『悲しいって言えば悲しいんだろうけど、言葉にしたら、言葉が気持ちを上書きしちゃう気がしてさ』

あるドラマを観てて、そんな言葉がふと心にとまった。

主人公が亡くなった母のことを思い、元夫に言った言葉。

私は自分が抱える気持ちや思いをずっと言葉にできないまま、ただ時間だけが過ぎていき、ふと思いたって他の方のブログを見ては、書き続けてちゃんと自分の気持ちと向き合っている人達もいるのにな、とどうしようもない気持ちになるばかりだった。

この言葉を聞いて、ああ、それが怖くて自分は言葉にできずにいるんだと思った。

言葉にして自分の気持ちがその言葉通りのものだと認識することへの恐怖。どんな言葉になってしまうかという恐怖。そしてその綴った言葉の重さに耐えられなくなる恐怖。

いつかちゃんと言葉にできる日は来るんだろうか…