抜毛症でフルウィッグユーザーの私。
気づけば、ウィッグ歴も13年になりました
ウィッグは、すべてアートネイチャーさんでオーダーメイドです
目ん玉飛び出るほど高額だけど、私にとっては生活必需品なので、品質とか含めてやっぱりアートネイチャーさんを信頼しています。
なにより、もう5年も担当してもらっているスタイリストさんが人間的にも素敵女性で、会うたびに元気をもらえる人なんで、その人には何でも話せるようになりました
8月下旬にメンテに行ったときに、新しいウィッグの話になり、今使ってるやつ(今は2個をローテしながら生活しています)と状態に差をつけないためにも、新しいのをボチボチ考え始めた方がいいかもって。
その時に、新しいのをオーダーしてきました
私ね、つい数年前までは、複数個のウィッグを使いまわすっていうことが全くできなかったんです
ヘアスタイルを同じようにしてもらっていても、完全に一緒というのは無理な話です。
頭に視線がくること、髪の話題になることがものすごく恐怖なので、「毎日一緒」じゃないと怖い。
数年前までの私はそう思ってきました。
でも、今の担当さんに代わるまで1年弱だったかお世話になったスタイリストのおば様(友近さんにそっくりで、私は心の中で友近姉さんと呼んでました)との出会いで、変わるきっかけをもらいました。
友近姉さんは、けっこうズバズバ言ってくるタイプの人なので、私が一番苦手とするタイプなのですが、ズバズバの中にも私を思って言ってくれていることが伝わったので、苦手意識をもつことはなかったです。
当時、友近姉さんから言われたこと
①変化が怖いのは分かるけど、毎日同じ分け目でずっと同じスタイルっていうのは、逆に不自然。
②人間の髪って、日によって寝ぐせが強い日もあれば、アホ毛が出てるときもあって、分け目だって変わって当然。毎日同じってことがないもの。
③ヘアスタイルを大きく変える必要はないけど、より自然に見せるための必要な変化ってのがある。
そして、極めつけが、今のクレオパトラみたいな髪型より、より自然に見えるために、ウィッグの毛をかき上げてみるとか、そうしやすいように、毛先をすいてみるとかしていこ~って言われました
「ウィッグのことなんて、誰からも何も言われたくないのが本音やん?それに普通に生活してて、髪型をこうした方がいいでとか言われることもないやろ?でもな~、こうしたら可愛くなるっていうのを私らは知ってるから、あえてウィッグの話題を○○さんにして、可愛くなってほしいねん」と胸にぐさりとくる真っすぐな意見を言ってくださいました。
その時の私は、「友近姉さ~ん」と思わず言ってしまいそうになるぐらい、感動的な衝撃を受けたんです。
そのアドバイスもあり、そして自分自身も30歳を超えて年をとり、前に進まなあかん、前向きに頑張らないとって少しずつ思い始められてたころと重なって、そしてそこに新たに担当してくださることになった今のスタイリストさんとの出会いがあり、今では、分け目も日によって変えることもできるようになり、複数のウィッグをローテーションして使うことができるまでに変化しました。(ここに至るまでには、けっこう涙ぐましい努力が必要でした(笑))
で、新しいウィッグですよ。
8月末に契約してきました。
今回が何個目のウィッグになるのかすらうろ覚えで、聞いたら「8個目」とのこと。
1個がだいたい60万円します。1番始めのは、たしか50万ぐらいで買えていましたが、質のバージョンアップや物価の高騰、消費税の増税もあり、値段はどんどん高額になっていきました
×8個
・・・最低でも450万円、この13年間でウィッグに必要でした。恐ろしすぎる
ウィッグじゃなかったら、ピアスや服やカバン買いたかったな~自分へのご褒美的な感じで、お金を使うこともできません。
だって、私はウィッグがないと生きていけないから
ウィッグ代のために働いていると言っても過言ではありません。
ちなみに、新しいウィッグの納品は12月です。
コロナ前はもう少し納期期間が早かったですが、コロナになってからは、けっこう時間を要するみたいです。
例えば、ネット部門、植毛部門みたいな感じで、1つのウィッグは各国でバラバラに作られ、それをどこかの国で一つに合体され、日本に送られてきて、日本で検品をするんですって
そりゃ、時間もお金もかかりますねそれに手植えですからね。
以上、ウィッグのお話でした(笑)
あ~ぁ、空から大金降ってこーへんかな
おバカ
おバカがすぎるでしゅ
あはは