3月11日(土)の朝、東日本大震災のあった、切ない悲しみの日だからこそ、一人でも多くのお友達に会いたいと思い、いつもより早く穂香を連れて散歩に出ました。
すると家を出てすぐに、なんとオラフ君とダン君に会いました。
「ダン君、ひさしぶり~。おはよう。」
ダン君は、全く吠えることなく落ち着いていて、フレンドリーに近寄ってきてくれました。
引き綱2本が大きくたわむほど飛び跳ねて吠えまくっていた頃よりとても小さい犬に見えます。
オラフ君は、ダン君がおやつを食べ終わるまでじっとおとなしく待っていました。
散歩の途中でお日さまが昇ってきました。
東に向かって、被害に遭われた方々や動物たちのご冥福をお祈りし、
お日さまに、今の穏やかな生活を感謝し、また一頭でも多くのお友達が幸せに暮らせますようにと願いました。
帰り道でアサヒちゃんに会って、ご挨拶をしているところにうめちゃんもやって来ました。
「うめちゃん、おはよう。」
「今日は震災のあった日ですね。」
東日本大震災の話題になると、みんなまるで昨日のことを話しているようで、何年経っても思い出話にはなりません。
12年前、すず姉さんはまだ仔犬で、買い置きのフードがなくなってしまい、
暮れに亡くなったぽこの老犬用のフードを食べてもらったのも昨日の出来事のようです。
3頭は、うれしそうに柴相撲を始めました。
無邪気なこの子達の幸せな暮らしが天災や人災で失われないようにと願ってやみません。
今朝、まだ暗い中で、てんちゃんに会いました。
あら?もう1頭いますか?
てんちゃんは、穂香との久々の出会いにとてもよろこんで、私達に近づいて離れません。
もう1頭は、新しくお迎えした「ラブちゃん」。
てんちゃんがのびのびと暮らせるようにと、もう1頭のお迎えを予定していたてんちゃん家にやって来ました。
「てんちゃん、どうですか?なかよしですか?」と、お聞きしたところ、
「お互い、様子見です。」とのこと。
私は、オラフ君とダン君のように仲良くなれたらいいなぁ。と思いました。
ラブちゃん、よろしくね。