人は何を基準にしてモノを買うのか?という事を考え、結果ではなく、モノを買う行動にフォーカスするという感性を軸として、行動そのものに焦点を当てていくことでいかに私たちが、思い込みや、結果から物事を考える癖がついていて間違った判断をしているのかがよく分かります。
マーケティング、営業をしていくうえで非常におすすめの1冊。
【本文要約】
■人間に焦点を当てる
・人の行動からビジネスの現象を見る
・買う行動をしていただくために何をすればよいか
・行動の背景にあるのが感性
・消費者は心理的な快で行動を起こす
■日本酒離れとは原因ではなく結果
高いから買わないも誤り
立地が悪いから売れないもおかしい
POSデータは販売した結果をみるもの
■客観的な判断材料や共通言語を持つ
サプライチェーン全体で価値を伝える
感性から物事を見る枠組みを増やす
■三つのメインモジュール
・感性トレンド
メガトレンド…振り子のような
モード…短期間に強烈なインパクト
テクノロジー…携帯やインターネット
環境…人口減少など
・感性メカニズム
どういう要素がそろうと~と感じるのか
・認知メカニズム
脳は言われたものしかキャッチしない
■感性消費行動デザイン
消費行動、働きかけの設計
■マーケティング活動を左右する六つのインパクト
・ソリューションサービスではなく支援するサービス
・感性脳。機能、品質、コストパフォーマンス、感性に訴える性能が重要
・お客様に自分たちがやっていることを伝導しなければならない
・説得、交渉から共感をいかに生み出すか、志願してもらうか
・誰から買うと嬉しいか
・顧客コミュニティーに何人のメンバーがいるか
■お客様の感性に訴え感性を育成。意味を訴求、五感に訴える感覚訴求
■人間的なコミュニケーションを行い顧客コミュニティーを育成
■接する間をあけすぎず、自分の事を語る。
■感性を軸にした横軸の商品ライン、MDを