日に日に寒くなってまいりました。
セラピストの皆さま、本日もご苦労様です!
寒くなると腰のハリをうったえるお客様増えませんか?
そこで今日は腰をほぐす時の考え方をお話しします。
腰といえば表面に広背筋がいてその下に固~い胸腰筋膜さんがいらっしゃいます。
さらにはその深部に腰方形筋が待ちかまえている構図です。
そして腰痛に関連する筋肉と言うのもありまして、
まずは殿部、おしりですね。
次にハムストリング、大腿四頭筋群、膝裏などなど。
あ、腸腰筋も重要ですね。
ただ、これらの関連筋肉は全ての腰痛さんにあてはわけではないので、見極めが重要になります。
私たちセラピストは治療家ではないので、関連筋肉をどうのこうのするよりも、お客様がうったえる辛い部位を確実にほぐせるようにしなければなりません。
ま、だいたい本当の腰痛で困っている方は病院や治療院に行かれると思うので、私たちセラピストは、疲れによる腰痛さんをしっかりほすせるようにしましょう。
で、狙う筋肉ですが、まず胸腰筋膜とその深部にある腰方形筋です。
胸腰筋膜は上から点の持続圧。
腰方形筋は脇腹から攻めるイメージで側面から面による持続圧です。
腰の上の方にハリがある人は下後鋸筋が怪しいです。
ここは特に効くので圧の強さには注意してください。
施術後、お客様にこうアドバイスしましょう。
普段から腹筋に力を入れるクセをつけると腰の負担が減りますよ。
と。