先日から入院しておりますが、今回の抗がん剤の投与も無事終わりました。

ということで、ブログの更新を。

 

今日は英語のお話。

今までずっと闘病生活の話題でしたが、ここらで本業のお話を(笑)。

 

タイトルの通り”Sorry”が許せないんですよ。

と言ってももちろん、「謝って済むなら警察はいらねぇんだよ。コラァ」って話ではありません。

私はそこまで心は狭く無いです。隣のベッドの人のいびきに夜中こっそり舌打ちしてもさ(ごめんなさい)。

 

許せないのは、海外のお店などで店員さんを呼ぶときに日本人が言う”Sorry”というか「ソーリー」。

日本語では「すいません」って言いますもんね。

そのまま訳したら、そりゃ“Sorry”でしょう。

 

でも、そんなことを言うのは日本人だけ。店員さんが振り返るのはなんか声がしたから。

正しくは”Execuse me”。

日本語では「すいません」だから”Sorry”に違和感はないかもしれませんが、実際はすごく変です。

「どういたしまして」と言って店員さんを呼ぶのが変なのと同じくらい。

 

もう、申し訳ないけど、耳をふさぎたいくらい(笑)。

変ですよ!  っていいたいくらい(実際は言えませんが)。

 

でもこれは、一つ一つの言葉が持つ意味が多い、ときには正反対の意味にもなるという日本語の特徴にも理由があるのかなと思います。

たとえば、「ちょっと」。

「彼はちょっとどうかしてる」と言うときのちょっとは「少し」という意味ではありませんよね。むしろこ言うとき、「彼」は「かなり」どうかしてる場合が多い。

 

こんな感じで、いろんな意味があってそれをそのまま英語にしても伝えたいことが伝わらない場合もあるということです。

 

英語も難しいですが、日本語も難しい。

日本語は、結局はそれを言った人の本心を聞いた方が空気を読んで解釈する場合が多いということですね。極端な言い方をすると、単語自体の意味はそれほど重要でないというか。

 

そうそう、この記事で言っている「許せない」は私の真意は、「聞き逃せない」という程度の意味ですので、悪しからず(笑)。