僕の夏休み。
いよいよ、夏休みが始まりました。
怒濤の一学期が終わり、こうなると一点して学校は静かなものです。
毎日がやがやしている教室も今はがらんとしています。
ー先生は夏休みがあっていいよな
先生って、夏休みは一体何してるの?
ということを私もよく思っていたので
せっかくなのでそんなことを書いてみようかと思いました。
まず結論からいうと、先生はもちろん毎日出勤です。
お給料を頂いているわけですから、
子どもと同じく僕の夏休みを満喫するわけにはいかないわけですね。
ーじゃあなにしてるの?
っていう話になるのですが
基本的には、普段の日常ではなかなか出来ないことをまとめてやるイメージです
外部の研修に出向いたり、
勉強会に赴いたり、
教室環境を整えたり、
職員会議もまとまってあったり、
あとは子どもの健康状態についての書類を作成したり
指導要録という公的に残る書類の整理をしたり・・
教材研究はもちろんのこと、子どもがいなくてもそれなりにやるべきことは山ほどあります。
ただ、もちろん教員にも有給休暇はありますし、子どもがいる間はとれるはずもないので
この期間にまとまってとる方が多いのも事実です。
ー僕の夏休みは。
そこで、私がこの夏にやろうと思ってることをいくつか。
▼一学期で一通り経験した仕事の仕組み化をすること
これがまずがやるべきことかな、と思っています。
基本的にはルーティンワークで日々がすぎていくので、反復して発生する仕事と、イレギュラーに発生する仕事をしっかり把握していくことで
圧倒的に効率よく仕事が出来るなぁという実感があります。
逆に1学期はこれがなかったことで発生しているタスクが非常に多かったなぁと思います。
▼児童の個人カルテ
次に、各個人のカルテをつくること。
学力、生活面それぞれ含んだ個人の特徴・持ち味・課題点を改めて可視化しておく必要があると思っています。
1学期の反省についてはまた別途書いてみようと思いますが
30人児童がいれば、「1対30」の関係ではなくて
「1対1」×30の関係を作るべきだったのに、それがうまくいかなかったことが
大きな課題点だったと感じているからです。
私にとっては30人いる児童ですが、生徒にとっては1人の先生です。
なので改めて一人一人のことを知るための具体的なアクションとして、カルテを作ろうと思っています。
▼学力別の教材研究。
これは2つ目にも関わってくるのですが、やっぱり子どもの学力も2:6:2くらいに分布がされてくるわけですが、
毎時間そのレベルの違う個々に対して適切な措置をするのはちょっとまだ私には難しかったです。
だって同じプリント配って45分で終わらない子と、5分で終わる子がいるのだから。
後半はその歯がゆさを抱えながらきていたので、二学期に向けてそこはかなり重点的に考えていく必要があるかな、と思っています。
ー右も左も分からず過ごしてきて
どれをとっても当たり前のことです。
その当たり前のことが、恥ずかしながら出来ていなかった。
正直学校が始まった時は完全に白紙の状態だったので、
入ってくる情報・起こること
何が必要で、何が不要かがまったくわからない状態でした。
それはプリント一つとってもそうだし、
渡されるタスク、子どもの話、保護者の方の話、授業
その全ての温度感や重さが全くつかめていない状態だったので
とにかくがむしゃらにやるしかねー!!
というのが1学期でした。
なので、その中でかき集めたものをよりスマートにしていく期間になればいいなと思っています。
あ、あと親御さんに御願いをして特別補習を行います。
勝手に言い出したことにも関わらず
保護者の方も、職場の方にも、理解を頂ける方に囲まれているのは嬉しいことです。
3連休をはさむだけで雰囲気が変わる子もいるくらいなので
この1ヶ月半でどんな成長を見せてくれるか、今から楽しみです。