年も押し迫った最近、ある方面で知った話です。

 

今の時期、中高生はテストが終わって冬休み……という頃。

受験を控えている方もいらっしゃるでしょう。


そんな中、ある方面でちょっとした事件がありました。


事件の発端は、とあるテスト。

テストで成績が思うようでなかったある生徒の親御さんから、模試の主催者にクレームが入りました。

その親御さんいわく、

「娘は、テストの成績が悪くて落ち込んでいる。『本当は全部正解がわかっているけれど書き間違えた』と言っているので、模試で満点だったことにしてほしい」

とのこと。

当然、テストの主催者はその親御さんの話に、

「申し訳ありませんが、それはお受けしかねます」

と答えたのだそうです。

 

そうしたところ、その親御さんが消費者庁に訴え出て……。

 

現在、「消費者及び食品安全担当大臣」が、あの方なので、

どんなに理不尽な消費者の要求であっても、

「すべて企業側が悪い、消費者は悪くない」

という結論でないと、“解決した”ことになりません。

 

結果、テストの主催者は、その親御さんに対して

「娘さんが低い点数を取るような試験ですみませんでした」

と謝らされたのでした。

(もちろん、テスト結果の修正は最後の砦として頑として受けませんでした)

 
 

私ならば、子どもがテストで思うような成績でなかったら、まずは子どもに

「間違えたところを復習しなさい。そして、そこを“できるところ”にしなさい。次はがんばろう!」

と言うでしょう。


これまでの自分の感覚とズレた“親心”を持つ親御さんの登場と(実はそうした親御さんは少なくない様子)、大臣が大臣なせいでその親御さんに注意できない現状に、

「今の時代(政権下)では、自分の“親心”のありかたは、古いのかなぁ」

と思う今日この頃です汗


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