立つリーダー・主役であり、
すべての人にスポットライト(すべての人同士が仲間の存在頑張りを知り認め合う)があたる会社ではないかと思う。
同じ目的へ、方向へ、、、
異体同心(体は異なるが心を一つに)でこそ、勝てるのであろう。