渋谷に行ってきました。
用事がありまして。
そして買いました。
カヌレ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240704/23/hontoni-oishiimono/c3/d4/j/o1080081015459409273.jpg?caw=800)
どこで買ったのかと言えばこちら
カヌレマニア
渋谷スクランブルスクエア1階です。
私がはじめてカヌレなどというおしゃれな響きのそれに出会ったのは
今は無き(残念)
市ヶ谷のナチュラルローソン
でした。
その時、カヌレというものを聞いたことがあったか、なかったか分かりませんが23、4かな?
当時、まだ若い私の世界は限られていたので
おしゃれなスイーツといえば
家の近くのローソンの
ゴディバとのコラボスイーツとかこだわり素材を使った生菓子系スイーツなどでした。笑
そんな中、カヌレに出会った私は
「なんだか貴族になったような気分になるお菓子だなあー」と思いました。
なぜなら
ぷっくりとした唇のような…
こじんまりとつくられてるけどカーブが裾の広がったドレスのような…
上からみればお花のような…
そんな上品な形をしていて
かつ、「カヌレ」と口にするだけで
フランス語が話せるすごい人みたいになるお菓子!!
(なりますよね?笑)
…と感じまして、初めてナチュラルローソンの
カヌレを食べたときのことはよく覚えています。
でもカヌレって作るのにすごく手間がかかる
(作ったことはない)
富澤商店のレシピには
合計で約60分~70分焼成する、とあるし
DELISH KITCHENで見た記事には
200℃で約45分とある。
20分そこそこで完成するスポンジケーキの生地とはえらい違いです。
外はカリッ、中はしっかり弾力
というカヌレをカヌレたらしめる
独特の食感をつくるには、
相当にコツがいるだろう、なんて容易に想像できます…。
そしてそんな手間をかけて
今日食べたカヌレも世に送り出された訳ですが
このお店はなんと
各地のお店のカヌレを
1か所の店舗で買えちゃう
お店でして
いくつものこだわりのカヌレが並んでいました
こんなにアレンジ効くんだ。
カヌレって…。
私の中にはあのノーマルでスタンダードでも
十二分に存在感を発揮し
変化しなくても十分に君臨し続けられる
カラメル色の不動の女王様、
あなたはあなたのままでいいカヌレが
心に存在し続けてきたので
それはパンドラの箱をあけてしまったような未知なる感覚でした…。
そして私は
スタンダードではないカヌレに手を伸ばしたのです…
港区・LikeSweetsBOXの
カヌレドゥショコラ
もう一度写真をどうぞ…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240704/23/hontoni-oishiimono/94/65/j/o1080081015459409278.jpg?caw=800)
こちらのカヌレ、
渋谷で買う方も、港区のお店で買う方も
電子レンジで30秒チンしたら
おいしいです。
はい。
冷蔵保存で冷え冷えになっていたので
ちょっとあっためようと思い、
30秒くらいかなーと見積もってチンしたら
正確でした。
コーティングされたチョコが
いい具合に溶けてとろとろに!![あんぐり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/598.png)
![あんぐり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/598.png)
なんといっても
味わい深い。
生地に練り込まれてあるのがココアパウダーで あまりしつこくなく 濃すぎず、
コーティングされたスイートチョコと
とてもちょうどいい塩梅で、
なにより
ベースにあるカヌレならではの素材の味を邪魔していないのです。
カカオニブがてっぺんにトッピングされていますが、
この苦みとカリッとした食感が
これまたよいアクセントになってました。
さて、このカヌレを食べていて
私は思い出した。
「あ、あの本にカヌレのことなんか書いてあったような…」
………同じフロアにあった!笑
なんならわたくしメニューもみましたわ!!
へえー、あのお店でもカヌレ売ってたんだー
よく見てなかったですけど、そうなんだー
カヌレってお店によって
千差万別なんだ。
いろいろ試してみると
おもしろそう
そんなことをものすごく感じさせられた
カヌレ体験でした。
カヌレの世界、奥深い…