５月１０日のお昼過ぎ、

仕事から帰宅した私は

倒れている母を発見。

意識はあるけど身動きができず

言葉を発する事ができない。

１２時５２分、１１９番通報の

発信履歴が私の携帯に残っています。

救急搬送先は市内の医療センター。

МＲＩ検査で母は非常に重篤(じゅうとく)な

脳梗塞だと判明しました。

助かる助からないは五分五分。

放置すれば死ぬのは確実だから

カテーテル手術を即決して

同意書にサインしてくださいとの事。

一命をとりとめても後遺症は避けられず

重度の麻痺や障害は残ると

医師から伝えられました。

カテーテル手術。

私に異論はありません。

医師に任せる時には

神が医師に働きかけて

医師は神のお手先になって必ずや

今最も母に必要な絶妙な処置を

してくださると確信して

感謝する事が大切です。

こういう時、

人間に生まれたからには

誰もが病気になって苦しむものと

相場が決まってると言う、

世間の強力な思い込みや暗示が来て

支配的な圧力の猛威をかけます。

しかしそれが本当の人間の姿ではない、

勝手な間違った人間否定、自己否定だから

苦しくていたたまれない悪夢なわけです。

それにかかった催眠状態から抜け出すには、

その催眠術を本人が解いてしまうか、

周囲の者が解除すればいいのです。

つまり、母が検査や手術を

受けている時間はずっと

私は母の神性を観(み)ることだけに徹して

待合室で過ごしました。

神癒(しんゆ)の模範例はイエスです。

脳梗塞の寝たきり患者の所へイエスが来ても

イエスはそれを全然見ない。

イエスは五感では何も考慮しない。

イエスは五感では感知できないような

人間の本体・本質であるところの、

神によって造られた相手の神性を

心で観るのであって、

それでいくと相手は完全無欠である。

そのイエスが「立って歩きなさい」と言えば

患者はすぐさま歩き出して完治する。

「どうして難病になったのか」という

問いに対する正解はただ一言、

イエスの金言「神の御栄(みさかえ)が

あらわれるため」です。

神は病気などお造りにならない、

神の世界は全て「善」です。

だから「神の御心の天に成るがごとく

地に成らせたまえ」と

神の世界の善だけに心を合わせるのです。

この場合は完全健康永遠不滅の

人間の本体・本質を心で観ずるのです。

「金剛不壊(こんごうふえ)の実相身(じっそうしん)」

という人間の真の姿を心で観るのです。

すると神癒が働いて元通りの健康になる。

私たち人間はみんな

「神より出(い)でたる神の御光」です。

だから、人間を苦しめる不幸な病気なんて

全くないものであるから

無用な心配や恐れで引き止めぬ限りは

病気は自然に消え去って行く幻影です。

そういう悪い幻影を見てしまう文明の催眠術に

人類はかけられていて、その苦境の幻影を

解くことが、神の真理を観る事でできます。

釈迦の「般若心経」にも

唯一実在しているのは完全円満大調和の

仏の世界だけだと真理を説いてあります。

それ以外には何もない。

不幸な物事は一切実在しない。

「山川草木国土悉皆成仏。

有情非情同時成道」なので、

だから、病気も災難も不運もありません。

「一切衆生ことこどく仏性あり」なのです。

この真理を心で観ることによって

唯一実在する仏の世界が

三次元の物質世界にも実現して来るのです。

我が身、我が家、我が境遇、我が人生という形態の、

五感が感じ取っている立体映像は全部、

自分の心が放映している、

この世は自分の三次元スクリーンだからです。

悪や敵など、何か自分を害するような

こわいものがあるという思い込みや暗示を

心の習慣、つまり、業(ごう・カルマ)にしてきた人は

神の善も愛も観ない。

自分勝手な恐怖心の言いなりになって

恐怖に満ちた人生の恐ろしさを

自分に言い聞かせるのでその通りに

独りよがりの恐怖映像を人生に映出し続けます。

それが本当の自分ではないからこそ

非常に苦しいし悲しいし、どうにかして

本当の自分になりたい。

でも当人がもがきあがいている現場の

物質世界にはその救済法がありません。

そもそも物質世界も五感も無いものだから、

それは全部自分の心の放映にすぎないから、

心の中身〈フィルム〉を替えるしかありません。

神仏が造った完全で幸福な世界を

人間は心で観る感覚が備わっており、

それを「実相覚(じっそうかく)」と言って、

実相覚を磨いて習熟させれば、

安心立命の心境がこの世に映出されます。

実相覚の育成こそ教育の目的であり、

実相覚で観た人間こそが本物の人間であり、

神の子仏の子としての完全円満大調和の

素晴らしく幸福な本性(神性・仏性)であり、

それが人間性の本質で、それが神仏の真理です。

その真理に従う事が信仰です。

そしたらそういう映像が人生に出て来る。

それでこそ得心が行く幸せな人生になる。

信仰のある心の放映では

神仏の真理を映し出す上出来の

完全円満大調和で幸せな、健やかな、

肉体や環境や運命や人生にしてくれます。

これを否定する業(ごう・カルマ)の悪夢に

主導権を渡した状況が

人間否定、自己否定であって、その通りに

人間破壊、自己破壊の憂き目を映出します。

神仏の完全で円満な大調和の世界を

心で観る感覚「実相覚」こそが

信仰であり、覚醒であり、悟りなわけで、

神の子仏の子である私たちには

本来誰にも備わっていて、誰にもできる能力です。

それを開発せよとの、真理の習得のために、

三次元の地球に生まれて来ているのであり

「求めよさらば与えられん」なのです。

その、神の真理を獲得しない事には、

幸福を招く安心立命の心境にはなりません。

心が安心立命にならねば、

心が放映する自分の人生の映像も

安心、安泰、安寧を映しません。

病気はないのです。

ないものには原因もない。

ないものは一時あるかのように見えても

消えて行くしかない。放っておけば

消えていくはずの不幸に対して

必要以上に心配する恐怖心を高めるから

いつまでも不幸な映像を何回も

心の中にありありと描いてしまう。

精神統一の集中力で認めた事柄は

必ず実現する法則によって

ずっと不幸の映像が長居してしまうし

不幸な未来ばかりどんどん発展させます。

不幸を毎日思い描くとそうなります。

「ある」と執着するから「ある」のであって

悪い夢の中の化け物を「ある」と錯覚して

うなされて逃げ惑う人にとっては

化け物はいつまでもあり続けます。

勝手な間違った思い込みや暗示を

毎日「あるある、あるある」と

山ほど自分に言い聞かせておれば

ないものでもあると錯覚してしまう、

不幸は自作自演の自業自得です。

あらゆる不幸は

こわいこわいと思って逃げて来た、

過去に抱いて積み重ねた悪感情の

過去の業(ごう・カルマ)が展開した物です。

それは一度形になれば速やかに消えます。

それは神が造ったものではないから

本当には実在していないのだから

「あるわけない」とよそ見してるだけでも

いつの間にか跡形もなく消えます。

ましてや私のように３５年間

地道に信仰を培ってきた者が

母の一番身近な肉親としてそばにいて

母の神性を拝んで拝んで拝み倒して

母の完全な本体・本質である神性を

確実に目覚めさせる事が可能です。

母の本体・本質は完全な健康の

「金剛不壊の実相身」なのであって

悪い所はこれっぽっちもない。

神がそのようにお造りになったのです。

からし種(たね)一粒ほどの信仰があれば

山に向かって海に入れと言っても

その通りになるとイエスも言っています。

母の緊急入院は

我が家史上最大の激震ですが

私にさしたる苦悩も動揺もなかったのは

母に病気などないという、

母の本体・本質である神性を常日頃から

心の中で観(み)ている習慣のためです。

人間に病気はない。

それは神の名において

断固たる真理の規範なのであり

神の真理こそは絶対的な権威なので

それを観る事ができるとそれが実現します。

神が働いて完璧にそうしてくださる。

ですので、私は待合室で一心不乱に

母の神性を祈り続けました。

祈りとは、神さまが造ってくれている、

完全な健康体である笑顔の母の姿を

心の中で観てうれしく喜んで安心することです。

それこそが母の本当の姿であって

そのようにしてくれているのが主なる神です。

神こそが全ての実質かつ創造主ですから

私と私の全ては神の善、神の知恵、神の愛であり、

何もかもが完全、健全、安全、万全で、

悪質な病気も老いも災難も

不調和な不幸は一切ないのです。

だから今回も病気や老化の悪さではなく、

母の人生が一旦仕切り直しをして出直す、

ちょっとした調整の短期療養みたいなもので

もっと健康になって良くなって帰って来る(笑)

今回は「一回お休み」のエネルギーチャージで、

心身のリフレッシュのための

優秀なトレーナー付き静養ご宿泊プランです。

そのように考えて穏やかに受け止めました。

完全な健康が母の本当の姿である以上、

その母になって完全復活することを

神さまが考えてくださっているというのが

何よりも絶対的に権威がある事なので、

それをそう強い意識で私は自覚しました。

母子の心のつながりはとりわけ強いので

息子の私がその自覚を譲らない事で、

母の本当の姿、母の神性・仏性を

心で観つづけるということになると、

てきめんに、神によってそれが現実化します。

私がそういう自分を貫く事で

母をして母の持っている完全な若い健康を

体現・顕現・表現させて来るような、

母の中に神さまの神業を縦横無尽にしっかりと

働かせることが可能になるのです。

私の心の中では母の中に

神の生かす力の御光がどんどん注ぎ込まれて

母の中で神が満ちていると観るわけなので、

元々から母の中にもある、母の、

神性がさんぜんと輝きを増している。

神さまが全面的に味方して支援して

母が幸せに輝いているのだから

私の考えはもうすでに母の完全復活であり、

全快退院しかない。

最初の検査中から私は心の中で

これは全快退院だと、一人で祝ってる（笑）

神さまが働くと信じていれば

そこに中途半端はあり得ません。

医師から「脳梗塞」の説明で

必ず甚大(じんだい)な麻痺が残るし

甚大な障害が出ると言われて

後遺症の心配や不安が山ほどよぎり

泣く泣く絶望的な空想、想像、妄想で

心が押しつぶされてしまうようでは

信仰の度合いは薄いと言わざるを得ず

心の力で自分や他人を加勢したり

自分や他人を治す手助けをしたりといった、

医学的な物質治療を超える

神癒の奇跡は起こりません。

周囲が患者より先に疲れて消耗して

参ってしまって、耐えられなくなって、

どうせもう年寄りなんだから

どうせ寿命なんだから

どうせ重病なんだからとあきらめがちです。

人生とは、自分のため、家族のため、

そして何よりもそれを授けてくれた神のため、

人生は日々精一杯に幸せな

神の真理を生きるのが人生なので、

その成長を遂げるためにいただいた

人生は千載一遇の素晴らしいチャンスです。

それをそう思わない主義主張を私は退けます。

神の真理を生かそうと過ごした末の

お別れとそうでないお別れとでは

まったく違うと私は思う。

人生を己の物だと私物化してしまい、

神の真理を生きて神に生かされる

感謝の経験を一つもしないなんて

私には議論になりません。

私が神の子仏の子であるように

その私の母なのだから

私以上に素晴らしい神の子仏の子であるのだ。

その母に病気など一切ない。

私の母の生命は

神が授けた神の生命なのであって

母は完全円満大調和で

母は健全健康、元気はつらつ、

大健康、大元気、大笑顔だ。

母は神の子仏の子なのだ。

母は金剛不壊の実相身だ。

神さまがそうしてくださったのだからありがたい。

母は元気はつらつ。完全な健康体。笑顔満々。

今回の事で母はもっと元気になって、

もっと健康になってもっと若返って復帰する。

お医者さんも看護師さんも

神のお手先になってくれて

みんなが母を助けて支えてくださる。

だから完全復活、全快退院だよ。

母は神に守られ愛され生かされ

助けられ、救われて輝く、

母は神から生まれた神の光。

母は素晴らしい神の子仏の子だ。

完全円満大調和、光明遍照実相世界。

とかなんとか、繰り返し繰り返し

母が幸せな輝きに満ちているイメージを

心の中でひたすら観ているのが祈りです。

そこに心配や不安、苦悩の影は私にありません。

恐怖や悲嘆の雲がわくままに許せば

その結果は現実的にも

土砂降りの嵐を呼ぶ運命になってしまうけど

そういう悪感情に支配されない信仰が

私の中にあるのです。

重症の脳梗塞と判明したからには

お医者さまは職務として

私に伝えるべき事があります。

しかしそれを聞いたからといって

大きく動揺して逆上する事も悲観する事も

恐ろしさと不安とに降参する事もありません。

むしろ私は「お前がしっかりして

お前の力を生かしてご覧なさい」と

面目躍如(めんもくやくじょ)の機会をもらった気がします。

母がそうして欲しいと言っている気がしました。

私には類稀(たぐいまれ)なる信仰がある。

その心の力を今こそ発揮せよ、最愛なる母のため。

という声を私は聞きました。

母の手術が始まった時も

待合室の長椅子に腰かけて

私はいっそう熱心に祈りました。

すでに健康な元通りの母親の、

いいえ、もっともっと一段と良くなって

もっともっと元気になった母親の

今までよりも健康な母の

全快祝いの、全快退院の喜びを

言葉を尽くして祈り続けて

心いっぱいに思い描きました。

私に張り詰めた緊張感はありました。

でもそこに絶望的で悲劇的な要素はなく、

災いとしての病気は絶対にないと

固く信じていたので

心配や恐怖や不安や焦りなどで

激高する感情的な言動や行動は何もなく、

深刻に思い悩むこともありません。

こわい悪い病気が本当に実在して

母がそれに襲われていると

息子の私が思ってしまえばその通りに

「ある」と思って恐れる人の所には

病気は居座り続けます。

病気はないのが神の真理ですから

悪い事は考えぬようにして

それよりも今回の病気を契機として

母がもっと若々しく元気になり、

もっと一段と健康で楽しく

もっと笑顔で幸せになるという、

その先の生活の新しい幸福に

思いをはせる事が正しいです。

それが神の御栄を実現する正しい方法です。

すべては善であり、何事も善につながるという、

神の真理を信じる事は万事において

幸せになる何より優れた正しい方法です。

ご家族に明るい期待の持てる説明ができない、

重篤な、重症の患者の場合、

その告知がいくらつらい仕事といえども

病院側がいいかげんな推測の域の慰めで

済ませる事は到底できません。

言いにくい事態でも包み隠さず

付き添いの者に説明するのが

医師のお仕事なので私の母についても

何の希望的観測も得られぬ

最悪なお話ばかりお聞きしました。

脳の左半分の画像は

血の巡りが途中で止まり

脳に大きな損傷ができている。

一命をとりとめても

右半身と、言語・思考・記憶など

麻痺や障害の後遺症は避けられない。

もう今までのようにはいきません。

二度と以前のようにはできません。

とはっきり宣告されました。

退院後は一人にできないので

介護用の病院や施設の手配も示唆されました。

「どうぞお覚悟を！」と言わんばかりに

３回くらいうかがいました。

誰しも心配や不安が最高潮に高まるのは

肉親に重い病気があると認めた時です。

その時は心の中に

津波のような恐怖と悲哀が押し寄せて

取り乱し、逆上し、泣き暮れます。

で、患者の容体の悪さに悲しんで

患者の重病を心の中で思い描き続けると

その心の力は患者の活力を減退させて

順調な回復力を妨害します。

心で相手を思う時、物理的な距離は関係なく、

人の心は真横に密着して連れ添うのです。

その心で「あなたは今ものすごく重症だ」と

相手の重篤な容体を思い描いて嘆き悲しむ。

そんなのは、闘病の最中、生死をかけて

もがき苦しんでる人にとってみたら

弱り目にたたり目の、

生きる希望をそぐ死刑宣告に等しい。

ふだんから心のつながりが深い、

日頃から心の交流が絶え間ない、

そういう周囲の近親者の心の中がもしも

絶望的な暗く不幸なイメージで満たされると

それを始終向けられた患者には

死地へとせかす引導を渡されたのと同じで

何の応援にも支援にもなりません。

今回のように医師に脳梗塞を宣告されてしまうと

世間一般に物騒がられている重病なので

「とんでもないことになってしまった」と嘆き悲しみ

「これは深刻だぞ」と落ち込んでしまい

社会通念としては誰もが恐れおののくように

すでにたっぷりとそう刷り込まれていて

完璧にそう思い込まされていて

そういう暗示にかかってしまっています。

それは、色メガネや度数の合わないメガネで

相手(患者)を見ているのと同じで

相手の真実を汚してゆがめてしまうことです。

これを仏教でも迷妄、虚妄、顛倒妄想と言って

何にもわかっていないし見えていないと言うのです。

で、そこから心配、不安、恐怖や怒りといった

悪感情が生じて、その悪感情っていうのが

勝手な間違った悪い思い込みや暗示を

思い描くのに必死に集中した気持ちですから

集中する精神統一って

その不幸の実現を強力に後押しする力です。

ですから患者のまわりで近親者が

泣いて嘆いて悲しむ激情ほど

患者の足を引っ張るものはない。

患者の意識があろうとなかろうと

近親者の心根は患者に伝染してしまうのであり

かえってそれで病気を長引かせてしまうか

急にもっと重くさせてしまって

助からない結果にもつながります。

それが深層意識のなせる仕業なのであって

別々に海面に突き出た氷山も

海底では一塊(ひとかたまり)の同じ氷であり

地域のあちこちに散在する多くの井戸にしても

同じ地下水脈でつながっています。

私たち人間も見た目には

個々に存在すると思ってはいても

実は心の底ではみんながつながっており

互いの交信、通信には暇(いとま)がなくて

互いに深く影響し合っているのであります。

家族とはその最も近しい相手です。

今読んでいる谷口雅春の一節にも

「夫婦、親子は心の世界では一体であり、

一人の思うことが家庭全体に波及して、

医学上から見ても痕跡さえも

とどめざるまでに病気が治ってしまう。

まことにも三界は唯心の所現である」とあります。

母に何かが起きる、あるいは

何かが起ころうとしていても、そこには、

肉親である私の思いが母の命運に

重大な影響を及ぼすのです。

ましてやこの私が何者かと言うと

真理を知ると豪語してきた人物です。

真理は他に居並ぶ価値観や思想や哲学とは

全く比べ物にならない、一線を画した、

神の絶対的な権威です。

この真理を世界人類が認めないうちは

不幸な混乱の堂々巡りですし

真理に中心帰一ができた人には

神の完璧なご加護と恩恵が顕在化します。

「寄らば大樹の陰」なのであって、

私が神の真理を知っている事によって

母も真理の輝きに常に照らされて

真理の傘下(さんか)に守られると言えます。

だから、何よりも重要なのは、

母の子である息子の私が、母の事を

心の中でどう観るか、

どう観て行くかというのが、

母の生きる力、生きたい力を

盛り上げるか盛り下げるか

大へんな影響力を持つ事なんです。

母子は特別な関係ですので

何よりも深い心のつながりがあると思われ

私の精神面が少しでも乱れますと

とたんに母親にも差し障りがあります。

命の瀬戸際に置かれた

弱っている窮地の母親を助けて

母親が救われて行くためには

どうしたってすぐ近くにいる私が

気持ちをしっかりしないといけなくて、

時折、大波のように襲いかかって来る

悲観や憂慮、悪い想像なんかには決して

時間を費やしてはならないのです。

逆上したり泣きわめいたり悪感情の

激流に流されてはいけないのです。

「だって人間だもの」不安や心配の、

その何が悪い？とおっしゃるかもしれませんが

本当の人間の本質を知らないから

人は感情的に荒れ狂ってしまうのです。

私は光明思想を自分の信念にしてきて

信仰を我がものにしており、

すでに信仰生活３５年が経っている私は、

自分を光明思想家だと思っており、

その心の力を一番身近で一番大切な母に対して

自分の実力を発揮しないでいては、

いったい今まで何のために学んだ真理か

意味がないではないか。と思い、

母の神性を強烈に鮮烈に思い描く

渾身(こんしん)の祈りを捧げました。

すると母の手術中に

一人の看護師さんが私の所に来て

ＩＣＵまで案内されました。そこで

ＩＣＵ専属の看護師さんにバトンタッチされ

入院に必要な説明が始まりました。

ＩＣＵって重篤な患者さんばかりの

特別な病棟ですよね。

だからその家族とも念入りな打ち合わせが

必要なのですよね。だからやっぱり

母は重症患者として扱われていました。

ところが私と話していた看護師さんが

別の看護師さんから突然呼び出され

二人はどこかへ消えました。

しばらくして戻った看護師さんから

「手術後の容体がとてもいいので

普通病棟の入院に変更になりました」と

言われて私は喜び、確信しました、

「祈りはきかれた」と。

病院はまだコロナ警戒態勢の状況下。

入院患者との直接面会は

週に一度の予約制です。だから

自由に会うのは難しい。でも

手術直後の母の様子が一目だけ

私に特別に許されることになって

母がベッドで運ばれてきました。

母は半身不随と宣告されたはずの

右手をしっかりと上げて私を迎え、

私たちはしっかりと力強い握手をしました。

母は自分の名前もはっきり言えました。

それが倒れて運ばれた当日、

入院第一日目の５月１０日。

翌１１日は日用品や下着やタオルなど

母の荷物を持って行きました。

倒れた日に見つけられなかった

保険証も探し当てて持って行った。

すると母は、点滴棒を連れてはいるが

自分の両足ですたすた歩き回るほどになり、

母が自分の名前を何回も書いたメモも

医師から見せてもらいました。

私が来たのを見た母は

「話をしよう」とはっきりした口調で言い

自分の病室へ私の手を強く引きました。

しかしコロナ感染防止のため

病院の規則で入れないから

面会の日に来ると約束しました。

母がしっかりしているのを実感しました。

神の奇跡だと思いました。

祈りはやはりきかれたのです。

面会の日の５月１５日、

私たちは握手してハグして

無事を喜び合いました。

私は、母がよく頑張ってくれて、

ありがたくて幸せだと申しました。

さっそく母が気にしたのは、

倒れる前に洗って入れたままの

炊飯器の中のお米の事と

電気ポットの中のお湯の事でした。

持って来てほしい服の事や、

何番目の引き出しに何があるから

それを持って来てほしいとか、

そういう話もありました。

近く支払いの迫る納付書を

済ませてほしい用事も頼まれました。

こんなに事細かな話ができるのも

後遺症が全くないからです。

本当に祈りはきかれたのです。

神さまのなさる事に中途半端はありません。

私が祈った通りに母は元気に復活して

母は全快退院に向けてまっしぐらです。

私は神に感謝しながら

「お母さんはもっとよくなるよ」と

私は力強く言っておきました。

母の入院第二日目(５/１１)に

何気なく自分の部屋の本棚を見ると

「私はこうして祈る」という谷口雅春の

祈りのハウツー本が目に入りました。

それを参考にして、寝しなにまた祈りました。

(翌５/１２)午前３時ごろに

目が覚めてまた祈りました。

明け方にも目覚めてまた祈りました。

なんでこんなによく祈るのかと思ったら

ああ、そうか、今一番大変な思いをして

がんばってくれている、闘病している母親が

私に心の援軍を寄越してほしいんだな。

だから夜も頻繁に目が覚めて私は祈るのだ。

お母さん、大丈夫だよ。大丈夫だからね。

絶対に元気になって前よりも健康になって

笑顔で戻ってこれるよ。

「神の無限に生かす力が我が母に流れ入りて

我が母の神性が輝いて完全健康がみなぎり

病気はどこにいったか見当たらないほど

跡形もなく消え去りました。

母の周囲にも十重二十重に

神の手厚いご加護で母は包まれて包囲され

病院の先生もスタッフもみんな味方になって

母を助けて救ってくださる。

ありがたや、めでたや、すばらしや、うれしや。

完全無欠の大健康の私のお母さん、

全快退院が目の前ですよ、お母さん」って

私は祈りに祈りを重ねました。

というわけで、５月１０日お昼の緊急入院、

５月１１日の荷物の手渡しと、２日が過ぎて

この２日間は昼夜を問わず、

目が覚めている間中、言葉を尽くして祈り続けました。

今から思えば私も平然として平気なようでいて

実は大変な緊張感もあって

常時祈ってはいるけれど、

心の底からの安心まではいってなかったかも。

私も母と一緒に闘っていたのかも。

医師が懸念する数々のお話しも

一人の時にはパッとよみがえって来るし。

ところが不思議な事に

入院第三日目の５月１２日になると

「ほら、こんなに元気になったよ。

前よりも調子がいいよ」って

母親のリアルな明るく弾む声と笑顔が

自然に難無く簡単明瞭に思い浮かべられて

それが事実になったと確信できたんです。

とても不思議な気持ちでしたけど

そのとき初めて安心しました。

よし、もう母は大丈夫だと感じました。

本当の本当に母は全快したなと感じました。

「虫の知らせ」とでも言うような直観でしょうね。

そしたらもうひどい緊張が解けました。

テレビつけて見る余裕も出て来たし

よし、本当にもう大丈夫だと思えました。

不思議な感覚ですよね、

祈っているうちに、私の観た母の健康は

それはとっくにそうなりましたよ、

もう安心ですよという気持ちになった。

そしてね、この３日間というものは

一人になって母の事をいろいろと

考え抜いたとても貴重な時間でした。

肉親がこういうことになると

改めて自分にとってどんな存在だったか

再確認しますよね。

今までのありがたみを思い知るというかね。

そういうのは、相田みつをさんじゃないけれど

「人間だもの」誰だってそうなりますわね。

そうなるいい機会をもらったようなものですよ。

人間にとって一番大事なものですからね、

両親へのあたたかい気持ちを持って

それをちゃんと悔いなく伝えるという事は。

だから私にはいい薬でしたよ。

こんな事もあるから母に対する心境が変わり、

愛情も感謝も一段とレベルアップするし、

心いっぱい「愛してるよー」って素直になれる。

母への愛情と感謝を素直に出したくて

もう明らかに母の前で出しまくってます(笑)

照れる事なく、こまごまと母の世話を焼く。

それをそうさせてもらえる自分が

無上にうれしいです。

母がいてくれる時間は当たり前ではないので

思う存分大切にしようと思います。

母が倒れて３日間のうちには

あれこれ目まぐるしくいろいろ考えてましたし

一人の時間を見つけると

矢継ぎ早に母の事を祈ってました。

医師が必ず起きると予告した

麻痺や障害や後遺症の懸念が

私の心の中に入る隙（すき）を私が作らず

一度も絶望的な悪感情を

私が許しませんでした。

母の事は神に頼んでいるのであるから

中途半端な悪い結末になるなんてありえず

母自身も完全円満大調和の健康体の

神の子仏の子なのでありますから

全快退院しか選択肢はないわけで

繰り返し繰り返しそれしか思い描かない私がいる。

そしたらそうなるしかないのです。それが信仰です。

すでに完全復活していて

全快退院なんだと、母の笑顔と元気な肉声を

常に思い浮かべて感じるようにしていて

それが３日もたつと妙な達成感が生じて

本当に祈りが実現したという気がしました。

おそらくは母の闘病が峠を越えたんでしょう。

そう感じました。会いに行けなくても

私の心の力が母にしっかりと伴走して

素晴らしい成果を収めるのだという

実感が押し寄せて来たんです。

肉親ってそう感じられる間柄なのです。

それが５月１２日、入院第三日目の事。

ほらこんなに元気になったよ。

もう大丈夫よ。前よりも調子いいくらいだわって

喜ぶ母の全快をやっとこんなにも

すんなりと思い描く事ができて

これは確実にそうなると確信しました。

さあ、もう退院なんだからね

母の好きな物を買って冷蔵庫に入れたり

テーブルに並べたりしておこうよね。

入院してまだ数日なのにね、

医学的にはまだどうなるか

わからない時期なのに私ときたら

早くも全快祝いの気の早さで

母の喜びそうなものの買い物リストを

作ったりしてました。

「この病気や、病院の処置について、

何かご質問やご意見があれば

何でも遠慮なく電話してください」と

担当の医師は言ってくれていたのですが

結局一度も私はしませんでした。

私の母には病気はない。

ないものについてはお聞きする事も

お聞きしたい事もない。

というのが私の心づもりであり、

常日頃の私の立ち位置です。

ただ母親の様子については

毎日でも知りたかったですし

母親の欲しいものを聞いて

すぐに届けてあげたかったけれど

コロナ感染警戒のために

面会が自由にできない。また、

「再三お電話をかけていただいて

患者の様子をお聞きになったとしても

看護師は対応しかねます」との事でした。

母の病室ではケータイ通話が禁止ですし

母はメールができません。

母の充電器も家の中に見つからない。

ということで、失くしてもいけないから

携帯電話は母に渡さずじまい。

というわけで、近いようで

とても遠い医療センターにいる母。

母の力になれる事は私には

私の専売特許とも言うべき、

悪感情を全部駆逐した

私が独学でやって来た光明思念のみだったのです。

そしてそれは、どんなに遠く離れてても届くのです。

ですので、私のした事と言えば

母の検査の時間も手術の時間も

私が家に帰ってからも

その間中、私はただ一心に

私が神の子であるのだから

血を分けた私の母も

とても素晴らしい神の子なので

母親に病気はないと思い続け、

今回の事がきっかけで

もっと前よりも明るく元気になって戻って来るし

母は完全に回復する、復活する、元気だ、快活だ、

健全だ、完全健康だ、全快退院だと思い描きました。

母の口調で「前よりも調子がいいくらいよ。

こんなによくなったよ」という母の笑顔を浮かべました。

そればかり徹底しました。

母も神の子なのですから

常に神の光が母に注ぎこんでいて

神の生きる力が注ぎ込まれて

母の中は神の子としての

完全健康の力が充満してみなぎり

母の外にも神の完全なご加護が

十重二十重に包み込んでいて幸せだ。

病院も医師も看護師もみんな味方だ。

母には適切な処置やリハビリが施される。

だから病気は跡形もなく消えてしまい、

すでに完全復活だ、元気だ、健康だ、

全快だ、全快退院しかないのだ。

お母さん、大丈夫だよ、大丈夫だからね。

大健康、大健全、大全快なんだよ。

全快退院決定だよ。

ありがたい、めでたい、すばらしい、うれしい、

万歳万歳と思っていましたし思い続けました。

こういうように、母親の神性を

心の中でじっと観（み）ることが祈りです。

母が倒れてから三日間くらいは

こうした祈りを無数に続けました。

２回目の直接面会は５月２２日。

もうその日には母はいつも通りの

すっかり元の健康な母の姿になっていて、

私たちの話題はもっぱら

病院の支払いの事に移っていました。

庶民ですからね（笑）

救急車をお呼びして、たくさんの検査を受け、

脳外科の先生に手術していただき、

看護師さんやリハビリの先生のお世話になって

これだけの大病院に２週間も入院していると

母も私もお金の事が気になり始めます。

でも物質治療面の隊長はお医者さんなので

退院したくても先生から許可が出るまでは

大人しく待とうと話し合いました。

それまではゆったりとした気持ちで

いろいろとあまり考えすぎないで

楽な気分で静養したらと母に話しました。

すると翌日に医師から電話があって

母がすっかり安定したので

退院の日取りを決めましょうって。

めでたく５月２６日に退院となりました。

その際に医師から

どこがダメだとか、どこが悪いとか、

口にする事が一つもありません。

私もそこは心配していないので全く触れません。

ってことは何も言う事ないくらい

事実上の全快だと私は察しました。

１か月後のМＲＩ検査は約束させられました。

６月２７日にМＲＩ検査、血液検査、

レントゲンや心電図などの検査も

受けましたが異常はありません。

医師との面談でもあの重度の

脳梗塞はどこへいったかと言うくらい

きれいに跡形もなく消えている。

母のように五体満足で元通り復活するのは

非常にレアなケースで

脳梗塞の患者さん全部合わせても

１割しかないそうです。

だからこれは、世間一般的には

運が良かったんだと

済ませる事もできる話だと思いますが

私に言わせれば、運が良いという

「良い運び」にできたのは

神の御栄がそこに働いたからで

私の信仰が母に貢献したと言いたい。

もちろん医師の処置も的確だったのだと

言う事もできますし

それに対しては私も母も

何度もお礼の言葉を医師に伝えました。

この６月２７日再検査の日も

母がМＲＩに入っている間中

私が何を考えていたかと言うと

今病院が母にしてくれているのは

母が神の子仏の子である証明を

してくれているところなのだと思いました。

神の生かす力の御光が満々と

母に注がれて母は神の輝きでみなぎり、

母の内なる神性・仏性も大いに開かれて

十重二十重に母は神によって手厚く守られている。

だから病気などどこへいったか跡形もなく消えて

母には完全な健康しかない。全快しかない。

母の肉体の細胞一つ一つが

完全健康の、神の真理で輝き満ちている。

それをこの病院は最新鋭の設備で

医療の立場から母の完全な健康体を

写し取って証明してくれるのだと。

そう祈っていたらその通りになりました。

私の祈りの言葉は、あとで、

医師の言葉になって出て来たことには

大へん感慨深い、最高の結果になりました。

私は神に感謝しました。

退院後に聞いた母の話では

お昼の用意をしかけたところで

体の右側に痛みが走り

手足が言う事を聞かなくなって倒れた。

その後２時間足らずで

私が帰ったと言うのです。

実は私のほうでは前々から

早朝出勤してお昼に帰るシフトへ

変更を希望して２月からそうなりました。

その前は帰宅が１８時を回る時もあり、

それを考えるとゾッとします。

脳梗塞は発症からできるだけ早く

病院にかからねばなりません。

こうした前もっての変更は

自分の事ながら感心してしまう、

神の子ならではの実に気の利(き)いた、

私の無意識のうちに神が打ち立てた、

実に用意周到で、実に計画的な、

母を救うための神の秘策に思えます。

信仰とは、全知全能の神と一体になる事ですから、

あとで思いもよらぬ神のおはからいに

気がついて、ありがたく思うものです。

私の全てが善の実現に連絡している、

神の配剤を感じます。

でもそういうのは退院後に親子で家で

会話して初めてわかった事です。

今回の何が奏功したとか、

今回の何が勝因だったとか、

そういう話は、結果的に母親が元のまま

五体満足に帰って来れたからこそ言える、

結果論なのであって、倒れた日の５月１０日は

これからどうなるか、誰にもわらない。

わからないから、驚愕(きょうがく)と不安と恐怖に

心がたちまち占領されてしまい

人は立ちすくんで怯えてしまうのです。

母親本人のそれを思うと私は、

さぞしんどかったろうと忍びないし、

医師も病院スタッフさんたちも

「バタバタしてすみません」と

私に気を遣って弁解なさるほど

搬送直後の母の麻痺は甚大で

母の容体が緊迫していた事は確かです。

そんな中では、一人でも信仰の、

精神的な静かの海をたたえている事は

逆巻いて荒立とうとする波を抑え、

物事を鎮静化させるのに必要です。

信仰とはそれだけの権威があるのです。

私にそれができた。

世の中には恐ろしい病気があり

老化と共に様々なリスクも高まる。

と宣伝され続けてますし

ただでさえ毎日いろんなこわい事件や

いろんな災害や災難がある事を

大量にテレビや新聞や各種マスコミが

日々取り上げる。というわけで

その度にこわいこわいと

７８歳の母も言ってきました。

７０代も半ばを過ぎる辺りから母も

いくぶん弱気になったかな。

楽しい番組ばかり選んでるつもりでも

その合間には暗く恐ろしいニュースや情報も

挟まって来るので、ため息をついてしまう母。

そういうのがだんだんとここ何年か

潜在意識に印象付けてしまう習慣になると

自身の肉体や環境や運命に

投影〈三次元の立体映像化〉されます。

母がこわいこわいと思って来た

その通りの恐怖映像が母のスクリーンに

大なり小なり実現してもおかしくはありません。

自分の深層意識を映像化したのが

この三次元の肉体や環境や人生という

自分のスクリーンなのであって、

自分の心の中身がそのまま映っています。

それは自分次第でどうとでもなる自分発信の

自分が監督している自分の映画です。

そもそもただの映像なので

自分次第で自由自在に変更する事が可能です。

私たちは見たいものを見る事ができる。

今まで苦しくて悲しくてつらい映像なら

苦しんで悲しんでつらくなるような事ばかり

心に思い描くのに集中して来たのだから

それをやめればいいだけです。

こわいこわいと恐れる気持ちは

のびのび過ごせる安心感を

自分の心の中から追い払う。

こわいこわいと思えば恐れた通りに

「ヘビににらまれたカエル」のごとく

精神的に萎縮して行き詰まり、

動けなくなってしまいます。

自縄自縛の恐ろしさばかり日常的に

自分の心に感じさせる習慣がある人は

実際にコントロール不能な目に遭遇します。

それがついに今回、脳梗塞という形になって

母親自身にも体現されたのではないかと

私は思わないでもない。

しかし今回はそういう詮索(せんさく)を

あまりしないでおきます。というのも

あまり病気の原因を探る事にこだわれば

その病気がまるで「あるもの」として

扱っている印象を与えかねません。

病気や老化に災難や災害、

社会通念の種々雑多なこわさに

ここ最近の母が非常に敏感としても

世間がそうこわがらせて

朝から晩までそういうニュースや情報も

絶え間ないのだから母がこわがって当然です。

でもどんなにこわがろうとも

私の母は一両編成の単独走行ではなく

母と連結する私には、幸福へとけん引する

神の真理のエンジンがある。

家庭は一つのチームであって、

我が家には、神の子仏の子の自覚が強烈な、

真理を知る私がいるのですから、

母の不死鳥のような、起死回生の復活劇こそが

神の真理の真理たる面目躍如(めんもくやくじょ)です。

神こそが全ての実質であり造り主です。

なので、この世には善しかないし、

万事は何もかも善くなっていく他にない。

それをそう観ずる人には

その真理が実現します。

人間の本質とは神がお造りになったので

その自分の素晴らしい神性を

常日頃からしっかりと心で観て観じて

常に誇らしく尊敬して幸せにしていると、

完全無欠で、完全円満大調和なので、

例え何事が起こりましょうとも、

一時どんな事になろうとも、

何事ももっともっと幸せになるために

もっともっと平和になるために

もっともっと健康になるために

起きた物事はすべて必ず

自分と自分の周囲にとって

神の真理の完璧な「善」に連絡するのです。

一家に一人真理を知る人があれば

その心の光に家族全員が照らされて

良い影響がある。

母が真理をわかろうがわかるまいが

私さえしっかりしていればいい事なので

我が家の精神面の引っ張り役は私です。

だからその隊長の私が誰よりも何よりも

真理の事をわかっていればいい。

母の分までまかなって余りあるほどの

真理の理解と真理の力を持った私が

母のすぐそばにいるという

そういうよくできためぐり合わせが

我が家というチームプレーなのです。

だから、何事が起きようとも母が

強運に救われて何ら不思議はない。

母と私はそういうベストマッチングであり

相思相愛で結ばれているのであり

本来世間の母子とは、皆必要とし合って、

助け合う絶妙な組み合わせだと思います。

母を力づけて慰める時の私ほど

本領発揮の自信に満ちた私らしさは他にない。

だから母親の所にやってきたと思うし

だから親子になって幸せな私です。

三次元の人間とは、物心両面の存在です。

自分の心のありようがじわじわと時間をかけて

肉体や環境や人生にも伝わって行って

心とそっくりの運命にするのが人間の創造力。

なので、何か支障が出たのなら、

原因は心なのですから

心を直すのが先決で、

心のあり方を問題にするのが筋です。

ところがすぐ命にかかわる場合には

ぐずぐずしておれないので、とりあえずは

乱れたり壊れたりしている物質面から

先に修復してあげようというのが

今の医療技術の進歩なのであって

一刻を争う緊急手当てとして

医療は貢献して来たのです。

心の事はそのあとからでも

じっくり取り組めばいいのだと。

でね、心の事が後回しですから

心の事を抜きにした物質面の事ばかり

言うのがお医者さまの見立てです。

それは多くの症例のデータからひもといた

この病気では患者がどうなっていって

今後どういう事態を招くかといった、

物質〈肉体〉を主人公にした、極めて物質的な、

物質だけにスポットを当てた

物質だけの進行についての予測です。

お医者さんの専門は物質治療だから

物質がこうなると次にああなるっていう、

物質の方程式があるんでしょう。

この病気になったら必ずこうなるんだっていう

症例のデータに従って治療を進めるのです。

でも、物質の動向なんて青天の霹靂で

予想のつかない気まぐれもあって、

いつどんな事態を招くかもしれないので

お医者さんの決して楽観視しない姿勢

っていうのは仕方がない事なのです。

しかしそれでも現代ではある程度

検査して撮られた画像を医師が見れば

その患者がだいたいどんな経緯をたどるかは

もうある程度のパターン化はされているでしょう。

そしてそこには

患者自身の心の動きはもちろん

患者の周囲の近親者の心が

患者に及ぼす影響といったものは

勘定にいれないのが物質治療です。

私の母の場合は付き添いの近親者は

息子の私ただ一人です。その私が、

信仰を持った光明思想家であり

神の子の光明思念に長けている、

と言っても医学界にとっては論外な人です。

だけれども私のような者が

患者に付き添った場合には

必ずしも医学のデータ通りにはいかないと

私は常々思ってきました。

私のような者がついている事で

途中で「あれ？」とびっくりするような

快方に向かう急展開を見せる事もある。

今回の母の病気はそうなりました。

もちろん治った本人の母が強かったし

母はすごく頑張ったと思う。そしてその母を

盛り立てて支える心の思念が

ちゃんと私にはできた。これがよかった。

だからね、今回だけはね、「患者の息子さんに

信仰があります」っていう例外ですからね、

医療データ通りの運びにはなりませんよ。

それが、心の力が起こす奇跡ですよ。

この世の人間を物心両面とするなら、

風雲急を告げる物質面〈肉体面〉の

突然の急場を、無事なほうへ

難無くしのいで整えてくださった事には、

これは病院の先生方に深く感謝いたします。

病院の皆様が

母を助ける神のお手先になってくださった。

その事は本当にありがたいしうれしいし

先生と看護スタッフさんらのお手柄です。

でもそれをそう導いたのは

私を通じて働いた神さまのお手柄で

神癒(しんゆ)であり、

神の御栄(みさかえ)があらわれたのです、

「神は人を健全に造ったので

健康になるしかないですよ」っていう御栄。

７８歳の母もこれまで

病気らしい病気など一つもなく

かかりつけの病院などありません。

とにかく健康で元気で強い人です。

倒れる数日前もあれやこれやと

買いたいものがあると言って

片道２０分のスーパーへ一人で

さっさと歩いて行き、背中のリュックと

両手にいっぱい重い荷物を抱えて

汗をかきかき平気な顔で帰って来る。

猛烈な行動力はいつもの事です。

前日もうまく作った手料理を自慢して

私と一緒にお腹いっぱいおいしく食べた、

そういう見事に快活な母でした。

それがその翌日の昼には

倒れたまま身動きができずに

声も出す事ができないという母親に

私は出くわしたのです。

意識はあって目も開いてはいるが

何も話しができない。

とにかく母自身が今

一番しんどくて大変で

気の毒な事には間違いがないと

私は思いましたし、だからこそ

この母の一大事、

母親の緊急事態に接して

息子の私に何ができるかという事なのです。

私の人生５７年の、このタイミングで、

我が愛する母の危急に遭遇したからには、

母のために私の出来得る限りをする、

というのが私の使命だと思いました。

それはね、物質面に関しては

医療技術に任せるしかありません。

ですからいざ手術となった時には

母を囲むお医者さんや

看護師のスタッフさんらには

神さまが降りて来て、みんなは

神さまのお手先になってくれて

完璧な処置をしていただけると

そう信じました、検査や手術中はね。

それとリハビリの時期にもね、

リハビリの先生に神様が宿っていて

母を素晴らしく回復させると信じました。

病院を神さまが支配なさっていて

必ず母を守って救ってくれると信じました。

それが私にできる心の使い方であり

私の心の力です。

今回の事は

これからの私たち親子のためにね

もっとお互いに格別な日々を過ごしていくように

そういう時節が到来しましたよって言うお知らせかな。

母にしたら最晩年の

いよいよ大詰めになる終局みたいなものですから

そのかけがえない有終の美を息子の私と一緒に

幸せに味わい尽くしましょうっていう、

打鐘〈ジャン〉みたいなものだったかも。

今回の事はたぶん。

過去には「心の法則」みたいな基本を

母に説明する事もありましたけどね

その私の理屈については今でも

それほど理解していると思えないし

もともと精神世界に明るい人ではない。

でも、私にとっては

そんな知識や理屈のすり合わせよりも

親子が互いに愛情を持っている事のほうが

よっぽど大切な事だと思うし

親子はそれでいいと私は思います。

私が学んで自覚している真理なら

母がその理屈を知る知らないを超えて

我が家に働いて我が家を守る力であり

母を助けて母を守る力です。

親子とは一つで一体なので

私が知る真理は母にも貢献するのです。

そのために私は母の元に生まれました。

私の持っている心の輝きが

血を分けた親子である母に伝わって

母まで輝くと私は思っています。

母子とはそうしたものです。

だから母親がいくらこわがっても

いくら母親自身に取り乱す事が起きても

一緒に暮らしている私の生活態度によって

母親の恐怖心が消去されたり

緩和されたりしてきました。

だから、我が家が恐怖心に振り回され

心に思いつめる恐怖の通りに

取り返しのつかぬ事態に発展するなんて

これから先もありません。

例えばずいぶん前

狭い通りを挟む真向いが未明の大火事。

消防車が何台も占拠してウーウー鳴っても

熟睡していたのがこの私で、血相変えて叫ぶ母に

たたき起こされて外の様子を

ちらりと見るがまた寝てしまう。

我が家に被害はなかったものの

お前はどんな神経をしているんだと

母にしばらく責められましたね。でも

煙の臭いすら届かない逆風でしたから。

阪神大震災では本震の後から

私は母にずっと寄り添ってましたけど

ひどい余震も相当な数で

その度、悲鳴の母に、

「大丈夫。心配ない。

余震はヤッホーのこだまと同じ。

震災が消えていく、そのしるし」と

当てずっぽう言ってぐーすか寝る私。

結局我が家はいつも安泰。

危急の時にも必ず

何かしらの助け船があります。

以前、私の手相を見た人が

両手に仏眼、両手に神秘十字線、両手に・・・

と、何が起きても神仏のご加護があるって

ことでしたけれど、

神仏のご加護ならみんなにある。

けれど、その真理を理解して

感謝する人はいくらもいない。

神仏に守られた神の子仏の子の自覚が

あるなら、その人の人相、手相、家相などに

それが出ることもあるってだけの話。

目の前が大火事でも

火の粉一つ飛んでこないし

未曽有の災害にも

支障をきたす事が何一つない。

集団ヒステリーもたぶん

大勢の恐怖心を持ち寄ってその恐ろしさを

あおり合って高め合って増幅させてとうとう

心身が麻痺する大規模な害悪を招くのでしょう。

ところが我が家では母がどんなに騒いでも

私がそれに同調する人ではないので

やがて母は静かに落ち着く。

私が一緒だと恐怖心が盛り上がらず

さっさと白けてしまうのです。

心の波が平和に落ち着いたところへ

いつも何か幸運の助け船が到着するし、

到着できるのです。

そういうのは私に

神の子の自覚があるからですけど

私が神の子であるのなら

その母親である母も当然神の子です。

その心理的な影響を必ず母は受けており

母の生命力の潜在能力をうんと高めていると

私自身はそう信じて来ました。

だから母子そろって家内安全、無病息災を

現実のものにして来たのです。

母の一番身近な私が神の子としての

輝かしい自覚が心にあふれているので

母にそれがじかに当たって

母は照らされて、母も光り輝くのです。

母自身の中にもある神性が

私の輝きによって覚醒して来て

母も内側から輝く事になる。

太陽が昇ると海も山も川も何もかも

色鮮やかに光るようにです。

光は光を呼んで輝くのが神の子の世界であり

神の子同士の関係です。それが私たち親子です。

だから我が家に何事が起きても

かえってその事で「雨降って地固まる」のであり

「怪我の功名」なのであり、

「終わりよければすべてよし」のハッピーエンドです。

我が家には善いことしかない。

私たち親子はその事で一つなのです。

こわがりな性格の母のそばに

こんな息子の私がいるわけは

愛する母を私が守ってカバーするためだと

今回の事でいよいよわかりました。

あくまでも母の人生は

母の主催する、母が責任主体。

私ができるのはカバーだけですが

全力のカバーでフォローするので

強い味方です、息子の私は。

母にとって役に立つファインプレーを

狙っていきたいです、私はこれからも。

それが息子冥利(みょうり)というもの。

「朱に交われば赤くなる」の通りに家族は

共に暮らす事で感化し合う仲なので

私が真理の学びを深めた影響で

母も自然と無意識のうちにも

人格・霊格の進歩向上が促進されており

真理の恩恵を無限に享受するのです。

母の料理を私が食べるように

私が成し得た精神的な成果を

母も召し上がって心の栄養にしているのです。

昔は私のほうが親戚に知れ渡るほど

泣き虫でこわがりの幼少期。

こわがりほどこわいもの見たさで

母にせがんだお化け屋敷。

案の定、途中で泣き出す私。

お化けの被り物をぬいだおじさんから

「早く出て行け」と怒鳴られ、

さらにわんわん泣くと、

そのおじさんに詰め寄ったのが

烈火のごとく怒り狂った母で、

ものすごい剣幕のお説教に

お化けたちはみんなで土下座(笑)

そのくらい物怖じしなかった母は

猛烈な気性に見えたのだけど、でも、

あれはたぶん、父亡きあとに

幼い私を守るのは自分しかないという

一心からでしょうね。

この母のために今度は自分が

母に感謝されるくらいに母を守って

自分の持って生まれた力を思う存分

発揮する事で子どもというものは

無上の幸福感を味わうのです。

また、それができるような自分に

成長させてもらえる最もふさわしい人を

母親に選んでやって来たのです、どの子も。

反面教師だってなんだっていいので、

それはその子のためになるのであって

母親は例外なく生まれた子どもにとっては

なくてはならぬ立派な恩師です。

母親とはそういう最高の恩人で、

生まれた子どもの能力を最大限に伸ばす、

その子のためになる

一番優れた成育環境そのものです。

その母親の環境そのものが

生まれた子どもにとっては

自分を生かす最高のひのき舞台だと思う。

それが私が人生の中で気づく母の恩です。

私のような年齢になってからわかる事も多い。

母と子の間に今までどんな事があったとしても

私にとってはどれもこれもが母の恩です。

生まれた子どもって

母親を助けるためにこの世にやって来たんだ

って言う説をふと思い出したんですよね。

って事はどういう事かというと

母親を救うために一番必要な能力を持った魂が

その母親の子になって来てくれてるって事。

つまり、その子にとれば、

自分が十二分に活躍できるような場を

お母さんが一番与えてくれる最大の恩人なのです。

実はだから母と子は相思相愛の

ベストカップルって事になります。

だからこそ、今までがそもそも、

私の母には入院歴がなく

大病をしたことがない。

持病は？　持病のお薬は？と

今回の入院先の医療スタッフに

何回も聞かれましたけどないものはない。

それはとても珍しいことらしくて

スタッフさん一同が大いに驚いた。つまり、

母は母の本質の神性を

発揮してくれてきたのです。

私が知った「病気知らず」の神の真理を

母も一緒になって生きてきてくれたのです。

信仰も宗教哲学も

持っているのは私で

母ではありません。

でも母は私がそうなるために

子供の頃から私のために、はからずも

かけがえない貴重な体験と環境ばかり

用意してくれたと感謝で振り返れます。

だから母無しでは今の私になっていない。

だから今の私の幸せは母のおかげです。

もちろん亡き父もそうですが、

その父を選んだのは母です。

だからね

私の５７年間の人生を振り返り見ても

母親が選択してくれた物事には

何の間違ったところも見当たらず

すべてが私を私らしく成長させてくれて

すべてが私の中の持てる才能を引き出してくれて

私が私らしく進む力を磨いてくれたことに

今さらながら思い当たるのです。

そのおかげで信仰を得られた事が

生涯最大の幸福です、私にとって。

この母の恩に報いる事ができるなら文字通り

「子どもは母親を助けるために生まれる」

という説を裏付ける一人になりたいって

母の入院中にそう思った。

母は忘れたでしょうけど

小学生の頃、将来大きくなったら

お母さんにダイヤモンド買ってあげると

私は言いました。

でも金銀財宝で母を飾り付ける事よりも

もっと高価で大切で幸せな事は

いつでもいかなる時でも

私の信仰心の神通力で照らして

温めて輝かせて母を守ってあげたい。

母も神の子仏の子だから

その輝かしい姿を私が心の中で観て

その明るい元気と活力を引き出してあげたい。

お母さんのまわりいっぱいに

神さまの幸せな光で包んであげたい。

神さまを心でしっかりと観るからこそ

神さまの世界が私や私の母や

私たち親子の世の中に実現するのです。

お母さん、あなたの息子は

それができるように育った。

お母さん、あなたのおかげで。

人生の重大事とはこの〝観(かん)〟が

できるかどうかだと思う。

私が何か人とは違う

独自の勉強をして来たようだと

理解に努めてくれた母です。

私はでも、あなたの理想とするような

あなたが期待していたような

生き方をする息子ではありませんでした。

世間でもきっと必ず

変わり者と呼ばれる部類に該当する私(笑)

そのくらい変わっている私を

こんなにも生かしてくれたのは、お母さん、

あなたと共に生活した人生があってこそで、

母は私にとって代わりがいない存在です。

あなただから生まれて来たし

あなただから産んでくれて

共に生きてこれた。

思えば母のたくさんの恩に

今さらながらに気づいた私。

母への感謝が今までの何倍も湧いて来ました。

親の恩を知る事は大切です。

だから母が助かっただけではなく

思いがけず私も新しい私になって

新しい我が家の始まりになった。

お母さん、あなたと出会ってあなたのおかげで

何の何がどうであれ、母親こそが子どもを

生かす環境そのものだと気づきました。

あなたきっかけで始まる事が何であれ

あなたが与える全てがどんな事であれ

結局は幸せな私づくりに全部生きたのです。

ありがとう、お母さん。

自分らしく生きられるように

自分らしい能力を開花できるように

私は私の幸せのために、お母さん、

あなたを選んで生まれさせてもらったのです。

だからそのせめてものご恩返しに

ここまで培う事ができた私ならではの信仰の

変わった感覚の変わった価値観で

あなたの危急を助けたかったし

助ける事ができたと思うのです。

いや、もしかしたら、

母を助けるそのためだけに私は

脇目も振らずに宗教哲学に

没頭して来たのではないでしょうか。

お母さんが宗教哲学を知らなくても

お母さんに信仰がなくても

私がお母さんの分までその一切を引き受けて

いざという時が来たら私の心のパワーを

以心伝心、お母さんにチャージしてあげるんだと、

５７歳になったらお母さんを絶対に助けるんだと、

私の人生、最初からそのつもりだったのではないか。

それが一番の目的ではなかったか。

そしてそれが現実になったのです、

「子どもは母親のために生まれる」という事の。

今回は母と私の家庭内リセットです。

そのための「一回休み」であり

「一旦停車」なのであり

新しい路線への切り替えでした。

お互いに改めて感謝の気持ちが強まり、

これからのライフプランを見直す機会でした。

母は３０代から変わらぬ速度で走り抜き

すごく頑張ってきた。なのでそろそろ

ガンバリズムからノンビリズムへ移る

きっかけになってよかった。

母は我が家のエースとして

気を張ってがむしゃらに

鋭い球を投げ込んで来た豪速球投手。

それが本人も自慢でした。

でもこれからは無理して力まず

まーるくゆるくの楽ちんスタイルでいい。

力のいらない変化球を

小気味よく織り交ぜる試合巧者になり

暮らしのピッチングを組み立てていく、

今後はいぶし銀のベテラン選手として

末永い活躍となりますように私も協力します。

まだまだ教わる事も多いと思うので。

しかし今回一番びっくりしたのは

あれだけ身構えていた病院のお支払いです。

費用の全額が、え？こんなに安いの？

っていうくらいの驚きで、母と私は大笑い。

母の脳梗塞はどこへいったか