私は子どもの頃、一人の人間として扱ってもらった記憶がない。


お母さんにとって子どもは、一人の人間ではなく、自分の言うことを聞いて当然の存在でしかなかった。


子どもがどう感じるか、どう思うかなんてことに興味はなかった。


全て、自分自分自分。


子どもは自分の承認欲求を満たすためだけの存在。


子どもなんだから何でもいいのよ。

子どもなんて何だっていいのよ。

親にごはんを食べさせてもらってるんだから、親の言うことを聞いてたらいいのよ。

あんたらが困ってもお母さんは知らんから勝手にしぃ。


こんな言葉ばかりをぶつけられてきた。


そのくせ、自分の思い通りにならなければ、ただヒステリックに責めてくる。


勉強だって、塾に行かせてくれるわけでもないのに、お母さんの望み以上の成績を取らなければ責められる。


私たちに何かをしてくれるわけではないのに、自分の要求ばかりをつきつける。


そんな子ども時代を私は過ごしてきた。