
アコーディオン奏者としての実力は、言うまでもなくすでに世界レベルなんだが、小春ちゃんの凄みはそのプロデュース力だ。なんで、その年でこんな音楽作れるの、と驚く。昭和歌謡とロシア民謡にシャンソンのテーストをまぶし、タンゴにまとめてしまうコンポーズ力。それが一級品の作品になってるのだから。
そしてももちゃんのボーカル

ファーストアルバムとなってるけど、メジャーでという意味かな?前に彼女たちのライブで「親知らずのタンゴ」というCDをゲットしてよく聞いてるけど、これはチャランポランタン2人だけのミニアルバムか。今回は愉快な仲間たちと一緒で音楽的にも色々な試みを交えてる。
でも、これも何年も前からやってる形態。いや、ライブではもっととんでもなくブッ飛んでるし。今回、誰かプロがついて急造した訳ではないのだから、まさに時代がようやく彼女たちの存在を知ったということだ。
しかし、やはり日本ではキワモノ扱いされかねない。小春ちゃんの音楽センスを正当に評価できる素地がない。だから、チャランポランタンは、海外で勝負すべきだと思う。
アメリカでもウケルだろうが日本と同じような位置付けにされてしまいがち。アメリカは後回しにして、それより、パリ・ロンドン・ロシア・南米へ渡ろう。これらの地域こそ、彼女達を評価できる舞台だ。きっと東欧の音楽ランキングで1位になったりして、注目度が急上昇とか、そんな展開が十分考えられる。孝太郎くん、いかがかな。
いずれしろ楽しみ極まりない。小春ちゃん、もめちゃん、マイペースで頑張れ


