7月7日。七夕。
珍しくいいお天気の七夕。毎年雨で星空なんて見られなかったけれど、今年はようやく織姫と牽牛も会えるのかもしれない。
前は子供たちが七夕飾りを作ってきたり、笹を飾ったりしていたけれど、小6と中2ともなると、そんな感じもなく。
そういえばと、唯一持っている飾りを思い出した。
昔、仕事で仙台に行った時に、可愛い!と一目惚れして買ってきたお土産。
テーブルにちょこんと飾れるサイズの、仙台七夕祭りのお飾り。
音楽療法の仕事をしていた頃は、季節感を感じられるものをよく使っていて、これもまた、仕事にも使えるし何なら家に飾りたい!と選んだものだった。
今年はこれを飾ろう。
そして、その飾りを出そうとして、同じ箱にあったもの。
先日、一気読みした、佐藤友美さんの『ママはキミと一緒にオトナになる』。
(こちらの感想はまた改めて。共感するところがいっぱいで、あぁ〜と思いながら読みました。)
この中で、切り火のエピソードが出てくる。
佐藤さんは、ドラマで切り火のシーンを見て、そういえば祖父母の家でもやっていた、と思い出す。そして、やってみたくなってAmazonでポチるのである。
(Amazonで火打石セットなるものが売らられていることに私は衝撃を受けた。)
家で待つ人が、出かける人に「気」をつける。その「気」に守られ、出かけた人は無事に戻ってくることができるのだと祖母は教えてくれた。
佐藤友美『ママはキミと一緒にオトナになる』より
そして、これを見て私もやりたくなってしまった。子供に切り火って知ってる?と話してみたところ「鬼滅のやつでしょ?」と息子から返事が返ってきた。
そうそう。『鬼滅の刃』で、藤の紋の館から炭治郎たちを送り出す時に、おばあさんが切り火をしてくれるのだ。
娘も「あぁ〜あれね!」と。
そんな話をしたのが一昨日のこと。
なんと、その欲しかった火打石セットを、私は持っていた。
早速、ベランダで試してみる。
カチッカチッ…カチッカチッ…カチカチカチッ…なんか、全然点かない。
一度だけ火花が見えて、おぉっ?となったが、その一瞬だけであった。。。練習が必要??
毎朝、家族を送り出すときは、何気なく「気をつけてね」と言っていた。たとえそれが歩いて5分の学校でも。
やっぱり、元気に出かけて、無事に帰ってきてほしいのだ。知らず知らずのうちに「気」をつけて守ろうとしていたんだなぁと知る。
元気でいてさえくれれば、とよく母に言われるけれど、その気持ちが今はとても分かる。
今まで以上に、ちゃんと「気」をつけられるよう、火打石はしばし練習してみよう。
火打石で、火花が散らせますように。