最近、「躾」について、対照的な2つのニュースがありましたテレビ

かお「アクション俳優、中学生に鉄拳制裁で現行犯逮捕」(12月14日 スポーツ報知)
神奈川県川崎市麻生区で、道をふさいで歩いていた中学生を、元アクション俳優が口頭で注意。
中学生がそれに反撃してきたため、アクション俳優がゲンコツをくらわせたため、
中学生が通報して、アクション俳優は暴行容疑で逮捕――という事件。


このニュースについては、
「おいおい!もともと悪いのは中学生でしょ」
と憤慨。
ちなみに、「暴行容疑」というのは悪い意味で曖昧に適用されがちな罪で、
「痴漢の手を振り払った」とか「殴られかけたので避けた」場面でも適用されてしまうなど、
最近は「暴力を振るおうとしたら避けられたので、暴力を振るおうとした側が相手を罰する」という逆切れの場面で使われることが多いからです。
全治3日間というのも、典型的な「グーでゴツンとやられた」という状態。
暴力はよくないとしても、これで現行犯逮捕してしまう適用では、
「いたずらや悪さをしている人を注意したら、暴行罪にされかねない」
ということになりかねません。
(法律の本質でいけば「クリーンハンズの原則」といって、そもそも中学生が悪いことから無罪になるはずですけれどね)
(第一、警察に通報する判断力があるなら、なぜ道をふさいで歩くのか不思議でなりません)

治安を守るはずの警察が、悪さを注意することもできない社会をつくろうとしているとは、本末転倒プンプン
嫌な世の中になったものだ……と思いました。
私は、この中学生のいた学校の校長なりが正しく謝罪をして、アクション俳優の名誉が回復することを望みます。


かお「マックはなぜ入店制限したのか イス占拠し大騒ぎ高校生のトンデモ実態」(12月16日 J-CAST NEWS)
広島県内のマクドナルドで、高校生が店内でイスを占領したりトレーを乱雑に扱うなどしたため、マクドナルドがその高校とも話して、高校生の入店を制限したという話。

 
こちらのニュースについては、
「マクドナルド、良くやった」
と快哉を叫びたい気持ちです。
いくら客とはいえ、他の客や店に迷惑をかけてはいけません。
迷惑をかける客が来ないよう、策を講じるのは、企業として正しいこと。
礼儀正しいお客さんのことを志向した行為とも言えます。

子どもへの躾という意味でも、マクドナルドならではの英断だと思います。

 
これらで思い出すのは、中学時代の部活のこと。
私の所属していた陸上部は、当時かなり強いチームで、
特にリレーでは全国大会でも入賞するほどでした
(自分自身は当然ながら補欠の立場でした)。
監督を務めてくださっていた先生は、強いチームだからこそ他の模範となるよう、登校時や遠征先でも礼儀正しく振舞うよう、厳しく指導してくださいました
「強いからこそ、礼儀正しく」
そのように振舞うよう指導してくださった先生に、今でも感謝しています。
 

世の中、さまざまなニュースで、
悪い行動をする人ほど逆切れし、警察権力を悪用する
というのを痛感しているので、
マクドナルドのような適切な行動が、褒められるようになってほしいものです。

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