本当にパート?と思うような鋭いお客様洞察力、先読みのサービス、提案時の工夫といったスキル。
会社にぶつかる事をいとわない、そして商品開発にも積極的に提案をしていく行動力。
そして、後輩の育成においても、非常に卓越したスキルを持っていることが本書を読みわかります。
正社員にならないことに対するこだわりもお持ちで、本当に、社員として働くものは参考にすべき「心の持ち方」を感じました。
ごくごく書かれていると当たり前の事が書いてありますが、実践レベルが非常に高く、行動面を見習いたいと感じる本です。
【本文要約】
■自分がしてもらいたいことから見えてくる
■三時間半をいかにプロデュースするかはその時に応じて緩急をつける
■予測しそれを検証する
・お客様を想像する力がものを言う
・自分の五感で今を感じる
・ワゴン作り一つで売上は変わる
・予測→確認→修正の繰り返しがニーズ把握の精度を高める
■お客様のニーズをつかみ満たす
・お客様の一言にヒントが隠されている
・お客様がイメージしやすい工夫をする
・お客様の後ろ姿から情報を読み取る
・欲しいという気持ちをどう動かすか
・買いたいと思ったものが何の苦もなく手元に届きイライラや不愉快な思いをさせない
■お客様のニーズを引き出す二言目の極意
・潜在的なニーズを引き出す二言目を
用途を尋ねる
お客様の言葉から察して確認
そのお客様にとって1番関心が高いと思われる情報を提供
■目の前の売上よりお客様の満足を高める
■価値観の押し付けは本当のサービスとは言えない
■付加価値はマニュアル以外から生まれる
地域特性に合わせる
観察と考える習慣がちょっとしたサインにも気づく
■お客様の気持ちに共感する姿勢
■お客様のためには会社との衝突も恐れない
■問題意識が新商品開発につながる
人が動かないなら自分が動く
不満ではなく提案すれば受け入れてもらえる
■売れる楽しさを体験する
■得意不得意を見極めて教える
■悪いところよりも良いところを見る目が必要