ドラッカーのマーケティング理論が、非常に簡単に解説されています。
また、色んな著作からの名言も嬉しい。
ドラッカーはマネジメントだけでなく、マーケティングも非常に素晴らしく、同書を読むだけでも非常に納得をしました。
マーケティングが苦手な方、これから学んでみたい方、ドラッカーを読んでみたい方におススメの本です。
【本文要約】
■市場のトップにたたなければ利益をあげられない
No.1になれるまで市場を細分化
■自ら市場に変化を起こすためのイノベーションが欠かせない
■事業を見直す三つの質問
・会社の事業は何か?
・市場はどこにあるか?
・どんなイノベーションが必要か?
■三つの市場に対応する
商品、サービスを売買する市場、労働市場、資本市場
■社内にあるのはコストセンターで利益は社外に
■成果はチャンスの発掘により得ることができる
■利益とは顧客への貢献に対する見返り
■現状は過去の意思決定と行動の結果
■現在と未来を評価できる指標が必要
■顧客の経済的、精神的、物理的メリットと問題解決で検討
■顧客のことは顧客自身に聞かなければわからない
顧客の合理性基準がひとつとは限らない
■支払う人と決定する人が別の場合がある。拒否権をもつ人に配慮
■マーケットそのもの、市場全体を見る
■優良企業は顧客を特定している
特定分野の特定ニーズに焦点が合うほど顧客にとって魅力的商品
■売上よりも市場シェア
主力と補助商品に分類する
業績影響基準分類とライフサイクル基準分類がある
■専門化と多角化は同時に
■努力せずに出来ていることに強みが隠れている