●基本情報●
コナミ 94年発売 PS2用 RPG
●物語●
ある事をきっかけに、「罰の紋章」を宿した主人公が、傷つきながらも
108人の仲間とともに、群島解放戦争に立ち上がる物語。
●基本情報●
小山宙哉著 講談社 KCモーニング モーニングにて連載中
●物語●
ちょっと多い。
物語のメインは弟に先を越された兄という構図なので、
宇宙飛行士を目指す多数の人間模様まで追っていると少し億劫な感じ。
●総評●
6巻まで一気読みしましたが、今のところセオリー通りのストーリー展開です。
カメラアングルやギャグのテンポ、キャラクター造形にハロルド作石の影を感じます。
マニュアル通りに行くならば、もう少ししたら誰かが死ぬだろうなあ、という印象。
ただとにかく丁寧です。兄弟の葛藤と成長をじっくり描いてあって、
UFOというアイテムが出てきているにも関わらず、きちんと地に足のついたSFになっています。
「巨大ロボットが出てこないSF」というのを久しぶりに読みました。
あの「度胸星」のような哀しい展開にならないよう、月にお祈りをして眠ることにします。
※度胸星については以下を参照のこと。
●基本情報●
柄刀一著 光文社・光文社文庫 04年初版発行
●物語●
ファンタジーとしか言いようのない状況でのミステリーを、
初老の科学者、宇佐見博士が理論的に解決する短篇連作集。
ノアの方舟やバベルの塔、銀河鉄道の夜など、ふつうの前知識があれば、
楽しく読めるようになっています。
●キャラクター●
シリーズものですが、レギュラーは基本宇佐見博士のみ。
紅茶を愛し、物静かでチャーミング、少しだけ孤独な探偵です。
個人的に、頭の中で坂田靖子先生の絵で再生されていました。
●総評●
二億年前のノアの方舟に乗ったり、言語が具現化する塔に登ったり、
銀河を走る汽車に乗ったりと、とにかくファンタジーです。
一見メタでトンデモですが、根底はがちがちの本格ミステリーでした。
トリックの部分はロジカルで、エラリー・クイーンとまではいきませんが、
一応フェアプレイです。その点は満足。
ただ、あとがきで度肝を抜かれました。あれはズルイ。
よく、あとがきから読まれる方がいらっしゃいますが、
この本に限ってはどうぞ頭からお読みください。
(人によっては読了後、本をぶん投げたくなる衝動に駆られるかもしれませんが)